ご訪問ありがとうございます。三重の話し方講師 浜田果歩です。
昨日の「話し方アドバンスコース」では、敬語の使い方についてのレッスンをしました。
仕事では、やはり、敬語をしっかりと使えることは、とても重要です。
敬語について、レッスン生さんから、
取引先の方との話の中で、「入院をしていた」ということを聞いて、
「ご入院されていたんですか?!」
と言ってしまったのですが、言った瞬間に「ご入院」が、何か変だなと思ったのですが、間違いですよね?
と言う質問がありました。
「入院」は、漢語ですから、接頭語は「お」ではなく、「ご」をつけて「ご入院」となります。
「入院する」という動詞を、尊敬語にする場合は、
「動詞+れる・られる」
「ご+動詞+なさる」
という法則に当てはめると、
「入院される」 あるいは、「ご入院なさる」
となります。
ですので、「ご入院」を使う場合は、
「ご入院なさっていたのですか」
と言います。
ですが、病気での入院は、どちらかというとネガティブなイメージですので、「ご入院」というより、
「入院されていたのですか」 で良いと思います。
取引先の方で、もう少し丁寧に言いたい場合は、
「入院されていらっしゃったのですか」
と、言うと良いですね。
「お」や「ご」は、尊敬語ですから、通常、ネガティブな言葉にはつけません。
「ご失敗」 「ご事故」 「ご離婚」 「ご犯罪」「ご骨折」 「お怖い」
などと言わないですよね。
その他、公共のもの、外来語、自然現象にも、「お」や「ご」はつけません。
私の高校時代の家庭の先生が、「お大根」「お梅干し」 と、話すことに、とても違和感を感じていました。
また、以前にも紹介しましたが、日にちを尋ねられた時に
「おいつがいいですか?」
と言われ、びっくりしたことがありました。
「美化語」でもある「お」や「ご」は、何にでもつけてしまいがちですが、
必要以上に使わないように気を付けましょう。
和室などで、正座をしていると、
「お足を楽になさってください」と言われることがありますが、
「お足」は、お金のことを表します。
正しくは、「御御足(おみあし)を楽になさってください」です。
とは、言うものの、おみあし は、あまり馴染みのない言葉になっていますので、
「どうぞ、お楽になさってください」
で、十分ですね。
さて、昨日の「話し方ベーシックコース」のレッスンでは、絵本読みを皆さんに発表いただきました。
普段、絵本読みをすることのない男性の方も
皆さん、それぞれに、表現力豊かに読み上げてくださいました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「Domani」8月号に掲載されました。特典付きですので、チェックしてくださいね。
7月後半からスタート「話し方ベーシック短期集中コース」
<日程>
日曜日コース
1回目 7月29日 13時~17時
2回目 8月19日 13時~17時
3回目 9月30日 12時~16時
〈料金〉
3回 55080円
入会金 5400円
Domaniをご覧いただいた方は、入会金無料です🎵
プライベートレッスン
・定期的に通う時間がない。
・短期間で早く上達したい。
・発表の日が近づいている。
・グループレッスンが苦手。
・自分のペースでレッスンをしたい。
その他、話し方、コミュニケーションでのお悩みのある方に、お勧めの
プライベートレッスンは、ご都合の良い日時で、お好きなタイミングからスタートできます。
リーダー・管理職の方のレッスンにつきましては、特別なメニューにてお引き受けしておりますので、お問い合わせくださいませ。
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(株)ブライトブーケ ℡059-386-7338