今こそ言う時なのだろう。さしこは天才であると。こうなることはわかっていたと。
不正だとかしらけるとか言われるけど、アイドルとしての可愛さとか、さしこの場合、
もうそういう次元を超越しているのだから仕方ない。
やっぱり1位ってそう簡単になれるものではなくて、圧倒的な何かと
時勢というかタイミングとか、とにかく15万以上の票に反映される、人々を動かす
絶対的な力を感じずにはいられない。
特にさしこの場合、特定のファンが大量に入れる、というケースはあてはまらない気が
するので、本当に15万前後の人々が〝1票は入れとこう〟みたいな感じで
こつこつと少しずつ積み上げた票数なんじゃないかという気がして、さしこらしく
本当の意味での公正な1位だと私は考える。
とにかく画面に出てくると見てしまう、何かを言えば聞いてしまう、というTVでの
圧倒的な存在感においては、“第二の明石家さんま”ぐらいの人だと思う。
それが全然注目されない歌とダンスの実力に底支えされたものなのだから、
今のさしこの勢いにはあっちゃんだって叶わないと思う。
それなのになんでさしこが、とかさしこのくせに、とか言わせてくれる身近さ、
圧倒的な親しみやすさ。ひょうきんさ。孤高の天才じゃなくて誰からも愛される天才。
それがさしこ。
確かに去年とんでもないピンチに陥ったけど、サクセスストーリーとしてのピンチはチャンスとか
置かれた場所で咲くとかそんな陳腐な言葉では収まりきらないこの一年の軌跡。
さしこが1位になったら面白い、みたいなノリで優子やまゆゆに勝てるほどAKBも世間も甘くないと思う。
さしこでも1位になれたんだから私だって、みたいなのも何か違うと思う。
さしこはさしこでしかなく、誰も予想できなかったけど満を持して、なるべくして1位になったのだから。
私が惹きつけられるのは、いつも困って戸惑っているようでありながら、芯のぶれない仕事への敬意ととにかくテレビに出たいという自分の生き方への執着なのだと思う。
人は本当に好きなことは誰でもこんなにがんばれるのかもしれないと思わせる。
そういう人はとても魅力的だから。
とても楽しそうに人の為に尽くす姿。
あの総選挙で1位になって笑いを起こせる人が一体どこにいるだろう?
あの日産スタジアムでの空気に私は感動しました。
自分の輝きで周囲を引き立たせる、という意味ではあっちゃんと同じくらいセンターに
適任だと思うので、新曲が本当に楽しみです。
コメントが印象的だったのはもっちー。
「順位は下がったけど、私は順位以上の活躍をします」
AKBという社会で生き抜く真意はまさにこの言葉に尽きると思う。
個人での仕事が安定してきていても、それでもやっぱり順位が下がるのは
とても辛く悔しいことだと思うから。
私はもっちーファンではないけど、さらっと笑顔で言い切ったもっちーは素敵で
安心させてくれました。
そしてまゆゆ。
まゆゆはまた誰とも違う次元でもう既に1位なんだから、あの場で1位じゃなくても
別にいいのではと思ってしまう。
UZAが踊れなくても、センターはいまいち似合わなくても、シンクロときめきが
あんなに完璧なんだから、さばドルのしじみ役がものすごく上手で魅力的なんだから、
もう十分そのままでまゆゆらしく、無理なく、
まゆゆがやりたいことをやっていってほしいなと思ってしまいました。
それから、HKTのさくらたんは将来1位をとることになると思う。
とにかくそう思う。
最後に。
ずらっと並ぶ候補者たちを見ていると、内面はどうしても外見ににじみ出るものだ、とわかる。
寒さに耐え、あくびをこらえ、ひょっとしたら呼ばれるかもしれないという期待を打ち砕く現実と向かい合い、なおそこに居続けることへの自問自答を抱えながら、最初から最後までじっと見守り続けた名前を呼ばれることのないメンバーたちがいるから、AKBは成り立っているし社会も成り立っている、ということを
忘れたくない。
- 指原莉乃1stフォトブック『さしこ』 (講談社MOOK)/講談社
- Amazon.co.jp
- 恋するフォーチュンクッキーType A(通常盤)(多売特典なし)/キングレコード
- Amazon.co.jp