今私ができることは、募金か節電ぐらいしかないので、
とりあえず両方やっている。
募金はいつもユニセフなのだけれど、
今回はユニセフで募集をしていないので、
YahooやTポイントやDocomoや、
自分ができる限りの募金をしてみた。
溜まっているJALのマイルも募金できればいいのにな。
といっても、結局のところ自分の生活が大切なので、
大金を募金したわけではないけれど・・・
募金するときっていつも悩む。
いくら募金すべきか。
こんなときに自分の器が量られる気がするわ。
しかし、私が住むマンションは揺れすぎ。
あの瞬間、家にいなくて本当に良かった。
私がいた20階のオフィスも相当揺れたけれど、
自分の部屋に戻って玄関を開けた瞬間、マジでビビった。
床一面に割れたグラスや食器が散らばり、
液晶テレビは転がり落ちて画面がバリバリに割れ、
戸棚からはすべての物が床一面に放り出され、
オーディオコンポはスピーカーごと転がり落ち、
ベッドも固定場所から移動していた。
この部屋に一人でいたら、かなりパニックだったかも。
散らかった状態では落ち着かないため、
部屋に着くやいなや、とりあえず部屋の掃除を開始。
割れた食器の掃除が辛かった。
かろうじて残った食器はすべて洗い、
なんで私はこの状況でこんなに頑張ってるんだっけ?とふと疑問に思う。
地震が起きた時、汐留オフィスの20階で仕事をしていた。
これまでに経験したことの無い大きな揺れで、
フロア全体がかなり大きく横に揺れ、
座っている椅子がコロコロと床を滑りそうになるのを必死で机にしがみついた。
フロアには会社の人が何人もいたため、精神的には心強いものの、
正直、このままビルが崩れるかも?と、ちょっとした覚悟をしそうになった。
エレベーターは完全停止。電車は全線停止。
仕方がないから区切りが良いところまで仕事をして、
20階から階段で下り、自宅までテクテク歩いて帰宅。
歩道は、同じ境遇の人たちがゾロゾロと大名行列のように歩いていて心強い。
みんな文句を言わず、前を向いて黙々と歩く姿に、
この国民の芯の強さを感じ、なんだか感動してしまった。
他人同士だけれども、歩きながら一体感すら感じた。
ようやくマンションに着いたら、ここでもエレベーターは停止。
最上階に住む自分を恨む。
そして、やっとたどり着いた我が部屋。
一歩踏み入れると・・・
前述の通り。
まだまだ余震が続いてます。
余震のたびにグラグラに揺れる我が部屋よ・・・
もっと耐えんかいっ!
早く引っ越そ。