人生の岐路に経った時、人生を変えるには
「怖い方をやってみると良いよ」と言われます。
 
確かに、恐怖や逆境を乗り越えて、成功を掴み取ると、
驚くほど人生が輝かしく変化していきます。
 
でも、
 
「失敗確率の高いことに挑戦する時」
「ジリ貧で状況が悪くなっていく時」
 
そういう『悪い予感』が強い時には、
 
・足がすくんで、動けなくなるかもしれません。
・動き出す前に、絶望してしまうかもしれません。
・自己価値感が地に落ちて、死にたくなるかもしれません。
 
 
僕は何度も、こういうピンチな状況を経験してきましたし、
コーチングをしていて、ピンチに心をかき乱される人と
たくさんお話してきました。
 
 
今日は、逆境やピンチ、ジリ貧の状態にあっても、
恐怖心に心を支配されることなく行動して、
人生を切り拓いていくための考え方と行動指針をお話ししていきますね。
 
 
 
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悪い状況でも行動力を高めるには
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ピンチの時に僕が実践していて、
多くの人にオススメしている方法があります。
 
それは、『逃げ道』を確保すること。
 
 
 
計算されたリスクを踏まえて
一歩踏み出すのは「勇気」ですが、
 
気合と根性と勢いだけで
無策に突き進むのは「蛮勇」です。
 
 
・背水の陣で頑張るのは、負け確率が高い戦をしているだけです。
・必死でやると、「必ず死に」ます。
 
 
 
僕は小心者なので、イザというときの
逃げ道を用意するようにしています。
 
最悪逃げられると安心できた時
初めて思い切ってチャレンジできるんですよね。
 
 
 
背水の陣で必死にピンチに立ち向かうと、
たまに上手くいきます。
 
火事場の馬鹿力が出たり、運に助けられたり。
そんな時は結果オーライでしょう。
 
 
でも、
状況が悪い時に、更にリスクを取ったり、
逃げ道を確保せずに突っ走ると、
  
失敗した時に大きな傷を負います。
 
 
それは、金銭的な負債かもしれないし、
心の深いトラウマかもしれません。
 
なんにせよ、損失が大きすぎて、
復帰に時間がかかってしまうんですよね。
 
 
 
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僕の失敗とトラウマ
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僕が向こう見ずな蛮勇で失敗したトラウマは
いまだに鮮明に焼き付いていて、
十数年経った今でも僕の行動を制限しています。
 
 
当時、新卒の会社員だった僕は、
休日出勤、終電徹夜当たり前で
ブラックに働き続けていました。
 
毎日コーヒーを何倍も飲んで、
食欲が出ないのでカロリーメイトとか
ビスコばっかり食べてました。
 
 
仕事ができない、評価されない、
上司にもお客さんにも迷惑をかけている。
 
そんな無能な自分が嫌すぎて、
何とか一人前になりたいと思って、
働き続けていたら、
 
鬱になってドクターストップ。
休職してすぐに退職しました。
 
 
 
この時の無力感と、
無価値感、絶望感がすごくて、
 
いまだに僕は、
仕事の調子が上がってきて集中しだすと、
急激にブレーキがかかって苦しくなります。
 
 
『仕事に集中しすぎると、
体を壊すし、仲間の信頼も失うし、
居場所も仕事自体も失ってしまう。』
 
っていう思い込み みたいなもんですね。
 
 
 
こういうトラウマって、
カウンセリングで癒やすことも出来ます。
 
メンタルブロックを解除するとか
そういうセッションもあります。
 
 
僕も、そういうのを受けて、
だいぶ軽くなりました。
 
でも可能なら、
そもそも、行動に制限がつくほどの
トラウマは抱えないほうが良いです。
 
 
 
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3つのポイント
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背水の陣で必死に頑張るのもいいですが、
 
逃げ道を確保した後に全力を出して
課題に向き合ったほうがラクです。
 
 
逃げ道を作るためには
大事な3つのポイントがあります。
 
1)逃げる選択肢を持つ
2)他人の目は無視
3)余裕を持って逃げる事
 
 
それぞれ簡単に解説します。
 
 
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1)逃げる選択肢を持つ
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そもそも、「逃げる」という
選択肢があることを知りましょう。
  
人生には乗り越えられない壁は来ません。
でも、乗り越えなきゃいけない壁もありません。
  
逃げても、放置しても良いのです。
  
 
「突撃!」しか言えない隊長は無能です。
戦略的撤退。逃げるべき時があるんです。
 
負けが確定したら、玉砕しても意味ありません。
悔しかろうが、恥ずかしかろうが、逃げるべき。
 
その撤退が将来につながるからです。
 
 
シンジくんみたいに「逃げちゃダメだ」
と思うから心に傷がつきます。
 
逃げる時は敵に背を向けて全力疾走。
後ろ向きにダッシュしましょう。
 
 
 
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2)他人の目は無視
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逃げたらあの人にどう思われるだろう
とか、そういう思考は無視しましょう。
 
他人の目を気にしないことです。
他人はあなたにそんなに興味ありません!
 
 
その場では、残念そうな顔をしたり、
批判してきたり、痛いところを付いて
きたりするかもしれませんが、
 
その数分後には自分が言ったことも忘れてます。
 
自意識過剰を捨てること。
他人の目より、自分を大事にすることです。
  
  
  
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3)余裕を持って逃げる事
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これ、結構大事です。
 
ギリギリで逃げようとしても、
逃げ道が狭まったり、無くなってたりします。
 
多少の猶予を持って逃げることです。
 
 
「同じ状況でもあの人は平気だったから、自分ももっと頑張らないと!」
とか、考えちゃダメですよ。
 
子供のころ言われませんでしたか?
 
「よそはよそ、うちはうち。」
 
他の人が耐えていようと、自分だけ逃げてもOKです。
 
鬱になりやすい「いい人」は、
背負い込んで働き続けて、笑顔のまま壊れていきます。
 
多少の猶予があるうちに逃げる支度を始めましょう。
 
 
 
  
1)逃げる選択肢を持つ
2)他人の目は無視
3)余裕を持って逃げる事
 
この3つのポイントを意識して、
逃げ道を確保してくださいね。
 
 
 
今日は、「逃げ道」について語りました。
 
 
背水の陣で頑張ったり、必死でやる必要はありません。
 
そんなリスクのある方法をわざわざ取らなくても、
逃げ道確保したあとで、全力で事に向かえば良いんです、
 
ダメだったら潔く負けて逃げましょう。
 
英気を養ってやる気出てきたら、
またその時チャレンジすれば良いんですからね。
 

 
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