【千式】君臨コラムまとめ1-15/30【松原イズム研究】 | 幻(まぼろし)コレクション

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アメリカ在住20年の元医師、現IFSセラピスト

仏教や神道に親しむキリスト者でもあります。

からだ、こころ、たましい すべての声を聞き、より深く理解し寄り添うことで、自然治癒力を高め、調和的なつながりをもたらすセッションを提供しています。

0161 愚か者が人の上に立つ

人の上に立つ、という物事は歴然とある。民主主義など関係ない。だが人の上に立つということを誰もわかっていない。だから心が弱く、気を自己中で使い、美しくもなく、成果だけ学んでる者が、「理解」ではなくプロモーションによって人の上に立っている。

・本人がそう思うかどうかは問題ではない。本人は正しいことをしていると思っているが、そのほとんどが自己証明のためのプロモーションで、人に自分を認めさせる行為として行っている。

人の風上にも置けない愚か者に、人の風下に立ちたい愚か者が集まる。見ていられない。


0162 君臨には条件がある

人を集めるのは割と簡単にできる。その中で自分が中心!になることもできる。そのほとんどで心理を扱うことに長けていればそのポジションは簡単に取れる。だがそれは君臨ではない。技術的プロモーションでしかない。宗教でも自己啓発でもスピでもこの手法はよく使われる。

・人のために尽くしたり、善行を行ったり、何かの分野で天才であったりしても君臨はできない。君臨は君臨するべく条件があり、その条件を満たす人格と力が必要になる。


0163 進みと責務

歴史を読めばTOPとして君臨してきた者のケースが無数にある。ダメなケースもあり良いケースもある。文化の違いを超えて共通項を探すこともできる。

・TOPは少なくとも時代、またはその時々の人に影響を与えて進める。他力と共に進める。そして、その影響下に置かれる人々に対して責任を負う。

・進めている物事はトップも人々もコントロールできない。事象になってしまう。そういう事象を進められなければそもそもトップになれないが、コントロールできないものへの背金を負わなければ良いトップにはなれない。


0164 君臨に個性は不要おすすめ

多くの人が関わる、コントロールできない事象の進みに対して、君臨する者は責任を負わなければならない。誤った方向に進みそうになれば修正しなければならず、消滅しそうになれば適切に生きる処置を施す。進みに応じて生まれる事象を注意深く観察して次の歩みを決める。

物事と人々に注目する。自己は滅却しなければならない。自分の思い通り、欲求、希望はもちろん、自分の知識の限りを尽くし善行を行うことすら捨てなければならない。物事と人々が自分にならなければならない。個性など君臨に必要ない。


0165 君臨の能力

君臨と自己滅却はワンセットになる。良いTOPには自分などない。アメリカ型のパワーリーダーはプロモーションの成果であって幻想でしかない。ビジネスなど成功しようと思うならそれでもいいが、事象の元に君臨するには事象そのものになる必要がある。

・その生み出し方と運営の仕方を知らなければならない。自力では及ばない物事だから、自力ではなく他力の使い方を駆使しなければならない。

・組織に詳しく、どのような体制を作るべきなのか?を知らねばならず、そこに参加する特にコアな人を適切に選ばなければならない


0166 強みを選ぶ

君臨の能力として最も必要なことは人を選ぶことにある。強みで選ぶ。事象を進めるために必要な人を選ぶ。能力では選ばない。人格もほとんどの場合で関係がない。事象を進めることができる者を選ぶ。それ以外に基準はない。

・強みがあっても採用しないのは、君臨する物事を危うくすることがわかっているからだ。その意味で人格者を選ぶ必要はないが、不適格者は絶対に省かなければならない。

また、強みを持った者はどこにでもいるから、採用範囲を限定してはならない。新しいものを生み出し世のスタンダードにするのに枠組みからスタートはしない


0167 先駆するおすすめ

君臨する者は最初から自分が君臨すると知っていなければならないし、そのつもりで進めなければならない。君臨する前、最初、自分が何で君臨できるかを知らなければならない。成功や金儲け、プロモーションで君臨はできない。

時代に先駆け人に先駆け自分は何を生み出し標準化できていくか?知り、実践しなければならない。その物事を支持してくれる人を大切にし、その人たちが使いやすいようにし、それがない昔には戻れないようにしなければならない。


