こんにちは。英語リトミック＆ピアノ講師の永田彩です。
先日、世界遺産に登録された、国立西洋美術館に行ってきました。
ここは常設展の数も多いので、何度でも訪れたくなりますね。
ボストンに住んでいた頃、大学がボストン美術館に近かったこともあり、何度も通いました。
しかも、ボストン界隈の学生だったということもあり、General Admission (常設展観覧料)が無料だったんです！
なので、授業の合間に美術館の中庭で休憩したり…今考えるとなんて贅沢な時間なんでしょう！
このエントランスホールが、ため息が出るほど素晴らしく、異次元の空間へ入ったように感じます。
アメリカの他の地域のことは詳しくわかりませんが、ボストンは学生割引やシーズンチケットなどが充実していて、気軽に誰でも一流の芸術に触れる事ができるんです。
日本はどうでしょうか。
国立西洋美術館は、国立と言うだけあって、学生の常設展観覧料が130円！
何度も通えますね！
つい熱く語ってしまいましたが(笑)、私は親御さんに、
様々な音楽を聴かせてくださいね
音楽以外の芸術にも触れてくださいね
なるべく自然の中で様々な経験をさせてくださいね
とお話ししています。
これとピアノに何の関係があると思いますか？
様々な芸術に触れたり、経験をしていると、ピアノを弾いている時、音楽を聴いている時に、情景が浮かんでくるんです。
特に、印象派の作曲家の作品や、Symphonic Poem（交響詩）などは、情景が浮かびやすいですね。
はっきりとした情景ではなくても、色とか光とか。
大人の生徒さんのレッスンなどで、「私はこういうイメージが浮かぶんですが、あなたはどうですか？」と聞いても、「何も浮かびません…」と言われる方が多いんです。
でも、イメージが浮かんだ方が、それに沿った演奏ができると思うんです。
思い浮かんだ情景に沿うように弾けるということは、自己表現ができるということでもあると思います。
こういう事を親御さんとお話ししていると、ピアノを弾いている時に情景が思い浮かぶという概念がありませんでした！と、とても驚かれました。
芸術は全てどこかで繋がっているんですね。
ピアノを弾いているだけではつまらない演奏になってしまいます。
私のレッスンでは、豊かなピアノ演奏が出来るように指導していますよ。今月はあなたもこちらでご一緒しませんか？
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