関与先中途案件始まりました。合説とセットのものなのでまずは媒体の運営から・・。なかなか考えられた媒体でいわゆる「イマドキ機能」が満載。スタートしたばっかりなのでなんともいえませんが、しっかり運用&活用していきたいなと思います。
しつこいようですが、今春新卒の正社員就職は10万人以上が果たせなかったという事です。社会的に由々しき問題なのは周知の事実ですが、なんでこんなことになるのか・・。私はハローワークの近くに住んでいますが、9時を過ぎれば既に巨大な駐車場は満車。入口にも人が溢れかえっています。大学に聞いても未就職者が相変わらずごまんといるようですし、企業と言えば通年で募集をかけている。まったく怪奇現象といえるほどのミスマッチぶりです。
しかし、具体的なところに目を向けると、求職者側には「自分はまったくのゼロからのスタートで今から修行をして一人前になるんだ!」という気概が、大袈裟な話ではなく、どうも足りない気がします。一方、企業側には「必要なのは即戦力。そして価値観の100%一緒の人。それ以外はいらない!」という棒高跳びでしか飛べないハードル設定。資格や経験の必須な仕事ならともかく、新卒・中途関わらずある程度「遊び部分」の許容がなければ金太郎飴的な組織になってしまうのではないでしょうか。今の価値観が極端な話、来年通用するかわからない時代です・・
前者求職者側は、「させてもらう」「はたらくフィールドを与えてもらう」といった「その組織では、まだ何者でもない自分」の自覚が必要だと思います。意見や意思を言う前に、すべき課題をクリアしていくこと、これに尽きると思います。中途選考をたびたびお手伝いに行きますが、面接対象者の経歴を拝見すると、最初の仕事が一番長く、職歴を重ねるごとに勤続年数が短くなっていく傾向があります。敗者復活しにくい日本と言う社会の風土の影響もないとは言えません。しかし、「こんなはずじゃない。自分の価値はもっと高いはずだ!」という限定的なモノサシで自己評価しすぎの傾向があるのではないかなあと思います。社会では評価は周りがしてくれてはじめて本物と言えます。採用と言う場面でも他者が評価して合否を決めるわけですからまずはその関門をクリアしていく必要があると思います。入社すれば前述したとおり、ゼロからのスタートであることを自分に言い聞かせられるかどうかです。
後者企業側は、数多の企業の中からなんらかの運命的な縁で自社にやってきた目の前の対象者にどのような思いを描けるかが最大のポイントです。選考してやろうなどという気持ちだと適切な人は採用できないでしょう。有意義な時間を演出するために選考にも準備が必要。ちなみに私は前日までに質問事項を準備しています。そして、入社後の受入をどのようにしていくかを深く考えておく必要もあります。放置に近いOJTでは、「あいつはだめだ」などという意味不明な理由で投げ出してしまうのがオチです。だめなあいつを入社させたのではなく、イケると思ったあいつにダメというレッテルを貼っているだけなのです。本当にダメなら入社させなければいい。
面接や選考に必要なのは敬意。互いにこれを持って謙虚にすすめれば、偶然の要素が強かった縁も、強固になっていくのではないかと思います。営業職は営業成績を上げることが最大の使命、事務職は的確な処理がその存在意義、それは間違いありません。しかし、入社してくる新人に仕事を教えることも同じくらい大事な仕事なのです。もし、あなたが5年目の社員で1年目と同じような作業が未だ自分のやることとして時間を圧迫しているのだとしたら、それはあなたより社歴の浅い社員がいないか育っていないかのどちらかでしょう。「いや、それは自分の役割ではないから・・」という言い訳はちょっと置いといて、「全社員戦力化」に意識を向けてみましょう。新人を定着~育成することは、自分の生活を成り立たせている会社への帰属意識であり、自分のアイデンティティにもなり、新たな創造を生みだす原動力になると思います。
互いに敬意を持つことこそ雇用における負のスパイラルを減少させると思います。まさに”権利を主張したくば義務を果たせ!”なのです。