2011年度新卒対象のみなさんは、エントリーや自己分析を進めている事と思います。
ところで「就職協定」という言葉をみなさんはご存じだろうか?
http://www.job-getter.com/3interview/Dictionary-s02.htm
かつて、就職活動は4回生の秋頃から始まっていたのです。びっくりしますよね。ただ、97年に廃止になるのですが、後期は形骸化していたようにも思われます。私は92年卒ですが、6月の末にはいくつか内定がありました。青田刈りなどという言葉もさかんに使われていました。
その後、現在のリクナビを中心としたインターネット主体の媒体の変化が進み、そのスタート時期も前へ前へと来てしまったわけです。3回生の6月頃から取り掛かる人も多いようですが、それが正解かどうかはよくわからないですね。少なくとも道義的にはどうなのでしょうか?
現在も、倫理憲章なるものが経団連中心に存在します。
http://shushoku.jp/ethics.html
適切に運用されているのかどうかは賛同企業によってまちまちですが。いずれにしてもこれも企業のブランディングの一環になっているとも感じます。
良い学生を早く獲得したいという企業の利益、就職媒体の広告収入を得るために前倒しになっている情報開示の時期設定の本質的な意義、それに合わせて踊らざるを得ない学生の悲哀。一体なにが正しいのかはよく分からないのではないかと思います。
しかしながら、就職は人生の一大イベントに違いありません。だからこそビジネスになり得るのです。婚活しかり離活しかり。だから情報に踊らされずに自分の人生の方向性を決めていくべきなのです。つまり、行動を決めるのは自分です。すべての情報はあなたの目的を達するためのツールにすぎないのです。それを取捨選択すること、客観性を持つこと、自分の長短所に気づくこと、流されずにこういったことを学んだ人の就活は、少なくとも成功と言えるのではないでしょうか。
今のご時世、社会に出ても情報をうまく得て使いこなすことが求められますので、トレーニングだと思って取り組んでみてください。アドバイスとしては、医療の世界でも「セカンドオピニオン」と言って、主治医以外の医者の意見も聞くことが重要視されていますので、多くの視点を参考にすることでしょう。ただし、思考は他人に預けないように。自分の人生なのです。