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インド

インドのことを綴っています。

ネパールで地震がありインドも一部被災しましたが私の住む西部ムンバイは平気です、ご心配なく。

最近は暑季に入り、日中35℃ぐらいと非常に暑いです。
外に1分以上突っ立っているだけで汗がじわじわと出てまいります。
暑いのは嫌ですが、ビールが美味しく飲めるということでプラスに捉えます。


そう、最近変わったことといえば、ムンバイ含む一部地域で牛肉の販売・所持が禁止になりました。

元々宗教上の関係で、インド人はほとんど肉を食べないんですが、ムスリムや在印外国人はバリバリ食べますので普通に牛肉も売っていました。

しかし、牛を神聖視するヒンドゥー教徒の票を集めるため、極端な政治家たちが勝手に牛肉禁止令を発布してしまいました。
要するに、神聖な牛を殺させないようなルールを作ったからヒンドゥー教徒の皆さん私達に投票してくださいね、というやり方です。
ただ、畜産農家や精肉屋(大多数はムスリム)は仕事が無くなってしまうのでタダ事ではありません。
最近は彼らが牛肉禁止反対デモをあちこちで展開しているといった状況です。

もともと印度の牛肉は質が悪くそんなに美味しくはないので、別になければ無くてもいいんですけど、しかしますます肉を食べる機会が減るというものです。

最近の食生活はほぼベジタリアンといっても差し支えないほどに貧窮を極めています。


朝:ヤクルト一本飲んで終わり、たまにプラスコーンフレーク
昼:カットフルーツ、サラダ、たまにチキンサンドイッチ
夜:何食べてたか覚えていないほど、食べることが少ない

栄養失調気味ですが倒れないように生きていきます。

夏の一時帰国に向けて早くも食べたい物リストを作成し始めた今日この頃。



泊まっていた宿でガンジスの日の出を見るツアーを催していたので参加することに。
翌日朝五時起床で宿のロビーに降りて行くとぞろぞろと他の人も集まってきて結局15人ぐらいで移動。

ガートでボートに乗り込み、インド人の船頭にオールを漕いでもらい、川を向こう岸に移動します。
その途中で真っ赤な日の出を見ました。

日の出

さすがにガンジスで見る朝焼けは雰囲気あるな……。

そんなこんなで15分ぐらいかけて向こう岸に到着。

川の向こう岸はただの砂浜が広がっているだけで人気はほぼゼロ。
というのも、こちら側の川岸は「不浄」とされているからだそうでして。

向こう

今来た反対側の岸を振り返ると、こんな早い時間でも人が沐浴を行っています。
さすが聖地なだけあって、敬虔な宗徒が多いです。
日本ではこんな宗教的聖地ってあっただろうか、比叡山とかがそれになるのだろうか……。

そして1時間半ちょっとでツアーは終わり、そのあとは適当にその辺を散策することに。

火葬の現場をひたすら観察したり、ラッシー食べたり、なんちゃって日本食レストランで天ぷらそばっぽい何かを食べたり、某長寿漫画に出てくる「日本人のクミコさんという女性が経営してるホテル」を発見して驚愕したり、ひたすらにぶらぶらとしてました。


このチョコバナナラッシーが異様に美味でした

途中、小路で牛同士の小競り合いに巻き込まれそうになったりしましたが、まあご愛嬌。


そして夜。
一番大きいガートで「プージャー」なるよくわからない儀式が行われるというので、見に行ってみることに。

インド人も外国人も大勢の人が集まって見守る中、5人のインド人のダンサーが音楽に合わせて舞を踊ります。
特に前情報無しで行ったので正確には何の儀式かはわかりませんでしたけど、おそらく川の神様に祈りを捧げているんじゃないかなと。

プージャー
プージャー2


そうしてガンジスの夜は更けていき……、私はその翌朝バラナシを去りました。
願わくばもう少し滞在していたかった……。
多分4,5日居たほうがもっと面白いものが見れそうな気がしました。

さて、今回はビビって沐浴できませんでしたが、いずれ日本に本格的に帰ることが決まった時には、この国でこびり付いたカルマを全て洗い流すために再訪する予定です。

多分そのまま日本に帰ったら何らかの裁きを受けそうな気がしますので。

【今回の総括】
これでタージ・マハルとガンジス川というインド2大観光地をクリア。
さて次はどこへ行こうか……。
かの女優・長澤まさみはガンジス川でバタフライをしたという。
長澤まさみにできて、私にできないことはない、現物を見るまで私もそう考えていた。


……しかし、現実は厳しかった!

