【千式】理解コラムまとめ21-40/40【松原イズム研究】 | 幻(まぼろし)コレクション

幻(まぼろし)コレクション

アメリカ在住20年の元医師、現IFSセラピスト

仏教や神道に親しむキリスト者でもあります。

からだ、こころ、たましい すべての声を聞き、より深く理解し寄り添うことで、自然治癒力を高め、調和的なつながりをもたらすセッションを提供しています。


0141無理解を軽蔑しろ

理解しようとしない者、浅い理解で止まる者、自分の主観で断言する者、誤った理解を押し付ける者を軽蔑しなければならない。同様に、心理学やカウンセリングの知識、スピのリーディングで人を判断する者を侮蔑しなければならない。

・理解は当然の権利なのだから、正しく、100%に近く、深く理解されなければならない。その態度を放棄し人間を捨ててる者は蔑まなければならない。


0142オレを理解しろ

読み込み検証すればオレがどんな人間か理解することができる。動画も多いので発言や体の使い方も観察できる。

・書いている(言っている)内容に注目するのではない。なぜそれを書くか、なぜその言い方をするか、なぜあっちではその言い方をしないのか、動画を観てなぜその服を着るのか、なぜ書いていることと違うことを言うのか。

・量が多ければ感覚的にでもわかることができてくる。

・映画を楽しむのではなく、映画の作り手はなぜこの映画をどのように作ろうとしたのか?というような理解の仕方をやってみる。


0143オレは理解を求める

オレは他の誰よりも理解を求める。事実理解なされていない。分量が多く、複雑でわからないからだ。わかりやすいところを理解できる人は少なくない。深く踏み込んで理解している人もいる。

だがもっと理解を示そうとするべきだと思う。書いてあるものを全て読んだだけではわからないことがたくさんあるはずで、さらに深く知ることができる。

・オレに対するのに、自分が感動したとか、いろいろと気がついたとか言っている場合ではない。

まだまだオレのことを理解できる余地があるのに、それをしないのは怠慢でしかない。


0144理解が心を動かす

理解が人の心を動かす。こんな簡単なことがわからない。理解がなくても人の心を動かすことはある。だがそのほとんどが「いざというとき」のことであって、普段ではない。普段人の心を動かすのは理解だ。理解しようとする態度、理解するまでわかろうとする心をして人の気持ちが動く。

技術や成果に溺れている人にこのことはわからない。


0145超理解は時間がかかる

理解が心を動かす。だからオレの心はほとんどの場合で動かされない。深く、多く、高いものは理解されにくい。理解しようと思うと相当の時間をかけなければならない。まして自分で自分の理解に相当の時間をかけているなら、それに追いつける者がもういない。

・部分的に理解していれば「やるな」とは思う。わかってくれているとも思う。だがそれだけだ。

・深く、多く、高い人を理解できるようになるには時間がかかる。オレの理解には時間をかけなければならない。

・それができるというだけで何がどのように素晴らしいか知らなければならない。


0146理解しながら成果を出す

理解はただの内的作業でしかない。精神力に大きな影響があるとしても何も生み出しはしない。だから人は理解しながら相手に自分がどのように役立てるか、自分を使う必要がある。自分の気力を使う。成果を出す。

・オレにどのような貢献ができるかもっと自分の活かし方を考える。それをやりながら理解を深める。成果の関係しか築けないならそれは利害関係でしかない。心は通わない。

・理解だけを示し、成果の関係がないならいずれ関係は終わる。内面だけで維持できる関係はない。

・つまり、自分ができることは散々提供し、かつオレを理解する取り組みをしなければならない。


0147理解の先の理解

理解すればするほど失望することがよくある。相手の器や底が浅いこと、自分をそれ以上はもう生かさないことがわかるからだ。残念な気持ちになり、実際残念な関係になる。

・相手を理解し続けるなら、こういうことは起こる。ということは自分も人からそういう諦めを持たれる可能性がある。

・理解以上の道を理解しなければならない。見つけることができる者が理解の先に進むことができる。


0148理解ない許しは諦め

完璧な理解は美しい。理解なしで全てを受け入れる!的な理想論とはモノがまったく違う。そんなことは誰でもできる。どこの夫婦でもやっている。理解し合える関係は誰にもできるものではない。そもそも理解が困難だ。

