ビジネスでも、スポーツでも、勉強でも、
スタートを大きく出遅れて、
後発組になってしまったにも関わらず、
 
先行者利益を得ているはずの先発組を
スイスイとゴボウ抜きにしていく人がいます。
 
そんな人は、今までの経験と
全く畑違いの新しい分野にも関わらず、
いち早く技術や知識を習得し、
いち早く達成し、成果を上げていきます。
 
 
そんな「彼ら」には2パターンの
人間がいるように思えます。
 
1つ目は【天才】
 
人が思いつかないような発想や、
圧倒的な器用さや要領の良さで、
他を圧倒する「一握り」の存在です。
 
 
2つ目は【秀才】
 
ポテンシャルは低いながらも、
努力や工夫によって成果を掴む人です。
 
 
僕は天才ではありませんし、
この文章を読んでいる人の多くも
天才ではない「普通」の人でしょう。
 
 
普通の人が普通ではない成果を
あげようと思うなら、
【秀才】になる必要があります。
 
努力と工夫によって、成果を掴むということですね。
 
 
こう言われると、ど根性で努力すれば成果が掴めるんだ!
 
と勘違いする人がいますが、
実際はそうではありません。
 
的を外れた努力は、ただの徒労に終わります。
 
 
こういう名言を聞いたことはありませんか?
 
『努力した人全員が成功するわけではない。
だが、成功した人は全員努力している!』
 
 
この名言を語る人の多くは、
「だから、努力しましょうね。」
という結論に持っていきます。
 
 
・・・いやいやいや( ̄∇ ̄)
  
「じゃあ成功する努力の仕方教えてよ。」
と思いませんか?(笑)
 
 
【秀才】が行う努力と工夫とはどんなものなのか?
「成功する努力の仕方」とは?
 
その秘訣について、今日から
3回分けてお話していきます。
 
 
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 本文
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今日から3回かけて【モデリング】についてお話していきます。
 
自己啓発や心理学に詳しい方には
おなじみの概念かもしれませんが、
 
この【モデリング】を正確に
理解している人は少ないように感じます。
(出来ていないという事は、
理解していないということです。)
 
 
まずは、
あなたが今一番叶えたい
夢について思い巡らせてみてください。
 
 
夢と言わずとも、
 
一番叶えたい目標、手に入れたいもの、
やりたい事、欲しいもの、行きたい所などで結構です。
 
何があるでしょうか?
 
 
それらの目標(願望)を達成するための
最強の方法と言ってもいいものが、
 
この【モデリング】です。
 
 
 
簡単に、どういう手法かというと
 
「目指す目標を既に達成している
具体的な人物の真似する。」
 
というものです。
 
 
例えば、
「歌手になってメジャーデビューする」
という目標は曖昧ですが、
 
「ミスチルの櫻井さんような
日本を代表するミュージシャンになる」
と置き換えると、
 
ゴールイメージが明確になって、
目標を目指して行動しやすくなりますよね。
 
 
ただ、具体的な人物を
イメージするだけでは不十分です。
 
櫻井さんが今のように成功するまでに
歩んできた道のりに習って
ポイントを抑えて「真似」をすることで
 
自分が目標を達成するスピードを
高める事が出来るのが
【モデリング】なのです。
 
 
 
こう単純化して説明すると、
 
「なーんだ、ただ真似するだけ?」とか、
「人の真似なんてせずに、自分のオリジナリティで勝負したい」
と思うかも知れませんが、
 
まあまあもう少し話を聞いてください(笑)
 
 
まず、オリジナリティというものは、
実はこの世にほとんど存在しません。
 
 
アイデアマンと言われる
奇抜な発想をする人たちを
視点を変えて分析すると、
 
既知のアイデアを掛けあわることで
新しいコンセプトを創る
プロであることが分かります。
 
AKBの「会いにいける/アイドル」や
「美人すぎる/議員」なんかがいい例でしょう。
 
それぞれ単体では「ありきたり」でも、
掛け合わせることで斬新なものになるんです。
 
ちなみに、掛け合わせる言葉が
かけ離れている(アンビバレントな)
ほどインパクトが大きくなります。
 
・・・っと、話が横にそれたので戻します。
 
 
 
目標達成のスピードを上げるには、
「真似」をすることだと言いました。
 
そもそも、
 
「学ぶ」という言葉の語源は
「真似ぶ(まねぶ)」という
言葉が語源なのはご存知でしょうか?
 
