ネームカウンセラーの渡辺愛理です。
今回は、不登校・ひきこもりの原因についてです。
内閣府より発表された、「平成21年 高等学校中途退学者及び中学不登校生徒の緊急調査」
によると、
[最初に学校を休みはじめた直接のきっかけランキング]
1位 友人関係(いじめ、けんかなど)・・・45.9%
2位 勉強の問題(授業がよくわからない、成績がよくない、試験が嫌いなど)・・・34.9%
3位 学校の先生との関係(怒る、注意がうるさい、体罰を受けたなど)・・・24.8%
4位 入学や進級、転校をしたときに周りになじめなかった・・・21.1%
5位 クラブ・部活動(いじめられた、ほかの部員と仲が悪くなったなど)・・・17.4%
多くが人間関係の悩みであることがお分かりかと思います。
確かに、対人コミュニケーションを身につけることも大事ですし、
学習の遅れを取り戻すことも大事でしょう。
また、親御さんのお悩みも、そのあたりを一番心配されています。
しかし、前回も書いたように、これはただのきっかけでしかないのです。
例えば、同じような対人関係のストレスを感じたとしても、
ある子は学校に行けるし、ある子は学校に行けなくなってしまう・・・
この違いはどこにあると思いますか?
それが真の理由なのです。
コミュニケーションや学習についてのスキルをアップさせることも対処療法の一つですが、
並行して、心理的療法を行っていかなければ意味がないということです。
ですので、もし、学習の遅れを取り戻したいときは、心理カウンセラーが行っている不登校の家庭教師にお願いしたほうが、同じお金でも、一石二鳥なのです。
心理カウンセラーの家庭教師の詳細は こちら
表面的に、不登校、引きこもりが解消されたとしても、真の理由が解消されていなければ、違う形で問題が現れる可能性があるので、それは注意しなければなりません。
その根っこの問題を解消していくのが、カウンセラーの役割です。
その理由はそれぞれあるので、一概には言えませんが、
その当事者だけの問題でなく、ご家族みんなの問題として、問題解決にあたっていただきたいのです。
そして、残念ながらその問題は、当のご家族は近すぎて客観視できないので気が付きません。
ご家族の中で問題解決できないときは、できるだけ早くプロカウンセラーにご相談ください。
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