週のスタートです。桜もすっかり散り、本日の空模様は今にも降り出しそうな曇天です。昼から打合せに行くのに車から社屋までの濡れない方法を今から思いめぐらせています・・
少し前、某社本年度の新入社員の方に意識アンケートをしました。その中の項目に「仕事はなんのためにしますか?」というものを作りました。ある新人の方の内容には「しあわせになるため」と書いてありました。仕事を通じてしあわせになるためを目的意識にもっていると、おそらくどんなことも自分のプラスにすべく取り組めることと思います。そして、まだ走り始めたばかりの社会人ピカピカの一年生に、自分も「はっ」とさせられたのでした。
さて、報・連・相とは、もう使い古されたような表現ですが、形式ばったビジネスマナーとしてだけでなく、気をつけて日常を見渡すとあちこちに溢れ返っています。昨日もラジオで福山雅治が”まさこ”になって「組織人には大切なことよ~」と言っていましたが・・新入社員研修では、折に触れ話す内容ですが、思わず顧客満足にも応用できるものなのだと実感したことが、つい先だってありました。
よいことなので店名を出しますが、うちの子大好きフジグラン松山店にある「どんと」での話。たくさんの飲食店のあるグランですが、老若男女が集う場所において、幅広い年齢層にウケる場所はなかなかありません。そこでこの、フジファミリーフーズ系「どんと」なのですが、当日の私のグループは、2歳の娘、69歳の義母、92歳の祖母、そして私たちアラフォー夫婦といった面子。「蕎麦がええな(義母)」「とんかつ(祖母!)」「おこさらんち(お子様ランチ)」「なんでもいい」とバラバラ。もう「どんと」しかありません。
店の前まで行くと生憎並んでいます。それは昼時、しかも同じようなファミリー層。入口の名前書く欄に「5名・テーブル席」と書いて店外ベンチにて待機。これは長く待ちそうだなあ・・。
ところが、さくさく人が入れ替わっていく様子で次々待っている人が減っていきます。待ち始めて5分くらいだったでしょうか?女性の店員さんが出てこられて名前を呼びます。そして「誠に申し訳ありません。先にお座敷が空いたので前後するのですがあちらのお客様を先にご案内してよろしいでしょうか?」とのこと。もちろんどうぞどうぞと言う話で、うちより一つ後に来たファミリーが案内されていきました。
店内ベンチで更に待って3分ほど。満員の店内はあたふたしているにも拘らず、また、先ほどの店員さんが現れて「あと少しで空きますのでしばらくお待ち下さい。お待たせして申し訳ありません。」
その2分後くらいに「お待たせいたしました。」と案内されたところは、車いすの祖母と動きまわる2才児にも配慮したどこよりも広いスペース。すぐに水を運んでもらって「大変お待たせいたしました。」とまた一礼。各自のニーズに合ったメニューはもちろんのこと、とっても気分よく食事ができたのでした。
店員として当たり前ではないか!と思う方もいるかもしれませんが、もし、この女性店員さんが「お待たせ具合の進捗」を私たちに連絡してくれなければ、10分超、放置された事になります。さすがに「遅いなあ」となるでしょうし、お待たせした事実に対して店側の誠意が感じられて、食べたものさえも美味しく感じる(もちろんもともとおいしいのですが)、よく教育されているのか、この方独自のスキルなのか、とにかく、「これなら待ってもまた来よう」という気持ちになります。
ビジネス上の礼儀としての様々なマナーがありますが、こういった本当にちょっとしたことを確実に行う方がいると、お店も繁盛するでしょうし、本当の意味で顧客満足に寄与していると思います。そして、仕事を通じてご本人もやりがいや向上心を持つことができて「しあわせ」になるのではないかなと思いました。
そうです。仕事は人のためならず。誰あろう自分のためなのです。