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皆さま、こにちは。牧歌ブリ吉でございます。
蘇る格のランド(蘭)、スコットランド。なんだか判ったようでよく判らない意味合いですが、UKのトーホグ地方とも言えるスコットランドの魅力に少し触れただけで、ブリ吉は英国に戻りたくなってしまいました。
と言うのも、去る3月16日、英国大使館大使公邸で、スコットランド開発庁様と英国政府観光庁様との共催で、スコットランド観光局会長訪日の記念レセプションに参加して参りましたのです。
参加させて頂いた以上は、読者の皆様にスコットランドの魅力をお伝えしようという気概で臨んで参りました。
当日は、連ドラ「マッサン」に出演された漫才師西川キヨシ様が来館され、ネタを使った上手なスピーチと乾杯の斉唱をされ、出演者のシャーロットさんたちを絶賛されておられました。NHK様のダイレクター様のご苦労話から、スコットランドロケでの意外な経験を知らされるにつけ、ブリ吉も何度か足を運んだことのあるスコットランドが脳裏に蘇って来ました。
【画像がボケて申し訳ありませんが、全部スコットランド産です。日本産の吉田シェフの手加減で、どれも絶品の食事になりました】
ブリ吉は商社マン、航空会社マン、旅行社マン、そして一般旅行者としてスコットランドを訪れたことがあります。
それぞれ目的が異なるのですが、総じて経験し、感じたことは、「スコットランド人はとても人柄がいい」「メシは意外に旨い」「スコットランド人のアクセントで気持ちが和む」「エジンバラ城の荘厳さに圧倒された」「ドライブできる平地のレベルで日本の八方尾根に相当するパノラマが広がる」「道路がやたらと羊に占領される」「ウィスキーは日本に売られてないトンデモない旨いのがごろごろしとる」などなど…ということでした。
【プロクトンのメインストリート。最北端のヤシの木】
このスペースに立ち寄られる皆さまにあっては、旅行経験が最も役立つのかもしれませんが、先日の記事でも述べたようにブリ吉の旅行スタイルは、「観て来て終わり」ではなく、触れ合い型、体験型、テーマ別です。スコットランドを楽しむにはやはり現地の人々と触れ合ってこそ、原風景や体験自体に味付けされ、皆さまそれぞれの思い出の旅になるのではないだろうかと思うのです。
Britain Parkの案内でも、「英国王室ゆかりの地を巡る旅」の特集として「スコットランド編」には、6日間で楽しめるスコットランドの旅が紹介されています。
Day1 スコッチ・ウィスキー体験
Day2 エジンバラ終日観光
Day3 セント・アンドリュースで過ごす一日
Day4 ロイヤル・ディーサイド
Day5 スターリングとグラスゴー
Day6 列車でロンドンへ
これだけの日数があれば、定番のスコットランドの全域に行くことが可能です。
しかし、ブリ吉がお奨めするのは、ヤシの木の最北端の街プロクトン(plockton)、懐かしさを感じる風景のスカイ島、ハイランドのウィスキー蒸留所巡り、海岸沿いの小高い丘の上の廃墟となった家の跡、海岸、河川敷などです。車を駆って2週間は掛かります。
【白い砂の海岸がめっちゃ綺麗ですが、真夏でも冷たくて泳げません。カムチャッカ半島と同緯度】
この中でも、特に印象的だったのは、プロクトンやスカイ島の小高い丘から崖下の海岸を見下ろす光景です。
25年以上前のこと、夏なのにグレイ色をした海上に現れるオットセイたちが、楽しそうに泳いでいる光景が目に入って来ました。アノラックに身を包んだブリ吉と妻は丘の芝生に寝そべって、長い時間オットセイたちのその姿を眺めていました。
【画像は友人からの貰いものですが、友人夫婦でこの景色を眺めていると、このオジサンがオットセイの生態について延々と語りだしたそうです】
人間も動物も変わらないんだなあとか、あいつらもこっちを眺めて同じことを語っているのかなあとか、いつものんびりしているわけではないから、あのように楽しそうにしている時間が彼らには大事なんだろうなあとか、楽しい想像を巡らせる機会になったことが、今にしてみれば一番の思い出になっています。
あえて、25年前と述べたのですが、実は今でもこうした光景に出会える可能性がスコットランドには残っているのです。
レンタカーを借りるとその可能性はさらに広がります。一度、お試しになっては如何でしょう？
ブリ吉でした。
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