今日のお話は、感情が溢れ出して、
 
・言わなくていいことを言ってしまったり
・自分でも思わぬ行動をしてしまったり
 
を、防ぐための方法です。
 
 
「ついカッとなって…」
「イライラして…」
「突然の感情が抑えられなくて…」
 
という風に、突然の感情(激情)によって
自分がコントロールできなくなることってあるものです。
 
そんな時に、自分の感情を沈静化させるための
簡単な方法をレクチャーしていきますね。
 
 
こういう事を言うと、
『感情を殺せってことですか!!』
と、過剰反応される人もいるんですが
 
そういうこっちゃないです(笑)
 
 
基本的には、感情は大事なものだし
心の機微を感じ、味わい分かち合うことは
素晴らしいことです。
 
 
でも、一時の感情で泣いたり、
怒ったり、責めたりした時は
だいたい後悔してしまいませんか?
 
感情の赴くままに流されて
自分の人生を生きていない状態は
モッタイナイなぁというのが僕のスタンスなのです。
 
 
もし、ここまで読んだ上で
僕の主張に賛同できない時は、
感情に向き合う「スタンス」が
僕と違うというだけです。
 
どちらが正しい、どちらが間違ってる。
という問題では無いので、そういう
理性的な目で見てもらえれば嬉しいなと思います。
 
 
 
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本文
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前回に引き続き、「感情マネジメント」シリーズです。 
 
(※前回は、負の感情を手放すイメージワークとして、風船と焼却炉を使う方法を紹介しました。)
 
 
前回の手法は、具体的に言うと
こんな場面で大きな力を発揮します。
 
・明日がピアノの発表会で、うまく出来るか不安で仕方ない。
・つい口に出してしまった一言を「言わなきゃよかった」と思う後悔が何度も押し寄せてくる。
・遠足や旅行が楽しみすぎて、興奮して寝れなくて困る(笑)
 
 
これらに共通するのは
「状況的には落ち着いているが
心がざわざわする」ということです。
 
 
客観的に見れば、目の前の状況が
慌ただしいわけじゃないんです。
 
ただ、心の中では
「もうこうしちゃいられない!」
ってお祭り騒ぎがおさまらないんですね。
 
この心のざわざわを効果的に
クールダウンするのが、昨日お話した
「風船と焼却炉」のワークです。
 
 
この手法は、自分にとって
不必要な感情を処分するのに役に立つので
とっても便利です。
 
 
ただ、昨日お話しなかった
難点が一つあります。
 
それは、「時間がかかる」
ということです。
 
静かな場所でイメージに集中する、
という事が必要になりますから、
余裕のない場面では使えません。
 
そもそも「落ち着ける場所」がないと
出来ない方法なんです。
 
 
 
そこで今日は、突発的に湧き出てきた感情を、
瞬時にその場でコントロール出来てしまう方法をお伝えします。
 
 
この方法は、例えばこんな場面で有効です。
  
・口をついて悪口が出てしまいそうな時
・カッとなってしまった時
・つい舌打ちしてしまいそうな時
・愚痴を言いたい衝動が湧いてきた時
・恥ずかしさがこみ上げてくる時
 
そんな時に、
「突発的」な感情に任せて言葉を吐いたり、
行動すると後で痛い目を見ることが多くありませんか?
 
 
そんな時は「この方法」を使って、
感情を保留して下さい。
 
一瞬で出来て、しかも簡単です。
 
 
これ以上勿体ぶっても仕方ないので
率直にお話しますね。
 
 
 
その方法とは、
「額のボタンを押す」です。
 
また、意味わかりませんね(笑)
 
 
これもイメージの力を使う手法ですが、
風船・焼却炉のワークと違う所は
予め、準備をしておくということです。
 
 
どんな準備かというと、
 
「額に一時停止ボタンが付いている」
と想像しておくことなんです。
 
 
リモコンを思い出してもらうとご存知の通り、
 
再生は、横向きの「▲」
録音は、赤い「●」
停止は、「□」、
一時停止は、「┃┃」ですよね。
 
あの「┃┃」マークが額に
付いているのを想像してみてください。
 
 
想像した後、この一時停止ボタンを「ぴっ」っと押すと、
湧き出てくる感情を保留することが出来ます。
 
 
試しに押してみてください。
 
・・・
 
この時、
実際に手を額まで持って行って、
「ぴっ」と触ってくださいね。
 
ちょうど、ドラゴンボールの悟空が
瞬間移動するときのような感じです。
  
 
こうやって一度実際に手を動かして
想像をしておけば、準備完了です。
 
 
 
これは、心理学で言うところの
「アンカリング」を応用したもので、
 
予め「額を指で押す」という行為と、
「冷静になる」という感情を結びつけて
セーブしているんです。
 
(パブロフの犬的な条件反射を
自分で作っているわけです。)
 
 
このイメージングと準備をしておけば、
 
次に、突発的な感情、
例えば、並んでいた列に割り込みされて、
イラッときた時に「ぴっ」とやると、
感情を一時停止できます!
 
 
「いやいや、そんなことないでしょー。」
 
と思うかもしれませんが、
やってみたらわかります(笑)
 
 
自分でもびっくりするくらい
感情を横に置けます。
 
そう、まさに言葉の通り、
「それは横に置いといて・・・」
ってやつです。
 
 
そもそも、感情的な時は
自覚がないだけで、
無意識的に自分自身の感情を
増幅させているんです。
 
 
「こいつは許せない!」とか
「絶対にこうに違いない!」
なんてことを言ってる時には
感情が高ぶって視野が狭くなり、
 
論理が破綻していても、心の底で、
薄々「なんかおかしいな?」と
感じていても、感情に身を任せて
盲目になってしまいます。
 
自分で自分を思い込ませてしまっているような感覚ですね。
 
 
そんな時に下した判断は
あとで後悔することも多いので、
一旦停止ボタンを押して、
冷静に考えてみると良いことがあります。
 
  
 
一瞬や3秒間一時停止しただけででも、
驚くほど客観的に自分を俯瞰する事が出来るようになります。
 
イラっと来たら、「ぴっ!」
ムカッと来たら、「ぴっ!」
カッとなったら、「ぴっ!」
 
です。
 
全ての感情を止める必要はないし、
そんなことは出来ないですが、
 
突発的に襲ってくる負の感情に
振り回されそうになったら、
額の一時停止ボタンを思い出してください。
 
 
また、このやり方を習慣にすると、
 
「自分が自分を怒らせているんだ」
「感情を増幅させているんだ」
 
ってことにも気づくことが出来ます。
 
 
 
「自分の感情をコントロールする」
感覚を身につけると、
 
「悪い感情はあまり感じず、
心地いい感情を増幅させる」
 
ことが出来るようになります。
 
 
人生をハッピーに
爽やかに謳歌している人は
 
直感的にか後天的にかによらず
この感覚を身に着けている人です(^^)
 
 
「一時の気の迷い」に人生を
左右されない手段を手に入れましょう。
 
合言葉は「ぴっ!」です(笑)
 
 
是非活用してくださいね。
 
  
 
※リブログ歓迎です
 
 
 【 お す す め 】 

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