沐浴ぐらいナンボのもんじゃいと思っていたけれど、これは入ったら確実に強制病院送りどころか強制帰国扱いになる、私の直感がそう告げていた。
そして、ついには両手だけ水に浸すというチキンっぷりを遺憾なく発揮してきたのであります。
しかし、少なくとも両手に蓄積されたカルマはどこかへ流れていったはず……。
これで今後は抱いたはずが突き飛ばしたり、撫でるつもりが引っ掻いたりすることもないでしょう。


そんなわけで、ガンジス川で有名な街バラナシに行ってまいりました。


金曜日がホーリーという祭日だったので三連休を利用しての一人旅。
ちなみにホーリーとはバックパッカーたちの間では有名な色水かけ祭り。
悪霊を払うために汚物をぶつけあっていたインドのどこかの謎の慣習が、衛生的にアレなのでいつしか色水のぶつけあいになったとかいう謎のイベントです。
近年では色水にペンキを使用して、それが目や口に入るから危ないということでオーガニックな顔料を使いましょうというルールに変わってきているのだそう。
毎年3月のとある日の午前中に行われ、ここガンジス川の街バラナシでもインド五指に入るほどの盛況ぶりを見せます。

……まあ、私は参加できなかったんですけれど。
この日の午前中飛行機乗ってたから。

ただ、あとで話を聞く限り(少なくともバラナシでは)参加できなくてよかったなと思いました。
なぜかって、インド人VSバラナシに来た外国人軍団で大喧嘩、というか紛争が起こったらしく怪我人続出の阿鼻叫喚地獄絵図が展開されていたらしいので。

私がバラナシの街に到着した時は、まさに祭りの終わった後でしたが、熱気の余韻が街を包み込んでいました。
どこもかしこも三原色でカラフル。犬や牛ですらもなんかカラフル。

とりあえず宿にチェックインして荷物を置いた私は早速ガンガーを拝みに行きます。

夕方
なるほど、これがガンガー。
思ったより普通だ。ここから見るとそんなに川も汚く見えない、むしろ綺麗だ。

……いや、でも近くで見ると汚い、なにこれきたない。


ひとまず、ガートと呼ばれる階段上の川べりに腰掛け、人間観察に勤しんでみる。

するとどうでしょう、どんどん意識が高まっていく。
瞬間的には、目黒近辺のカフェでMacBookをドヤ顔で広げている人々よりも意識が高くなったような錯覚に陥る。

子供がいきなり目の前に現れて額に「インド人が額にしている赤いアレ」を塗りたくって来た。
「10ルピーな」
なんという押し売り、商魂たくましいな。
赤いそれは顔料で、結構ヘビーに付着しているため少し指で拭うだけでは落ちません。

こども
いい笑顔だけど中身は立派なインド人

まあ勉強代だと思って10ルピーを渡す。
するとそれを見ていた他の子供達も寄ってくる。
さすがにもうこれ以上はいらないというと「バーカ」とかめっちゃ流暢な日本語で喋ってくるけど君たち本当にインド人か。

他のガートに歩いてみると人間の死体が焼かれている。
この光景を見たバックパッカーたちの8割は、その後、生と死に関する深そうな発言をブログやFacebookに書き込んでしまう現象に見舞われるという。
そういう方々が散々代弁してくれているので私は敢えて何も言うまい。

……というのも味気ないので、私もなんか深いことを書いてみます。
せっかくの機会ですしね!

