当面の目標(資格試験編) | 合格への道のり("3つの道"編)

合格への道のり("3つの道"編)

これまで20年以上勤務した国家公務員を辞職し、2022年12月からは受験生、実務家(士業)及び講師の3つの道を歩みますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m。

皆さん、こんにちは。

リーダーズ総合研究所・講師の板野です。

 

29日(木)は台風10号から遠く離れた関東でも大気の状態が不安定で激しい雨が降り続けており、入間川では氾濫の危険性が非常に高まって警戒レベル4に相当する反乱危険情報が発令された模様です。

 

幸いにも自宅周辺には大きな河川はなく氾濫による被害の心配はありませんが、今回の台風10号は各地に甚大な被害をもたらしており、従業員(+その家族)の安全を考慮し、私の事業所では29日午前に臨時会を招集。在宅勤務について決議した後、従業員に一斉メールを配信して午後から可能な限り在宅勤務(テレワーク)を推奨しました。

 

したがって、30日(金)の出勤者は私を含めた極少数で大半は在宅勤務中。台風の影響が落ち着くまでの間、当該勤務体制を継続します。

 

奇しくも9月1日は防災の日

今回の在宅勤務を推奨するにあたって、従業員宅の通信設備(出力設備含む)の設置状況や緊急連絡網の整備など、新たな課題も判明したので、改善すべく早速秘書に指示を出しました。

 

また、この機会を捉えて数名の若手従業員と私が自らZoomミーティングを主催しました。

普段若手従業員と業務上接する機会は皆無なので最初は遠慮気味だった従業員ですが、話すきっかけを作ってあげると業務(体質)改善策や新規事業の提案など、次々と貴重な意見を聴くことができました。

 

こうした取り組みを通じて、若手従業員のパーソナリティを把握できたのは大きな収穫だし、今後も定期的に継続していきたいと思います。

 

さて、30日(金)は早々に仕事を切り上げて夕方からプライベートの時間を確保することができたので、11月中旬に受験を予定している「資格試験(=貸金業務取扱主任者試験)」について学習戦略を検討しました。

 

なお、11月は同時期に「行政書士試験」も受験しますが、こちらはあくまで講師として受験するのであって、当日夜に配信予定の「本試験速報会」での講評に役立てるのが目的です。

 

貸金業務取扱主任者は、貸金業法上、営業所等において一定数配置する必要があって、現在の資格保有者が1名、来年3月末で定年退職する予定となっているので、事業継続のためには不可欠な資格であり絶対に落とせません。

 

今回は他の従業員も数名受験しますが、その中の誰かが合格すれば良いという発想(他人任せ)では受験者全員が共倒れするリスクが非常に高くなるので、自己が絶対に合格するという気概で学習に取り組む必要があると思っています。

 

昨年の同時期に受験した海事代理士試験やマンション管理士試験は共に約1ヶ月の学習期間で乗り切ることができましたが、今回は同時期に行政書士試験が実施されるので講師として受験対策や応援メッセージ等を作成する必要があるだけでなく、経営者として慣れない業務を多数抱えている(こっちの方が遥かに重い)ので、一定のまとまった時間を確保するのは非常に困難な状況だと思料しています。

 

そこで、これまでとは違った学習スタイルで早め早めに学習に取り組むべく、学習戦略を立てることにしました。

 

  試験概要

「令和6年度貸金業務取扱主任者資格試験実施要領」によると、試験概要は以下の通りです。
▼実施要領

 試験日

・令和6年11月17日(日)
 

 試験時間

・13:00~15:00

 

 出題範囲・出題数の目安

(分野①)

・法及び関係法令に関すること(出題数の目安:22~28問)

(分野②)

・貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること(出題数の目安:14~18問)

(分野③)

・資金需要者等の保護に関すること(出題数の目安:4~6問)

(分野④)

・財務及び会計に関すること(出題数の目安:2~4問)

 

 出題形式

・4肢択一による筆記試験

 

  出題傾向を踏まえた学習戦略

 近年の出題傾向

・分野①:出題数27問(内、貸金業法関連が24問程度※)

・分野②:出題数15問(内、民法が13問程度※)

・分野③:出題数 5問

・分野④:出題数 3問

 ※貸金業法関連+民法だけで37問程度(/全50問)

 

 合格基準点・合格率

・合格基準点:30点前後※(/50点満点)

・合格率  :30%前後

 ※過去において合格基準点が35点を超えたことは一度もない

 

(参考)ー過去5年間の傾向(合格基準点/合格率)

・令和5年度:31問/31.0%

・令和4年度:28点/26.6%

・令和3年度:31点/32.2%

・令和2年度:33点/33.9%

・令和元年度:29点/30.0%

 

 学習戦略

出題傾向及び合格基準点などからわかるのは、貸金業務取扱主任者試験にとって主要分野は明らかに①であり、特に貸金業法からの出題がメインとなっていることです。近年の出題数は24問程度と全50問中約半分を占めております。

 

すなわち、貸金業法の出来が合否を左右する試験だっといっても過言ではなく、この傾向は宅地建物取引士試験と似ており、業法の得点率が勝負の試験となりそうです。

 

30点前後が合格基準点であることを踏まえれば、まずは貸金業法関連※に力を注ぐのが効率的な学習ですね。

※貸金業法の他、以下を含む

・貸金業法施行令

・貸金業法施行規則

・貸金業者向けの総合的な監督指針

 https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kashikin.pdf

 

(使用教材)

・貸金業法

まず(市販)テキストを通読して全体像を把握した上で、「逐条解説貸金業法」を活用して重要条文の読み込みを行う予定です。これはマンション管理士試験でも採用した学習法ですが、実務にも通ずる実践的な学習法だと考えております。

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・民法

民法は出題範囲が広く(条文数が多く)、せっかく学習した知識が抜けやすいので、過去問を分析し、出題数の多い分野(債権法)を中心に記憶の忘却を防ぎます。使用教材は資格スクエアのテキスト(司法試験予備試験向け)を考えております。

 

  具体の学習計画立案に向けて

明日からの1週間でアプリケーションを活用し、自己の可処分時間を計測します。

 

その結果を踏まえて具体の学習計画を立てる予定です。その際は可処分時間の属性に応じて学習内容を決めます。具体には可処分時間を、

①1時間単位のまとまった時間

②昼休憩時間

③電車等の移動時間、等に分類し、各時間内で適した内容のメニューを当てはめます。

 

私の可処分時間は、現在のところ③>②>>①なので、インプットの時間確保が最大の課題のように思います。

(勉強時間記録)

8月31日(土): 45分

9月 1日(日): 30分

9月 2日(月): 30分

9月 3日(火):120分(事業所の休業日)

9月 4日(水): 60分

9月 5日(木): 45分

9月 6日(金): 90分(事業所を妹と交代で休暇)

合計      :420分

         (1日平均:60分)

 

なお、計測期間中は1日何頁などと目標を定めず、(市販)テキスト中の貸金業法関連を読み込むことにします。

 

いずれにしても、これまでと同様、本ブログでフォローアップしていきますので、今秋に資格試験の受験を検討されている方は一緒に頑張りましょう!