私自身が中受していたころ、毎週上位10位は成績表の表紙に名前が載るので、
顔は知らなくても、お互いに名前を覚えていた、と思います。
当時は、他に情報もないので、上位から順に合格するものだと思い、
とにかく上位にしがみつくしか道はないと感じていました。
その結果は・・・
彗星のように現れ毎週のように1位のA君
頻繁に1位をとる10位常連のB君、C君
たまに1位をとる10位常連のD君、E君、F君、等々、軒並み 第一志望校に合格できませんでした。
今でこそググれる時代になり、10位常連で第一志望校に合格して東大に行ったと確認できたのは2名。
表紙に乗り続けた人たちでさえほぼ全敗。散々たる結果という印象でした。
ただ、当時、たまに10位内に入ることのあるG君、H君、、、のような方が合格できていました。
へえ、、っと思っていましたが、先日入手した本に、自分たちの代の合格者数が出ていまして、
合格者数なんと80名!
今更ながらに、当時の戦略が根本的に間違っていたことを知りました。
上位に入るには限られた時間で全範囲を仕上げる必要がある、
多くの人は時間の制約でそこまで仕上がらないので、仕上げ切れば確実に差別化できたのです。
ただ、立ち止まって考える時間など全くありませんでした。
仕上げれば、できるようになって、点数も上がって、楽しい。それが学ぶ楽しさだと思っていましたが、
いま学んでいることがとても興味深く、それを習得できて楽しい、という本来の学びの楽しさとは違っていたのです。
順位や成績を直接の目的にせず、仕上げることだけに固執せず、きちんと立ち止まって、原理原則を消化できた
人が結果的に合格できたのだと思います。そういうひとたちこそ時間を有効に使えた人たちなのですね。
学校側の求める人材は、塾の啓蒙とは全く違っていました。