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今日はロールフォワード手続きについて書いて行きたい。ロールフォワード手続きとは、期末日以前に残高監査を行い、その残高に対する意見を期末日まで引き伸ばす手続きのことである。例えば期中の時点から期末日までに監査を行った勘定科目に変更があった場合は、その変更があった部分に焦点をあてて手続きを行ったりする場合がある。基本的に下記の手続きを行う。

· 期中時点と期末日時点の残高の増減分析

· ロールフォワード期間における分析的手続きまたは詳細テスト

· 期末におけるカットオフ手続き

ロールフォワード期間をどれくらいにするか、またどのような手続きを行うかは監査人の判断による。基本的にその勘定科目のリスク評価の一環として、統制に依拠しているか否かによって手続きの範囲も変わってくる。例えば統制に依拠している場合の手続きは売掛金の例を取ると下記のとおりである。

· 期中時点と期末日時点の残高の増減分析

· 総勘定元帳と補助元帳の突合

· 分析的手続きを伸ばす

例えばロールフォワード期間が長い場合は、下記の手続きを追加することを検討する。

· 売掛金の月次の増減表を分析する

· 追加的な分析手続きを行う。

また、統制に依拠してない場合のロールフォワード手続きなのだが、原則その期間は短い。基本的にその勘定科目の増減表を入手し、異常な項目がないかどうかを検討し、証憑突合も検討する。