今日は、あるプログラムのグループコンサルの中でお話した、
リチャード・バック著の「イリュージョン」
という本に書かれている【童話】を紹介したいと思います。
スピリチュアルというか、メンタル系のお話です。
『心の声を聞いて流れに身を任せると
なぜ人生がうまくいくのか』
ということについて、感覚的に
イメージを捉えてもらえると思うので、
映像を想像しながら読んでみてください(*^^*)
才能も能力もない普通の人が
なぜ成功できるのか?夢を叶えられるのか?
その一つの道筋が見えるかもしれません。
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「イリュージョン」リチャード・バック著
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--------お話ここから↓--------
その昔、大きな川の底に住む生き物たちがいたという。
川は彼らすべての者たちの上をただ静かに流れていた。
若い者、老いた者、金を持つ者、持たざる者、善き者、悪しき者。
水晶のようにきらきらと透き通った流れだけがとても自由だった。
川底の生き物たちはそれぞれ枝や岩にしがみついて生きていた。
つかむ方法や、つかまる対象は様々だったが、
流れに逆らう、ということだけが彼らの習性だったのだ。
しがみつくこと。
それこそ生まれてからずっと学んできた生き方だった。
しかし、ある日こんなことを言う者が現れた。
「僕は、もうしがみつくことにうんざりしてしまった。
僕の目ではっきり見ることはできなくても、
流れは行くべき先を知っているような気がする。
このまましがみついていたら退屈で死んでしまいそうだ。
もう手を放すね、そして僕は流れるままに行ってみるよ」
他の生き物たちは、その者を笑った。
「バカなやつだな、手を放してみろ。
お前が崇拝するその流れは、お前を岩にたたきつけるだろう。
きっと、退屈よりも早く確実にお前は死んでしまうのさ」
しかし、
その者はそういった忠告が届かないほどに退屈していたので
ひと息吸うと、そのままぱっと手を放して流れに身をまかせてしまった。
その者は、一度、転がって岩にぶつかりそうになったが、
それでも、もう再び何かにしがみつこうとはしなかった。
流れは川底からふわりとその者を浮かべると、
もう何かにぶつかることも傷つけることもなく運んだ。
下流では流れの中にいる者を見て、誰かが叫んだ。
「見ろ、奇跡だ!
私たちのような生き物が、まさか飛んでいるなんて!
きっと、私たちを助けに来てくださった救世主にちがいない!」
流れの中の者は言った。
「僕は君と同じで、救世主なんかじゃないよ。
ただ手放してごらん。
流れは僕たちを自由にすることを喜んでくれるよ。
僕たちのすべきことは旅さ、冒険なんだ」
しかし、彼らはしがみつきながら、さらに叫んだ。
「救世主さまーーッ!!」
再び見上げると、もう流れの中の者は行ってしまっていた。
それから残された彼らは救世主についての伝説を語り継ぐのだった。
--------お話ここまで↑--------
世にいう成功者と僕らには何の違いもありません。
その違いは、手を離して冒険の旅に出たかどうかです。
さあ試しに、口に出して言ってみましょう。
「僕は、もうしがみつくことにうんざりしてしまった。
僕の目ではっきり見ることはできなくても、
流れは行くべき先を知っているような気がする。
このまましがみついていたら退屈で死んでしまいそうだ。
もう手を放すね、そして僕は流れるままに行ってみるよ」
一歩を踏み出す勇気が出たら、心の声に従ってみてはいかがでしょうか。
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