今日のブライトロジック  20201025 | 今日のブライトロジック

今日のブライトロジック

毎日の出来事やカスタムバイクが出来上がる過程などを分かり易くご紹介して行きます。

SUZUKI カタナ1100

 

カタナ1100にTMRのキャブをつけます。

 

うちはとりあえずヨシムラから届いた新品のキャブを一度全バラにして組みなおした

 

後に取り付け、セッティングをします。 ヨシムラとの「ダブルチェック」です。

 

新品を疑う訳ではなく、自信をもって納める為の最低限の作業です。

 

何処かのねじやJETが揺るんでも・・・「ヨシムラが組んだ新品だからヨシムラのせいだ」とは

 

言えませんからね、うちがやったものですから。キャブに限った訳ではなくてバックステップ

 

やその他のアフターパーツを付けるときも同じです、ステップとかも製品コストを

 

下げる為に安物ボルトを使ってる時とかがあるので取り付けの時から、外すときに

 

ダメになりやすそうなボルト類はちゃんとしたものに交換してから取り付けていきます。

 

これが後々修理にきたときとかボルトの頭が舐めてしまって余計に時間が掛かったり

 

することを避ける為でもあります、レーサーを作っていく時の基本でもありますが。

 

車体もエンジンも状態が分からないのではセッティングに無駄な時間を費やす事に

 

なるので・・・そうならないようにすべて確認しながら作業をすすめます。

 

オーリンズやブレンボ、マルケジーニ、ワイセコ、コスワースピストン、ヨシムラ

 

カムシャフト、どんな一流パーツでも取り付ける人間でその性能が変わってきます、

 

部品に対しての気の使い方です。その部品をしっかりベストな状態で取り付けていく

 

事で各メーカーさんから信頼してもらえるようにもなっていきます、時間がかかりますが。

 

自分のところの商品をちゃんと扱えない所には売りたくないでしょう。

 

部品を業販で買うと言うことは業販してもらった側もその商品についてのある程度

 

責任を負う、と言うのが当たり前で、それが出来ないで、何でもかんでもメーカーに

 

電話してくるのであれば業販とか言うんじゃない!ってことです。

 

この部品・・・どうなのかな?自分で作った部品がレースで使えるのか?8時間もつのか?

 

ちゃんとしたチームで厳しい先輩方からたたき込まれないと身につかないものです。

 

昔のヨシムラにいて良かった所です。部品一つ一つを手にした時にそれをどう見るか

 

使えるのか、ダメなのか、自分たちが判断した物が直接ライダーの命に関係してくる

 

ことなので、多分大丈夫だろうって訳には行かないのです。

 

自分が作ったバイクだったら・・・

 

何時、ライダーに突っ込まれても答えられないことが無いように。

 

そこがライダーとメカニックの信頼関係を作っていく方法です。

 

でも・・・たった一回のミスで一瞬にして信頼はなくなりますが・・・。

 

 

 

JET類の番手の確認、スロットルボディーや中の部品のバリやごみなどのチェック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        (▽´ )ツrヾ( `▽)ゞ

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