最近、人と話すたびに、
「なんで沖縄に引っ越したの〜?」
とよく聞かれます。
 
せっかくなので、僕の人生設計論と併せて
わざわざ不便な離島に引っ越した
意図と狙いについてお話しますね。
 
 
※この記事は、2019年夏の沖縄移住後に
Facebook に投稿した記事をリライトしたものです。
 
 
沖縄移住には、南国で暖かくて、
海が綺麗とかいうメリットがあります。
 
ですが、冷静に考えると、
正直言ってデメリットの方が大きいです。
 
 
荷物が届くのは遅いし、送料はバカ高いし、
 
あと、当たり前ですが
どこへ出て行くにも飛行機の手配が必要だし、
 
東京や大阪に近くに住んでいれば行けていた
「ちょっとしたお誘い」に参加しにくくなります。
 
 
これはビジネスチャンスだったり
ご縁が広がるチャンスを大きく損ないます。
 
 
客観的に、合理的に
直近のメリット・デメリットを考えてみると、
そりゃー「東京に住む」が一番効率が良いです。
これは間違いありません。
 
 
 
ただ僕が沖縄移住した理由は、こんなデメリット以上に、
『数十年単位での未来の自分への投資』を優先したからです。
 
 
ここからするお話の根底に流れる
人生設計論、思考法を理解すれば、
 
あなたの今後の人生が少しだけ
(でも確実に)より良い方向に変わります。
 
 
 
 
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自分の人生で実験しながら最適解を見つける
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過去を振り返れば、
2011年の東日本大震災の時に、
海外や沖縄に移住した人はたくさんいました。
 
でも、移住したくても
出来なかった人も多かったはずです。
 
 
それは、災害時で混乱していたとか、
引っ越すお金の余裕がなかった
という理由もああるかもしれませんが、
 
定住することに慣れすぎていたり、
住んだことのない未知の土地へ行くことへの
ハードルが高かったからでしょう。
 
 
 
今後30年以内に高確率で起こる、
南海トラフ地震の時には、
中部から九州までのライフラインが大きく鈍るはずです。
 
その時までに、沖縄、北海道などに住んだ経験があると、
移動するコスト(メンタル的にも物理的にも)
が下がるので、フットワーク軽く移動できると思ったんですよね。
 
 
 
分かりやすく、災害のことを取り上げましたが、
災害がなくても同じことです。
 
「自分が望む仕事がしやすい土地」
「理想の子育ての環境」
「趣味の分野が充実する街」
 
などは、今後の自分と家族のライフスタイルや
思考に沿って変わっていくはずです。
 
 
そういう時に移動しやすくしておくと、
人生の充実度は上がると思います。
 
 
 
また、同じ理由で僕は近々、
海外短期移住も経験しようと思っています。
 
(マレーシアのMM2Hやタイのエリートビザのような
半永住権を取得することを検討しています。)
 
 
 
よく聞く移住の話で、
 
『定年退職後は、マレーシアやタイ、
ハワイなどで悠々自適に暮らす』
 
ということを聞くのですが、
 
 
高齢者になってから、
 
つまり、60〜80年もの間
日本の文化・常識にガチガチに
脳みそが固められた状態で、
  
言語も文化も風習も人種も違う土地に
初めて飛び込んで海外移住する、という
ハードルは計り知れないものだと思います。
 
 
若くて、身体も心も身軽なうちに
短期でも海外移住を体験していれば、
移住にかかる煩わしさや常識の違いなどを
身をもって学ぶことができます。
 
(この経験は、語学を学ぶよりも
遥かに大事だと僕は考えています。)
 
 
 
数年単位の短期目線で見ると、
地方移住することや海外移住することは
デメリットが大きく感じます。
 
ただ、
大きな時代の潮流に対応できる自分になる
と言う長期的な視点で考えると
めちゃくちゃメリットが大きい選択だと考えています。
 
 
 
僕が、2015年から年に数回
新しい国に渡航してきたのも、
異文化を受容する器を作ることだったり
移住する国探しという目的があったりします。
 
沖縄に住んでから数年間の間でも、
移住先候補の国に旅行をしてみて
海外移住先を探すつもりで居ます。
 
 
 
よく「なんで沖縄に移住するの」と聞かれると、
  
「冬も暖かい南国に住みたかった」
「沖縄が大好きだから」
「海が好きだから」
 
などなど、いろんな理由は答えていてこれはもちろん本心です。
 
 
本心であり、移住した大きな理由ではあるんですが、
 
ここまでに語った、数十年単位でのリスクヘッジ
という視点で選んでいるということも、
ここに書き記しておきたいと思います。
(たぶん将来、この記事を振り返ることになるから。)
 
 
 
南海トラフ地震のような大災害が起きた時や、
日本の国際情勢が大きく変わるタイミングで
この記事のことを思い出すと『なるほど』と思えるかもしれません。
 
 
 
こういうことを語ると、
 
「私はもう若くない、もう遅い。」
「あなただからできる」
「お金も、時間も足りない」
「私には持ち家があるし」
「子供がいるし」
「親の介護があるし
「仕事を辞められないし」
 
などなど、出来ない理由はいっぱいあります。
 
 
 
そりゃー、思い立って半年とか一年で
大きく生活を変えられる人は少ないかもしれません。
 
でも、
じゃあ3年後、5年後、10年後の
自分の未来を変えるために、
望む理想に少し近づくために
何か出来ることはないでしょうか?
 
今出来る範囲で少し変えるとしたら
何にチャレンジしますか?
 
そう考えて小さな一歩を踏み出すと
未来は大きく変わっていきます。
 
 
『人生の角度』は少しだけ変えるだけで
時間が経てば経つほど大きな差が出てきます。
 
角度を変えなかった延長線上とは、
まったく違う未来になっていきます。
 
 
「出来ない理由」はもちろんいっぱいあります。
 
当たり前ですが、僕もたくさんの制約や
面倒くさい事に縛られながら、もがいています。
 
 
「出来ない理由」がない人なんて一人もいません。
でも、その中でやっていくしかないんですよね。
 
目先の面倒臭さ、疲労、苦しさ、閉塞感、不安。
そういうものは臨場感が強いから影響されやすいです。
 
 
でも、視点を少しだけ高くもって、
出来る限り遠くの未来まで見通した上で
『未来のために今やるべきこと』を考えてみてください。
 
 
「虫の目」の近視眼的思考だと、
行き当りばったりで、思わぬ問題に当たりまくります。
 
はるか遠くを見通す
「鳥の目」を持てとまで言いません。
視座はいきなりそんなに高くなりませんしね。
 
せめて、出来る限り背伸びしてみたり、
木登りした上から遠くを見る
「猿の目(?)」くらいを目指して、
 
未来の自分のために、今の行動選択をする
ということを意識してみてください。
 
 
この意識に変わると、数年単位で見ると
必ず未来は良くなっていきます。
 
「より良い未来」を自分で作っていくことが
出来るようになるんです。
 
 
具体例として、僕の沖縄移住の話をしましたが、
ぜひあなたの今後の人生に置き換えて
考えてみてもらえれば嬉しいです。
 
 
 
※リブログ歓迎です
 
 
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