ある物事について、
何も知らない人が
その道の経験者や先輩
いわゆる先達から
教えてもらうことってありますよね。

そんな時の上達への近道は唯一つ。

まずは、言われたことをそのままやること
だと思います。

これをこうして
ここはこうして
こっちはこうして・・・

それを言われたとおりにそのままやること。

真似すればいいだけ。

逆に上達を妨げるものはといえば、
自分で勝手にアレンジすること。

『言われたままをやるだけでは
 脳がないと思われるかもしれない。
 だから自分らしさを出しちゃおう。』
とか考えて指示したことと違うことをやってくる。

それをやっていると
仕事が進まないし上達しません。

そこには、
「自分らしさ」
とか、要らないんです。

要るのは、素直さ。

まずは、言われたとおりにやる。
それから、自分なりにアレンジを加える。
そして、自分だけのやり方ができていく。

守破離
とはよくいったものです。
道を極めようとする人の
成長過程に必要な概念です。

型を応用して創造していく。

守をすっ飛ばして離にいこうとするから
いつまでたっても成長しないのです。



私がスピーチ講座で受ける質問で
こんなものがあります。
 「アドリブで喋れるようになるには
  どうすればいいですか?」

答えは決まっています。

地道な基本の積み重ねの先にしか
アドリブは生まれません。


チャンチャン