焼いている時、懐かしい甘いような匂いがしていました。
小学生の頃の林間学校のキャンプファイヤー的な匂いというか。
人間って焼いたら相当臭いんだろうなあと思っていたんですが、それだけちょっと意外でした。
あと焼き肉食べたいなあと思いました。


……ダメだ、何一つ深いことが言えてない。


続く。
たまに日本にいる友人と話してみると、ありがたいことにそれなりに心配されるんですけれど、
なるほど確かに外から見たらインドは危険な国に映るでしょうね。

インドでISISの戦闘要員が隠れ潜んでいるだとかそんな噂も耳にしますし。

それにしょっちゅう日本領事館からテロの注意喚起のメールとか来ますし、
東のブッダガヤとかその辺りのエリアでは暴行事件が起こったりと、怖ろしい国です。

私の住む西部ムンバイは、夜もまあまあ出歩けるくらいには安全なのでちょっと平和ボケしているようです。

ところで最近、沢木耕太郎の深夜特急を読み返しているんですが、アレやっぱり面白いですね。
特に文庫本版全6巻の前半3巻。
私もアレを読んで学生の時分バックパッカーまがいのことをやっていました。

私ですらそんなだったので今でも沢木読んでインドをバックパッカーしてる人は多いんでしょうね。
それがちょっとした油断から危険な目にあったりするんでしょう。

ということで今回は、自戒の意も込めてインドで旅のときに気をつけることでも書いておきます。
とりあえず、ぱっと思いつくこと3つ。

1.)基本、向こうの言い値はぼったくり価格

高級ホテルとかショッピングモールとか、ハイソなところはまずないですが、
タクシー、リクシャ、道端の露店、小汚い安宿とかでは間違いなくぼったくってきます。

経験からいうと、だいたいベースの3倍の値段をふっかけてきます。

つまり600って言ってきたら、200がローカルプライス。
よってその場合、価格交渉は100ぐらいからスタートさせます。

ちなみに私の場合は最初の言い値の半額以下になればOKとしています。
ただしもちろん限界まで粘ります、時間に余裕がなければ半額以下で手を打ちますが。


2.)日本語喋るインド人ほど危険なものはない

地球の歩き方などの有名ガイドブックに載っている宿や店のインド人ならともかく、
それ以外の日本語をペラペラ喋るインド人は基本騙しにかかっていると見て問題ないでしょう。

日本語を聞いてしまうと思わず安心してしまいますが、そのスキを突かれます。

私も昔、危うく罠にはまりかけました。
タージマハルを見にアグラという街に行った時ですけど、タクシーの運ちゃんに怪しげな旅行代理店に連れて行かれ、その旅行代理店の日本語ペラペラのインド人に籠絡されかけたことがありました。

店内の壁に日本人が書いたであろうそのインド人に対する感謝の手紙が大量に貼り付けられてあって、これを見て信用しろと言ってくれるわけです。

確かに手紙をざっと見てみてもインド人が見よう見まねで真似したものではなく、間違いなく日本人が書いたものだということはわかりました。

ただ、内容が見事なまでにポジティブな意見ばっかりで異様な気持ち悪さを感じ取ったので、そこでなんとか素に戻りました。

「~~さんに会えて本当に良かったです!~~さんに会えたその日の夜は感涙で枕を濡らしてしまいました!」

とか

「~~さんは本当にいい男!この人を怪しいと思ったあなた!沢山のインド人に騙された僕だから断言しますがこの人は信用できる!!」

とか

余計怪しいわ。


多分、ネガティブな意見も中にはあったんだろうけど意図的に外してるか、最初から書かせないように強制しているかだな……。
どっかに縦読みとかナナメ読みを仕込んだものがないか探しましたけど、特に収穫もなく。
今思えば、そのベタベタな褒めちぎりこそが、先人たちの遺した危険信号だったのかもわかりませんね。

