あなたの我慢は誰のため？

魅せ方・話し方であなたの人生をランクアップする！

人間力向上トレーナー　濱田悦子です。

自分さえ我慢していれば、その場は丸く収まる。

自分さえ我慢していれば、相手から嫌われることはない。

自分さえ我慢していれば、人間関係はうまくいく。

こんな風に思って、自分の意見や考えを言わずに、

その場をうまくやり過ごしている気持ちになっているあなた。

相手に反論することなく、

嫌なことも「いいですよ」と言って断らず、

常に「相手にとってありがたい存在」であるはずなのに、

何故か、相手から大事にされていない気がすることってありませんか？

それは、「ありがたい存在」ではなく、相手にとって「都合の良い存在」になってしまっているのです。

どんなことでも引き受けてくれる、

何を言ってもほとんど嫌とは言わない。

「頼めばなんでもやってくれる都合の良い人」です。

「あの人にお願いすれば、やってくれるよ」と、

やってくれることが当たり前の人になります。

そうすると今度は、断った時に

「何でやってくれないの？いつもやってくれるじゃないの！」

と自分の依頼は受けるのが当然！とばかりに怒ってくるのです。

そうして結局、また断れなくなってしまい

あなたはその理不尽さに、「何で私ばっかりこうなるの！？」

と、憤慨したり悲しくなったりするでしょう。

でも、それは、相手のためと思いながら、

相手に良い人と思われたい、相手に好かれたいという相手からの評価を得るためのあなたの言動の結果です。

結局は、誰のためにもなっていませんね。

相手から大切にしてもらうには、まず自分が自分を大切にすること。

自分の本当の気持ちは、どうなのか？を自分できちんと把握しましょう。

その上で、

今回は、嫌だけど引き受けた方がいいな。

ここは、自分の意見を言わない方がいいな。

と、思ったら、引き受ける、自分の意見は言わないでおく

という選択をすることはOKです。

だけど、やっぱり「嫌だ！断りたい」

ここは、自分の気持ちを伝えたい

と思えば、相手が受け取りやすい伝え方で話しましょう。

あなたが断ったからと言って、相手からがっかりされることはあるかもしれませんが、嫌われることはありません。

「また次の機会にはさせていただきます」

「他のことでお役に立つことがあればお声がけください」

と次回は、またさせていただけるかも～ということを伝えましょう。

また、自分の意見や気持ちを言うことは、誰にでも平等に与えられている権利です。

堂々と自分の気持ちを伝えましょう。

その意見や考えに批判があっても問題ありません。

意見や考えは、人それぞれ違って当たり前ですから。

「あなたは、そう考えているのですね。私はこう思います」

と相手を批判することなく率直に伝えれば良いのです。

自分の気持ちを大切にしましょう。

場面や相手によって、常に自分の気持ちどおりに行動ができるわけではありませんが、その都度自分で選んだ言動に責任を持ってください。

「あの人のせいで私がするはめになった」

「あの人が居たから私は自分の意見を言えなかった」

これは、自分で引き受けたのだし、自分が言わないことを選んだのです。

全て自己責任です。

自分の言動に責任を取れるのは、自分だけ。

その気持ちをもって自分の行動を選択することが、あなた自身を尊重することになります。

ぜひ、あなた自身を大切にしてくださいね。

自分の気持ちをはっきり言えない

言い方がわからず我慢してしまう

断ることが苦手

人から言い方がキツイと言われる

そんなあなたにぜひ知っていただきたい

「柔らかな自己主張」の仕方。

＜柔らかな自己主張レッスンご感想＞

受講前のお悩み、または受講理由は何でしたか

スタッフを指導したり、学生を指導したりしており、自分の指導や対応が相手にとって良かったのか、もっと良い言い方ができたのではないかと思う事があった。また、会議等で自分の意見をもっと我慢せず言えるようになりたいと思った為受講しました。

受講して気づいたこと・解決したことは何ですか

アサーティブである為には、自分さえ我慢すれば良いという考えが、相手にも迷惑をかけていた可能性があった。素直に自分の意見を伝えるには、まず感謝の言葉を述べ、逆説は使用せず事実を伝え、提案、代案で言うという事を学べた。できない事を断ったり、会議や指導の際等多くの場面で使用できると思った。意識して使用していきたいです。

特に良かったところはどこでしょうか

自分の自己表現の傾向がわかり、この傾向を受け入れ意識してコミュニケーションをとっていこうと思った。自分の自信のなさが、なかなかノーが言えない自分を作っているので、自分に自信を持てるよう、自己肯定感を高められるよう毎日自分を褒めていこうと思います！！

家庭での怒りが残念やがっかりという気持ちからの物であることが分かり、この感情を受け止め、相手に伝えコミュニケーションをとっていくと良いという事が分かり良かった。

　　 (４０代　医療系講師）