論理的には説明しにくい「ひらめき」
との出会い方について語っています。
 
僕はロジカルな思考だったり、
左脳的な考え方が得意なんですが、
 
論理を突き詰めて答えを出そうとしても、
論理の飛躍をしないと辿りつけない境地があります。
 
論理的に話を積み上げるということは、
出来る限り論理の飛躍をし易くするためではないか、とも、僕は思っています。
 
 
考え尽くし、
出来る事をやり尽くした
その後に出てくるアイデアは
 
今までのものと全く関連性がないものだったりするんですよね。
 
 
それはあたかも、
 
水を含ませたタオルを絞りきって
「どうしてもあともう一滴!絞りたい!」
と思って絞ったら
オレンジジュースが出てきたような感じ。
 
ありえないものが生まれた瞬間です。
 
 
今回は、このオレンジジュースを
意図的に絞りだす方法を多面的に考えていきます。
 
 
 
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アイディアを閃く方法とは
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あなたは人と話していて、無言が続いたり、
嫌な空気が流れた時の対処法ってどうしていますか?
 
僕はコーチングをしていて、
クライアントの方に、何度か
こんなことを訊かれたことがあります。
 
『森嶋さんて、空気が悪くても、
話が詰まっても、ずっと無言で
何も言わないの時がありますよね。
 
結果的には、その後だいたい
上手く行くのが不思議なんですが、
無言の時に何を考えてるんですか?』
 
 
この質問の答えを言うと・・・
無言の時は、特に何も考えてません(笑)
 
 
もうちょっと詳しく説明すると、
 
基本的に、僕のコーチングって、
かなり自主性に任せるんです。
 
なので、
クライアントが言葉に詰まってると、
じっと目を見たまま5分くらい
無言だったりするんですね(笑)
 
 
これ、普通の人だったら
耐え切れないと思うんですが、
 
コーチである僕もクライアントも、
気まずくなることはほとんどないし、
 
沈黙の後、結果的に
「必ず」うまく行くんです。
 
 
でも、沈黙の間に僕の頭の中に
答えだったり解決策がある訳ではありません。
 
頭のなかは、
全くのノープランだったりしますし、
 
ここだけの話、顔だけ真面目にして、
他のこと考えている時もあります(笑)
 
 
 