真似をすることこそが
学ぶことの核心です。
 
 
あなたは気づいてないかもしれませんが、
僕たちは生まれつき真似する「天才」です。
 
だって、僕らが日本語を話せるのは
家族が話している日本語を
真似てきたからですよね。
 
関西弁を話す人は、
関西弁を話す環境に居たから、
自然にあの独特のイントネーションで
話すことが出来ます。
 
トレーニングを受けて話せるように
なったわけじゃありません。
 
 
また、日本に住んでいても、
家庭内が英語だったら
英語を自然に話しているはずです。
 
Be動詞とか、三単現とか、現在完了形とか、細かな文法を学ばなくても
自然に話せるようになるのは、
真似して覚えてきたからです。
 
僕らは英語よりよっぽど難解な
言語である日本語を習得しているので、
「自分は学ぶ(真似る)ことの天才だ」
って思っていいと思います。
 
 
 
ただ、注意点があります。
 
今まで僕らが言葉を覚えたり、
自転車の乗り方を覚えた時は、
 
・見よう見まねをして
・試行錯誤(練習)をする
 
ということを繰り返して学んできました。
 
子供を観ていると気づくのが、
大人に比べて驚くほど学ぶ速度が
早いということです。
 
子供の成長スピードは驚異的です。
 
 
では、
なぜ大人になると学ぶ速度が
遅くなるんでしょうか?
 
 
それは、
 
自分の意見、考え方、やり方、
スタンスなんかが固まってくることで、
 
新しい方法を、素直に真似る事が
出来なくなるからなんです。
 
 
長年親しんだ習慣やプライドは
はなかなか捨てられるものではありません。
 
例えば、大阪人の多くは、関東に行っても
標準語に染まるのを頑なに嫌がります(笑)
 
転職したての会社員は
「前の会社はこうだったのに!」
なんて虚しい事を言ってしまいます。
 
 
 
「今までの習慣」や
「ちっちゃなプライド」を捨てて
 
「もっと上手くいく方法」を
いかに真似することが出来るかが
目標達成のスピードを上げるコツです。
 
 
ただ、
人間は基本怠け者なので、環境の変化を嫌がりますし、
「今まで通り」に出来る部分は楽をしようとします。
 
この「人間の性」である怠惰さを
理解した上で大事なのが、
 
「守破離」という考え方です。
 
 
真似をする、と言いましたが、
ただただ猿マネすれば良いわけではありません。
 
 
守破離とは、Wikipediaにこう解説されています。
 
--------引用ここから↓--------
 
守破離(しゅはり)は、日本での茶道、
武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。
 
日本において左記の文化が発展、
進化してきた創造的な過程の
ベースとなっている思想でもある。
 
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」
ところから修行が始まる。
 
その後、その型を自分と照らし合わせて
研究することにより、自分に合った、
より良いと思われる型をつくることにより
既存の型を「破る」。
 
最終的には師匠の型、そして自分自身が
造り出した型の上に立脚した個人は、
自分自身と技についてよく理解しているため、
型から自由になり、型から「離れ」て
自在になることができる。
 
--------引用ここまで↑--------
 
 
この守破離の「守」に当たる型を
上手くいっている人から学ぶ事が
モデリングの基本なのです。
 
 
長くなってきたので、
今日は一旦ここまでにしましょう。
 
 
次回は、誰も教えてくれない
「守」の型をどうやって真似ていくか、
「3大ポイント」として
まとめてお話していきます。
 
そして次々回は、
「モデリングの罠」と題して、
やってしまいがちな失敗と
打開策について解説します。
 
 
みっちりセミナーでやった内容を
文章に落としているのでなかなか濃い内容になりそうです。
 
ここまで読んでの質問や感想があれば、
ぜひ送ってくださいね。

 
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