モーニングスターに次のような記事が出ていました。

 

 

投信積み立てランキングの記事です。

このランキングには主に次の4つの投信がランクインしています。

「S&P500」

「全世界株式」

「全米株式」

「先進国株式」

 

以下記事より

2022年4月4日まで約3年半のトータルリターンは、トップの「S&P500」がプラス92%、ワーストの「全世界株式」がプラス71%だった。

実は、ファンドとして取っているリスクは、22年2月末時点で過去3年のリスクをみると「S&P500」の方が「全世界株式」よりも小さい。「全世界株式」は4ファンドの中で、投資効率が最も悪い(リスク当たりのリターンが低い)という結果になった。このような実績を振り返ると、「全世界株式」は今のところ過大評価されているように感じられる。

 

長文になるので一部の記事を貼り付けています。

興味がある方は記事を読んでみてください。

 

「全世界株式」の評価が高過ぎるというのは前から思っていました。

その原因は有名投信ブロガーやファンドオブザイヤーなどの影響だと考えられます。


とりあえず全世界株式で分散投資しておけば安心

という考えが蔓延しているように感じます。

 

リターンで見ると「全世界株式」は「S&P500」「全米株式」「先進国株式」より低い結果になっています。

「全世界株式」は今のところ過大評価されているように感じられる。

↑この一文はまさにそうだと共感しました。

 実際の実力以上に高く評価されているように感じます。

 

 

以下記事より

この3年間の結果で、将来が決まってしまうわけではない。この3年間は中国株式の不調やロシア株式の大暴落に象徴されるように、新興国株式のパフォーマンスが非常に悪い期間だった。

 

新興国株式はここ最近不調が続いています。

全世界株式は新興国株式が含まれています。

この先のことは分かりませんが、

新興国株式が入っていてリターンがやや低い全世界株式を投資対象として選んでよいのか考える時期に来ている思います。

 

 

私も「全世界株式」の投信を保有しています。

全世界株式を全否定しているわけではありません。

それぞれの投資家がよく考えて、投資対象を選ぶことが大切だと思います。