今日はまず見積のタイミングんついて書いて行きたい。まず、貸借対照表日において減損テストが行われたのであれば、将来キャッシュフローの見積は基本的に貸借対照表日の状態に基づいて将来キャッシュフローを見積もることになる。それはいかなる評価についても飽くまでも貸借対照表日時点におけるものでないといけない。例えば貸借対照表日以降に例えば企業が売却を決定したとしても、それは貸借対照表日における評価には影響を与えないものとする。
あと、AROの影響についても述べて行きたい。基本的に資産の帳簿価額にAROの係る資産が含まれているとしても、ARO債務およびAROに係るキャッシュフローは減損テストの将来キャッシュフローからは除外する。また、environmental exit costとは何かというと、仮に耐用年数が到来する前に会社が固定資産を除却するとして、その除却について費用が発生する場合はそれを将来キャッシュフローの算定に含むべきであるということである。
さて、割引前キャッシュフローが算定された後に、その割引前キャッシュフローの合計額と固定資産の帳簿価額を比較する。割引前キャッシュフローの合計額が対象の固定資産の帳簿価額を上回れば、回収可能性があると判断される。しかしながらその逆の場合は減損の対象となる。そして公正価値を算定し、算定された公正価値が帳簿価額を下回ればその差額が減損損失の金額となる。