year2065.10/2 Sunday 原作ふく
東京シティ病院でスガイから衝撃の事実を知らされたサラ・小田・ジーク
サラは、朝早く支度をしていた 愛猫も忙しく動き回っている
サラは、言いようのない怒りが込み上げていた
愛する先生が、これだけ苦しんでいる
なぜ、エムが開発したメモリが街中で売られているのか
エムの仕業なのか?
AM8:00大統領官邸
サラは、クレセリアに会う
トントン
「おはようございます、サラです。」
「おはようサラ」
クレセリアが大統領室に来ていた
サラ「クレセさん昨日、スタジオでスガイ先生が倒れてしまいました、その時、どういうわけかUSBログを持ってたんです、
しかも、あれが街中で売られているようなんです」
「なんですと、そうだったの、大変だったわね。エムが開発したUSBログがここで売られているというのは、私も分からないわ」
「少なくとも、エムが開発したログじゃないはず、大連だと思う」
レイはわかりきったようにいう
「そもそも、大切なデータをアメリカにお借ししたのが間違いだわ」
サラは遠回しにジョーダンを否定する
「そうね、申し訳ないわ」
クレセリアは頭を下げる
「いえ、クレセさんが謝ることじゃないです」
大統領室に、
マーガレット・エクセリアス・生田が入ってきた
「おはよう、サラ。
ミラから聞いてるよね?、エムのデータを盗んだのは、アメリカの外交官キムラの兄なのよ
だから、大連の大統領とも接触していたはずよ
大連のメモリは副作用が強いらしいの」
「その副作用を抑えられるものをエムに開発してもらえないかしら」
クレセリアは提案する
「私もそう考えています」
レイも賛同する
「そうですね、マレにもお願いできないかしら?」
サラは決心する
神奈川県横浜市
横浜高校 PM13:00
未来では、日曜日でも学校があるようだ, 月曜日は代休を取るらしい
「マレ、アベンジャーズ映画見に行かないか?」
タケルはマレを映画に誘う
「!見る見る!」
「くいつきスゴ」
モエは苦笑いする
「マレはヒーローものほんと好きだよな、あとマレ、レオがちょっと話があるだってよ」
「あらぁ!ざんね~ん♪」
チーコはマレの顔を見ずにいう
「アハハ、なにこのタイミング(笑)」
マレは気まずい
「モエ、今度のモエの番組にさ、私の好きなルルちゃんが出るんでしょ」
もう一人の仲の良いエミは、ジュース=ジュースのルル推し
「そうなの、ジュースからオファー貰えたんだ♪マナカさんも出るよ!」
「あ、マレってさ、タップダンス得意だよね?、マナカさんは有名ダンサーだし、
Morningのメンバーとしてうちの番組に今度出てほしいな♪」
「え!、マナカさん出るの!、私の推しだし、交渉するね♪」
「あ~♪クラウド様も来てくれないかな~♪クラウド様とマナカさんと超豪華共演なんて夢みたいだな~♪」
いろいろ妄想するモエ
レオが教室に入ってきた
「マレ、ちょっといいか?」
「うん///」
廊下 教室のドアから覗くチーコ、モエ
「今度よ、アベンジャーズ見に行かね?」
「それ、今話してた!(笑)」
「皆で行けるといいね」
レオが言いかけた
マレのスマホが鳴る
「あ、ごめん」
「はい、マレです」
「マレ、こんにちは、今よろしい?大切な話があるの、今日こちらに来てくださらない?」
クレセリアからだ
「はい、分かりました向かいます」
「東京か?」
「うん、大切な話みたい」
「科学者さんは忙しいな、気を付けて行けよ」
「はい!行ってきま~す♪」
マレは敬礼ポーズをする
「マレ、前より明るくなったよね、やっぱりオトコの力ってスゴいわ~、
私も運命の人(男)いないかな~!」
「チーコは面食いだからね~(笑)」
モエは呆れている
マレが、東京へAIタクシーで向かう
新横浜駅
数多の人が行き交う中、
黒いスーツに黒のハットの男が・・・
続く