この度の能登地域の被害。心が痛む状況です。
この国では、災害は人ごとではありません。
今一度、身近な災害に対する備えの自助、共助、公助をも確認しました。
災害時、2週間は助けが来ない
たびたび書いている話題。
防災備蓄。
うちは東京都練馬区。
区の防災課から大災害の時の備蓄について、毎年指導があります。
前提条件は、結構厳しいです。
- 大災害の時、避難所は使えない
- 自宅避難は、2週間から数か月
モノと思考の片付けで人生をリセットし、輝く未来へ踏み出すためのサポートを致します。
生前整理アドバイザー、キャリアコンサルタントの讃岐峰子です。
避難所は使えない
練馬区の人口の10%分しか、公共の備蓄がないから、災害時には避難所を使えません。
そのうえ、交通網の問題や人手の問題で、すぐ助けには行けない。
モノの供給も2週間は無いだろう、とも。
シビアな現実です
区からは、2週間は、ガス、水道、電気がなくても耐えてほしいと言われています。
自助のトイレ備蓄200回分
なので、まず自助。
食べなくても飲まなくても何とかなっても、トイレは我慢できないので、現在自宅には200回分のトイレ備蓄があります。
水分を固めるポリマー材 ⇓
ペットがいるお宅は、ペット用の砂やシートを備蓄しているそうです。
被災時のストレスはにおい
さらに、避難生活のストレスは匂いなんだそう。
ゴミ収集が始まるまで、自宅保管になります。トイレ後の臭いを漏らさず保管するための備蓄もしています。
毎年少しずつ増やしています。
2年前は、トイレ備蓄は150回分でした ⇓
自宅避難のトイレ150回分をコンパクトに収納【マンション住まいの防災】
10年後は、・・・
大人のおむつも用意したほうがいいのかな
トイレは共助も公助も
トイレの備蓄も、もちろんあります。
⇓これはサンプル。練馬区がとっても気にしてくれています。
私は、混乱時は足りないのではと思っているのです。
毎日走る公園。
非常時のトイレと井戸があります。
近くには川があるので、そちらにつながっているのかな?
この形のモノが目立たぬように芝生の中にあって、見た範囲では30個くらいあります。
東京都が管理しています。
何万人とここに来たら足りないのでしょうね。
練馬には自衛隊もあるので、そこも展開するのでしょうが、広域災害でしたら、地元ばかりに手をかけられませんよね?
ランニング途中にはヘリポートになる場所もあったりで、被災したら景色がすっかり変わってしまうのでしょう。
想像したくないですが、万が一を想定することも大切ですね。
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