毎年このシーズンになると新入社員研修をいくつか行います。したがって3月最終週は準備に追われるのです。社風や重点を置くところをよく理解しているつもりでも、資料や段取りを組立てながら新しく気付くことも多く、再認識するには私にとっても良い機会なのです。
私の仕事で一番怖いのはマンネリです。お客様と長く付き合えば付き合うほど惰性で仕事をする。もたれ合いと言うか・・。取り組みの成果に時間の差はあれども、なんのアイデアもでないような状況はよろしくないわけです。状況を観察しながら次々とアイデアを出していくことが何らかの発展を生むかなと考えています。先日、情報交換をする福岡の社労士Kさんは、コンサルを語る人ほどいい加減だみたいなことを言っていましたが、確かに先生でもないのに「先生!」などと呼ばれるとのぼせあがりそうになる自分もいます。自分でコンサルチックであると感じるとそれはとっても危険だなあと思っています。並走支援でクライアントと同じ温度で考えて行動していくことを忘れずに行きたいと思っています。
さて、各企業にとっては新人は毎年この時期に入ってくるいわば既定の行事の一つかもしれませんが、新入社員一人一人にとってみたら人生で一回こっきりのこと。彼らの新しい門出を、華々しくと言わずとも「ウェルカム」な気持ちで迎え入れる体制づくりは採用活動をしている組織のひとつの責務。外部から効果的に演出できるように細かく考えていきたいと思います。
研修の中身は実務的なことの前に”それを吸収できるような姿勢づくり”を行う必要があると思います。入社前に人間関係をつくっておくことは非常に重要と考えています。すべての土台は人間関係の構築。マニュアルがないゆえに難しいことは確かですが、互いに人間、しかも同じ国の言語を喋る(ことが多い)。わかりあえないことはないと思います。べきべき発想をちょっと置いておいて、特に受け入れる側はどうすることが一番効果的かを優先に接する事をお勧めします。手段はあらゆることが考えられます。
また、期せずしてこの時期は来年度採用も重要な局面です。運営支援する側としては少し先読みしながら起こり得る状況を想定して進めていきたいと思います。春、長い長い冬の後に待ちわびた季節です。私のように社会人20年生も、1年生から様々なことを吸収していきたいなあと思っています。
結局は、起こることに意味付けしてすべて自分のためにやることが良い方向に導けるコツかなと考えています。