ということで、日本語喋るインド人は無視でOKです。


3.)ホームレスは目を合わせたら負け

道路で、列車内で、寄ってくるホームレスの方々。
目が会ってしまったら、完ぺきロックオンです。
しつこいときは15分近く、お金くれーとまとわりつかれます。

とにかく目を合わさないことです。

冷たいなあと思われそうですが、確かにこんなこと書いてて嫌にはなりますよ。
可哀想だなとも思います。

ただ、お金をあげても一時しのぎにしかなりませんしね。
沢木も書いてましたが、お金を「恵んでやる」という行為がすごい偉ぶってる感じがして私はどうにも好きになれないです。

できることは少しでもインド経済に貢献することじゃないですかね。
というわけで、インドのものを買えばそれで彼らにも幾分かお金が還元されていくと割りきりましょう。
私はそんなところで落ち着いてます。

以上、三点まとめ。
1.)値切る
2.)日本語に油断しない
3.)ホームレスの相手をしない


夜で歩かない、とか、危険そうな場所に近寄らない、とか基本的なことに加えてこの3つを守っておけば、そこまで変な目には遭わないでしょう。

いや、遭うな……。

それでも理不尽なことが沢山起きる国、それがインド!(なんだこの結論)


【次回予告】
来週ガンジス川見に行ってきます。





今日、髪を切ってきました。

年末年始の一時帰国で、美容師さんに散々言われたので、それなりに美容院然としたところへ。
これまでも一応美容院としての体裁を整えている所へは行っていたんですが、今回はさらにハイソな、日本人のお知り合いの方も何人か行っていらっしゃるようなところへ。

結論から申し上げます。


もし私が思春期の中高生だったなら、3日ぐらい登校拒否するレベルの髪型に辱められました。


私も悪いところはありましたが、これでお金を取られるのは本当に納得がいかない……(泣)
逆に賠償金を要求したい……。


まずね、カット前、最初に希望のヘアスタイルの写真を見せたんですよ、手持ちの携帯で。
それも、そんなに凝ってないシンプル目なやつ。
そしたら、

美容師「それは難しい」(ドヤ顔)

いえ、しかしね、下手に「OKOK」(※)言われながら変な髪型にされるよりはよっぽどマシだろうと、
逆にここで潔く出来ない宣言してくれる辺りにインド人らしからぬ精神が見られるなと、ちょっと感心したんですよ。
しかも代替案として「もっと腕の良いスタイリスト呼んでこようか」なんて提案もしてくれて。

※インド人の「OK」は4~6割型大丈夫という意味、つまり大体大丈夫じゃない

だから、この人になら任せてもいいかなという気になって……、やってもらったら……、

涙目で店を出ていくはめになったんですね、日本円にして900円を払って。


しかしね、私は生まれついてのポジティブシンカーですから、逆に考えるんですよ。

その昔、私が初めて美容院というところで髪を切ってもらい、代金として4千円だか5千円だかを払った時思いました。「何でこんなに高いんだろう」

おそらく、この記事を読んでくださっている方々の中にも、そういう疑問を抱えていらっしゃる方はいるんじゃないでしょうか。


私が断言しましょう、それは適正料金です。


日本だから人件費が高い云々とかもありますけれど、少なくとも4,5千円に値するサービスは含まれているはずです。

要は、日本の美容院の料金体系が適正ということがわかっただけでも儲けモンってことが言いたい!(自棄)

これがインドだったら、

基本シャンプーなし
→顔までビッチャビチャになるまで霧吹き
→素人目に見てもわかるテキトーなカット(ハサミを髪の毛に対して垂直に入れるの勘弁して下さい)
→ハサミの切れ味悪すぎて髪の毛引っ張られて痛い
→髪の毛に発火するレベルまで近づけてのドライヤー
→ダメ押しの整髪剤、未来を先取りしたアバンギャルドなヘアスタイルに
→900円徴収される

なんだこの罰ゲーム!


明日からどんな髪型して人に会えばいいんでしょうか。


とりあえず日本に帰ったときはまず最初に美容院に直行して髪型整えてから人に会うよう心がけます。


【今日のワンコ(インド編)】

犬2
犬


※生きてます。