そして学校は今。 | かんがえる蛙

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今春(平成20年度)新卒の内定率割合は86.3%だそうです。前年から2.4ポイントも下回り、短大生にいたっては75.8%という状況。


各学校もキャリアセンターなどと銘打って1回生からの就職意識啓発に躍起になっているところも多く、面接対策、SPI模試、エントリーシートの書き方講座など、活発に動いています。就職率の低下は明らかに学校としても死活問題で「卒業しても行き先がない」のでは現実問題として魅力は皆無に等しいです。


何校か訪問させていただいて気づくのは、採用窓口の先生や職員の方が情報収集や企業訪問に必至で動かれているということ(中にはまったくしてないところもあり、これはこれで驚きますが)。少子化で入学生自体が減り、学校運営自体にテコ入れをしているところ。学生と向き合って必死で「現状」を気づかせる努力をしているところ(エンジンがなかなかからないですが・・)。メガサイトの合同セミナーにも顔出しを欠かさず行う先生もいらっしゃってこればっかりはその先生の情熱の温度差もあるのかなと思います。


ただ、私の住んでいる愛媛県では都会部と違って学校名で判断するようなことはほとんどなく、その点、企業は本質的な選考をしようとしているところが多いのかなと思います。もちろん地元募集案件は圧倒的に少ないので、学生自身もフローに乗る企業を厳選する必要がありますが。


今年は合同セミナーに頼らずに動き出す学生が多かった印象です。意識醸成はその活動以前に高めているのは間違いないです。学校側の一所懸命な取り組みも生きているのではないかなと思います。例年通りこのゴールデンウィーク前後で内々定の最初の波が来るのでしょうが、そのあとの取り組みもまた学校にとっては課題だと思います。


各社一斉の採用活動を崩していくことが、現状打破のためには、やっぱり先決なのではないかなと思います。


20年以上を親が投資し、教育を学校が預かり、ついにはばたく若者にとって何が一番よいのか?ひいては国にとっても何がよいのか?解決策を考えていかなければならないのだと思います。