でも、無言の間も
結果うまくいくと信じているし、
 
経験的に、うまくいく方法が
「降ってくる」ということを知ってるんですよ。
 
 
この「降ってくる感覚」って説明しづらいですよね。
 
っと、こんなことを考えている時に、
以下の記事に出会いました。
 
 
--------引用ここから↓--------
 
人の心に灯をともす『ラテラルシンキング』
 
「ラテラルシンキング」とは、イギリス人のエドワード・デ・ボノ博士が1967年に提唱した考え方で、
 
「どんな前提条件にも支配されない自由な思考法」ということになります。
 
さらに言えば、「発想の枠を広げる思考法」とでも言えばいいでしょうか。
 
これに対して、「ロジカルシンキング」という考え方があります。
 
ロジカルシンキングとは、「論理的な思考」のことです。
 
A→B→Cというように物事を順番に積み上げながら、筋道立てて正解を導いていく考え方です。
 
したがって、思考の各ステップが正しくつながっていることが大前提。
 
途中で論理の運び方に無理があれば正解にはたどり着けません。
 
常識や経験から、妥当と思われる「正解」を導くためにロジックを掘り下げていくので、垂直思考と呼ばれることもあります。
 
これに対してラテラルシンキングは、解決策を導くための順番や過程はあまり問題になりません。
 
だから、筋道立てて考える必要もない。
 
それどころか、スタート時点からジャンプして、いきなり答えに到達してもいいのです。 
 
ラテラルシンキングには、ロジカルシンキングと違って、「唯一の正解」というものがありません。
 
ラテラルシンキングのラテラルは、「水平」という意味です。
 
したがって、ラテラル思考は「水平思考」ですが、これは水平方向に視点を広げる思考法だということです。
 
視点を広げる際にさまざまな選択肢が生まれますが、どんなものであれ、問題の解決につながるものはすべて正解。
 
答えが多ければ多いほうが望ましく、あらゆる案に対して、「それもアリだね」という態度をとる思考法なのです。
 
要するに、問題を解決するときに、ロジカルシンキングで問われるのは「過程」であり、ラテラルシンキングで問われるのは「結果」なのです。
 
--------引用ここまで↑--------
 
 
この考え方は本当に大切で、
 
MBA(経営管理修士)出身の著名なマーケターである神田昌典さんが
「起業の現場ではMBAは使えない」と言っていることも関連します。
 
 
ロジカルなつながりではない部分で、
ビジネスを前進させる答えは、
 
実は「ひらめき」に大きく寄るところがあります。
 
 
また、京セラの名誉会長稲盛和夫さんが、
 
求めて求めて求め続けていると、
世界のどこかにある知恵の泉から
アイデアが与えられる。
 
ということを、自身がセラミックスの
新技術を発明したことを例に
よく本の中で語っておられますが、
それと一緒のことです。
 
 
考え尽くし、
出来る事をやり尽くしたあとに出てくる
その後に出てくるアイデアは
 
今までのものと全く関連性がないものだったりするんですよね。
 
 
それはあたかも、
 
水を含ませたタオルを絞りきって
『どうしてもあともう一滴!絞りたい!」と思って絞ったら
オレンジジュースが出てきたような感じ。
 
ありえないものが生まれた瞬間です。
 
 
ブログ記事を書いていても、
 
後で読み返すと、
なんでその言葉が出てきたのか
 
自分が書いた文章とは思えないような事を
書いている時があります。
 
そして、そういう記事に限って、反響が大きいものです。
 
 
論理的には考えつかないところに、
普通ではない成果が降ってくる、
 
というのは真理と言ってもいいかもしれません。
 
 
また、売れている漫画家は、
 
漫画を書いているうちに、
自分が思ってもいないセリフを
漫画の中のキャラクターが言い始めたり、
予定していなかった行動をし始めるそうです。
 
「そっち行くな!」って思っているのに、
キャラクターが勝手に動き出して、
ストーリーが展開されていくんですって(笑)
 
 
人前で話し慣れている人は
感じることが出来る感覚だと思うんですが、
 
セミナー講師をやっていても、
自分ではなくなる瞬間があるんですよ。
 
「入る」瞬間と言うのか、
背後に居る誰かに話させられている感覚。
 
自分ではない誰かが話す言葉を、
スムーズにそのまま、この現実に
流し出してあげる、という感覚に近いです。
 
その感覚は、コーチング中にも現れるし、
人と話している時も、たまにあります。
 
 
多分スポーツやダンスをしている人も
この感覚が分かる人は多いんじゃないでしょうか。
 
 
振り返って客観的に
その状態を分析してみると、
 
その感覚が現れるときの特徴は、
自我、自分の考えを手放している時で、
 
・「相手のためになることは何かな」と考えている時や
・目標達成のために何とか答えを出せないか!
 
と考えて、
 
「自分が周りにどう見えているか、」
「自分がどうしたいか」
を横に置いた感覚なのです。
 
 
自分の視野には現れない、
盲点から言葉が降りてくるという、
この感覚を知っているから
 
言葉が詰まった時も、空気が悪い時も、
「なんとかなる」って思えるんですよね。
 
 
この記事の冒頭で、
「無言の時は頭まっ白」という様な事を
言いましたが、
 
自分のためではなくて、
相手のために何が出来るだろう?
という軸だけは外しません。
 
その軸さえ外さずに、向き合っていると、
どん詰まりの状況を打開する「ひらめき」が降りてきます。
 
これは会話の無言状態だけに言えることではありません。
 
もしあなたが、論理的に考えて
どん詰まりの状況にいるとして、
 
それでも前に進みたいと思う時は、
自我や我欲を横において、
「ひらめき」が降りてくるのを信じて進み続けて下さい。
 
信じるものに「ひらめき」は
降りてくるものですからね。
  

 
※リブログ歓迎です
 
 
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