この記事を読むと、
・日々の生産性が上がります
・思考がクリアになり、迷わなくなります
・エネルギーの浪費が減ります
 
 
大量の仕事や、やるべきことが重なると、
途端にアワアワしてしまって、
仕事が手につかなくなりませんか?
 
今後やらなきゃいけない膨大なタスクを
想像するだけで気が滅入ってしまって、
やる気が湧かず、現実逃避してしまいませんか?
 
 
僕は、よくそんな状態に陥ります。
思考能力がオーバーフローを起こしてしまいます。
 
 
そんな時に、自分のペースを取り戻し、
着々と目の前の仕事を片付けていくコツは、
 
タイトルの通り、
「マルチタスクを辞める」ということです。
 
  
マルチタスクを辞めて、
シングルタスクに集中することは、
複数の仕事を手早く片付けるコツです。
 
 
複数のことを同時に処理することを
マルチタスクと呼ぶので、
 
「沢山仕事を抱えた時は、
シングルタスクに集中すればいい」
 
という言葉を不思議に感じるかもしれませんね。
 
 
ですが、続きを読めば、マルチタスクを
辞めたほうが楽に成果が出る理由がわかります。
 
 
 
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マルチタスクが生産性を下げる理由
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マルチタスクをおすすめしない理由は
 
そもそも、人間の脳が、
同時に複数のことを処理できるように
出来ていないからです。
 
 
試しに、
最近の食事内容を思い出しながら、
明日の予定を同時に考えてみてください。
 
2つのことを交互に考えることは出来ても、
同時に考えることは出来なかったはずです。
  
 
テレビを見ながら、電話をしてみてください。
 
テレビに集中している時は電話の内容が入ってこないし、
逆もまた然りです。
 
 
 
マルチタスクの能力というのは、
「同時並列的にタスクをこなす能力」ではなく、
「シングルタスクを素早く切り替える能力」なんです。
 
 
だから、同時に複数のことを
こなしている様に見える人も、
 
思考の内面では、
素早く複数の事柄を切り替えながら
物事を処理していってるんですね。
 
 
ただ、
マルチタスク能力がすごく高い人でも、
シングルタスクに集中する人には
生産性の面で敵いません。
 
なぜなら、
取り掛かるタスクを切り替える度に
スイッチングコストがかかるからです。
 
 
 
 
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スイッチングコスト
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スイッチングコストとは、
名前の通り、取り組むタスクを
切り替える(スイッチ)する度に
かかるコストのことです。
 
詳しい説明を入れなくても、体感的に、
スイッチングコストがかかる
ということは納得できると思います。
 
 
集中して本を読んだり、
筋トレしたり、人と話したり
といった「ノッている」状態の時に、
 
スマホの通知音に意識が取られる、
電話や宅配便の対応をする、
ペットが撫でてほしそうに擦り寄ってくる、
 
そうすると、集中が途切れ、
意識が他のことに切り替わります。
 
 
切り替えた先のタスクに集中するのにも、
時間や労力がかかる上に、
 
もう一度、もとのタスクに戻って、
ノッている状態まで戻すのには
大変な労力がかかります。
 
 
 
一定時間シングルタスクで取り組めば、
「10」の成果が出せたとします。
 
同じ時間で、3つのことに取り組めば、
スイッチングコストが発生し、
「5〜8」くらいの成果しか出せないでしょう。
 
 
これが、
 
マルチタスクを辞めて
シングルタスクに集中したほうが
生産性が上がる理由です。
 
 
 
あなたの職場にも、
 
大量の案件を同時に抱えているのに、
爽やかでいつも余裕のある素敵な人
 
がいるかも知れません。
 
 
遠くから見ると、その人は
同時に多くのことを処理しているように見えます。
 
でも、
近くで具体的な動きを観察してみると、
「一つの時に、一つのこと」しか
やっていない事がわかると思います。
 
 
複数のことを並列(同時)にやっているのではなく、
直列に(一つずつ)取り掛かっているのです。
 
 
 
 
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生産性を上げる具体的な方策
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具体的に、マルチタスクを辞めて、
生産性を上げる簡単なアイデアを
いくつかご紹介しましょう。
 
  
この具体例をそのまま使ってもいいし、
これらをもとに、自分なりの方策を
考えてみるのもいいですよ。
 
 
1)カフェやコワーキングスペースを利用する
2)執務室を聖域にする
3)スマホをスーパーサイレントにする
4)誘惑を分析して仕組みで対処する
 
 
 
一つひとつ、短い解説を付けます。
 
 
1)カフェやコワーキングスペースを利用する
 
自宅は誘惑の宝庫です。
リラックスできるソファーやベッドがあり、
家族やペットがいたり、ワンクリックで
ゲームや娯楽を楽しめます。
 
物理的に誘惑と距離を取りましょう。
 
カフェで、仕事をしたり、
本を読んだり、考えを巡らせたりすると、
自宅とは比べ物にならないほど集中できます。
 
 
 
2)執務スペースを聖域にする
 
書斎や、会社の自分のデスクは、
仕事をするための聖域にして、
娯楽関係のものを持ち込まないことです。
 
もしくは、自宅には仕事を持ち込まない、
ベッドルームにはスマホを持ち込まないなど、
仕事以外でも、聖域を作ることです。
 
聖域(そのことをする専用の場所)を作れば、
大事なことに集中できるようになります。
 
 
 
3)スマホをスーパーサイレントにする
 
コレはほんとにオススメです。
 
電話やSMSなどの緊急連絡以外は、
通知も、音も、光も出ないように設定することです。
 
休日にふと仕事の連絡を見てしまって
リラックスできず、仕事モードに
入ってしまう事はありませんか?
 
「そもそも目に入らないようにする」
というのがとても大事です。
 
 
 
4)誘惑を分析して仕組みで対処する
 
月に一回くらいのペースで構わないので、
自分の日々の生活を振り返って、
集中力が削がれた場面を思い返します。
 
そして、ここまでの
1)〜3)で語ったような仕組みで
意識が散漫になる誘惑に対処するのです。
 
間違っても「気をつけよう」という
対策を取ってはいけません。
 
意識しないでも誘惑を避けられる
「仕組み」にすることが大事です。
 
定期的に、自分のパターンを分析することです。
 
 
 
 
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 まとめ
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スイッチングコストは馬鹿できません。
 
マルチタスク(並列処理)を辞めて
シングルタスク(直列処理)をするだけで、
 
・生産性が上がります
・思考がクリアになり、迷わなくなります
・エネルギーの浪費が減ります
 
 
大きな成果を出せるだけではなく、
体力や精神力のロスも少なくなるので、
日常生活がものすごく楽になりますよ。
  
 
マルチタスクを辞めてシンプルに生きましょう!
 
 
 
※リブログ歓迎です
 
 
 【 お す す め 】 

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