0168 3手先を見て2手先を打つ

先駆した物事がうまく浸透してくる。追い打ちをかけなければならない。追い打ちをかける方法はいくつもある。技法として知らなければならない。技法は多様なものをそのときに合わせて使えばいいが、手は常に2手先を打つ。次の手だけを打つと誰もがそこに集中し先が見えなくなる。2手目を示せば1手目は軽く超えることができる。

・同時に君臨する者は3手先を見ておかなければならない。人々が1手目にあるとき、3手先の物事はいくつもある。2手目で誘導し、1手目をクリアにさせると共に、適切な3手目に誘導しなければならない。

少なくとも「手法」から進む道を決めてはならない。


0169 TOPの仕事は受動

先を見せることはTOPの仕事ではない。よく間違われる。先を作ることがTOPの仕事である。見えない先を作らなければならない。先が見えるはずがない。

見えない先に向かってこうであろう必要な全ての手を打つ。だが思い通りにはならない。予想外の未来が作られる。この出現する未来に応じて手を打っていくことがTOPの仕事の内容になる。この意味でTOPは必ず受動的である。思い通りにならない受動の世界で思い通りにする力が求められる。

・当然忍耐強く、的確で、柔軟でなければならない。


0170 TOPの人格おすすめ

事象と人々に責任を負い、思い通りにならない物事を受動で修正しながら物事を進める。自己滅却して集中する。当然TOPは冷酷無比でなければならない。鉄の意志でどのようなことがあっても成すべきを為さなければならない。

・同時に情に厚く真摯でなくてはならない。でなければ誰もその事業に参加しない。


0171 支配、統治する

TOPとして君臨するのなら、自分が何で君臨するかを知っていなければならない。君臨したら支配、統治しなければならない。事象を支配し、人々を統治する。これは先駆したイノベーション的な物事に反する。

先駆の次は支配、統治しなければならない。しかもその事象と人々の性質に合わせてやらなければならない。物事を移行できない者、うまくできない者はTOPの資格はない。

支配、統治に傾きすぎ、先駆を忘れてしまうものもまた君臨する資格がない。


0172 トップが孤独な理由

そもそも、君臨する者は統治される者の立場や感情などがわかることが多い。だが逆に、統治されるものは君臨する者のことがさっぱりわからない。君臨する者は3歩先がわからなければならないし、統治されるものは2歩先が見えても1歩目にかかりきりになる。

・その全体をどのように進めるかがつまりはTOPだが、つまり自分だけが優れすぎているために物事が思い通りになるとは限らないし、人と心を通じ合うことはできない、と知らなければならない。この意味でTOPは孤独でしかない。立場が孤独なのではない。


0173 なぜ君臨するのかおすすめ

自己を殺し、思い通りにいかず、心を通わせられないことをなぜわざわざやるのか。自己証明のためではない。何がよくてわざわざ君臨するのか?

・君臨するものはそうできている。強みで昔からリーダーになった、というようなちゃっちいことではない。

世の中で自分にしか見えない自分にしか切り拓けない道がある。その道を切り拓くとどんなに素晴らしいかわかる者も自分しかいないさてどうする?

自分が自分として生きるのに、君臨せざるを得ないから君臨する。我欲も期待も何もない。生きる道に君臨が転がっている。


0174 強みの矜持

君臨にも矜持がある。成すべきことに対する矜持もあるが、君臨する者としての矜持がある。何がどう明らかに優れていることを認めなければならないが、同時にそれを知らしめなければらない。同じように自分は何が劣っているのか正しく知ってもらわなければならない。勘違いの評価はきっぱり否定し、優れていることを劣っていると評価されたら判断を改めなければならない。

・自分の優れていることが君臨や統治のスタートラインになる。当然その力は不十分だ。だから他力が必要になる。どの他力が必要か、力に対する認識が正しくなければうまく全体を組み込むことなどできない。自分の力も他人の力も正しく把握できなければならない。


0175 TOPができることはなくなる

TOPが扱う物事は大きすぎる。絶対に自分だけでは成せない。人の参加が必要になる。もちろん適材適所や、強みを生かすこと、邪魔者を排除することは必要だ。だが、物事が進めば進むほどコントロールはできなくなる

・最終的に君臨する者ができることは真摯に向き合うことと、正しいシステムを運用することになる。不満が上がらない組織を作ることは全く目的ではないが、参加している者が力を発揮し、事象が昨日より今日、今日より明日と進んでいかなければならない。

・そのうち方向を示すことも自分の力では及ばなくなる。及ばなくなった日がきても正しい方向に進むように組まなければならない。