人は、ある程度知識を持っていると、
「知ってる知ってる。」と言って、
それ以上の情報を受け入れないものです。
もしあなたが無意識に
「それ知っている」と言ってしまった時は気をつけてください。
自分の専門分野であったとしても
「知ってるつもり」になっているだけかもしれません。
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「知ってる」=「見ていない」
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例えば、ある日僕は
滋賀県は近江八幡市にある実家近くで、
父と一緒に早朝のお散歩をしてきました。
近江八幡は、10年ほど前から観光がかなり好調で
もともと寂れていただけの街が
観光客で一杯になっていました。
散歩に行く前は、
「近江八幡なんか、なんにもない所に
なんでこんなに観光客来てんやろ?」
と思ってました。
でも、改めてゆっくりじっくり
町並みを眺めて歩いてみると、
小京都の町並みがあり
昔ながらの家造りや
紅葉がきれいな山並み
水面が美しいお堀り
時代劇に出てきそうな町並み(実際によく撮影に使われる)
神社を取り巻く林の神聖な雰囲気など
その全てがとても素敵に思えました。
自分にとっては、幼少期から住み慣れた土地だから
十分「知っている」ので刺激がありません。
(正確に言うと、目が曇っていたんです。)
だから観光名所なんて無いし
「イイトコなんて無いよー。」
と思ってたんですよね。
そう思いながらも、Facebookに
写真を載せたら思いの外好評で(笑)
「近江八幡案内ツアーしてよ」
って友だちに言われて、後日、
実際に一緒に観光しました。
多分、調べてないだけで、
タウン誌とか見てみたり、
色んな情報収集すれば、
見どころや楽しいアクティビティ
(琵琶湖でクルージングとか?)も
もっと沢山あるはずなんです。
でも、
「あー、もう知ってるよ」
って言葉で、自分の心を
シャットダウンしていたから、
それ以上の発見がなくなっていました。
今まで実家に帰っても、行くのは
スーパーかコンビニくらいでしたからね(笑)
「知ってる」と思っていることは
ただ自分の中で知ってるというラベルを貼って
「見ていない」だけなんですよね。
もうひとつ例を挙げましょう。
僕は昔から、人の心と人生の成功に興味があったので、
心理学やコミュニケーション、
自己啓発について、かなりの
時間とお金をかけて学んできました。
そして、
お金をいただいて、沢山の人に
その学びをシェアしてきました。
この分野でも僕は、
「それ知ってるよ」病にかかっていたのです。
・人間関係について
・コミュニケーションについて
・人間心理について
・プレゼンテーションについて
愚かながら、「もう知ってる」
「わかってる」って思ってました。
でもそんな時に、山田ズーニーさんの著書
「あなたの話はなぜ通じないのか」を読んで、
知らないことや、今まで
考えたこともなかったような発想に
出会うことが出来ました。
今日もTEDスーパープレゼンテーションを見て、
頭が刺激される感覚が走って
「あー!そうなんだ!!!」
って快感が久しぶりに脳に伝達されました(笑)
新しいことを学ぶことは、
とにかく発見が幾つもあって
めちゃくちゃおもしろい事です(^^)
今まで眠っていた脳が覚醒する感覚です。
新しい学びと出会う度に…
自分の常識が覆される度に…
「勉強をやめた時点でバカになる」
という言葉は、本当なんだと実感します。
ここまでの僕の体験談を踏まえて、
あなたが今後、もし心の中で
「知ってる知ってる。」と思った時は、
その時点で
【自分は分かっちゃいない。】と
考えを改めることをオススメしたいと思います。
「知ってる」と言った時点で、
新しい学びを放棄しています。
知らない、分かっていないかもしれないと思うことで
初めて新しい学びの扉が開けます。
この記事は、無知な自分に対する
自戒を込めて書き綴りました。
この記事を読んでくれている
あなたにも、気付きがあれば嬉しいです。
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