・誰もが理解を諦めて妥協によって良い関係を築いている。「違う人間だから」と言い訳する。それが根本的な不一致である前提で進める。

・オレはそれを望まない。理解の精度は上げることができる。理解できないから許さなければならないような関係はいらない。理解の関係を求めている。


0149「上」の理解

大事なことは4つに対する理解だ。精神力、気力、美しさ、学び。この4つの理解が基本になる。

心はどのくらい強いか。どの部分では弱いか。そのときどうなるか。

気は配れるか、充実しているか、どこまでやりきれるか。

完璧か、細部に宿るものがあるか。

何をどのくらい知っているか、体現しているか、組み合わさっているか。

・自分よりも長けていると理解が難しい。それでも理解はやろうと思えばできる。「上」を理解できる自分、というのを知らなければならない。でなければ自分の上もわからないまま終わる。


0150未知を知る

「上」の理解というのは誰にとっても未知の理解になる。情報や知識もなく、体験も経験もない。通常は理解できないものを理解する必要がある。誰か上の人のことをよく知ることも基礎としてはいいかもしれない。

・上の理解というのは「先」のことになる。先がなく世界を閉じている者は結局理解自体ができない。この理解の上に何があるのか?

・おそらくこちらの方向であろうということに自分を進める。予想しない結果が出る。振り返って「しかしやる前からこれはなんとなくわかっていた」ということを明らかにする。

その繰り返しによって「上」の理解がわかりやすくなる。


0151理解その後

完璧(完美)に理解をしたらその後は3つに分かれる。

理解をより深めるために学ぶ。理解に沿った行動をする(気)。理解に対して心を合わせ留めおく(精神)。

・もし全てを完璧に理解していながら、理解したから終わり・・・になるなら全ては理解しない状態と何も変わらない。不要な理解は捨てればいいが、必要な理解はその後がある。


0152理解を深める

理解を深めるために学ぶ、というのは習慣にならなければならない。相手が何かのジャンルに触れたなら最低でもその概念が何か?を知らなければならない。相手が踏み込んでいるなら、それが何なのかをかなり調べなければならない。

・学びは知識を入れることと、足で確認することだから、相手のひとつひとつの物事に対して、ひとつひとつ知識を得て、検証するところまでやる。

これで理解がより深まる。完璧以上になる。


0153理解に沿う行動

理解をしたら次に行動することがある。気を使う。理解をしても行動しないこともある。その場合も行動しないことに気を使う。

・正しい理解に沿って、何をどのように運ばなければならないか?答えは自分にはない。相手にある。

・相手がどのように運んでほしいと希望しているか?と理解した行動を行う。これが気が利く人であり、正しく学んだ人であり、理解に優れた人になる。

・昔から優れた日本人女性はこれができる。


0154理解を留める

理解したことを留めおく必要がある。心に留める。その留めたものに必要なことがやってきたときに合わせることもある。自分が留めているということを相手に伝え、留め続けるだけで良いこともある。どちらも相手の精神性にいい影響を与える。

・理解の中には相手の重要なものもあれば、あまり重要でないものもある。重要なものを留めておける人がいる人は幸せだし、理解をそのように扱えるのは卓越している。

必要なときに、必要な理解を扱える。必要でもないのに理解を晒したり、理解を忘れて無理解なことをやりはじめるのは品がない。品格に劣る。


0155理解がなければ素直でない

・人のことは理解できても、自分を理解できなければ行き詰まる。自分の人生を歩めなくなる。人を理解でき、自分も正しく理解できて、初めて素直であるという状態になれる。どちらも正しくひとりの人間として捉えることができ、心の中に両立させることができる。

・理解ができない者は素直ではない。素直は行為行動の問題ではない。


0156複雑を理解する

複雑な者を理解するのは難しい。複雑をシンプルに理解することはできない。アウトラインをつかんだに過ぎない。複雑なものは複雑に理解しなければならない。

・複雑の中にも、ただ糸が絡まったようなひねくれた複雑がある。そういうときは「そもそも理解する必要があるか?」を先に問わなければならない。必要がないのに理解はしなくていい。

・だがあるべくして複雑なものはひとつひとつ足跡を追う必要がある。レオナルド・ダ・ヴィンチを知るなら、初期の作品から追い、伝記を読み、イタリアを訪れ、ルネッサンスと当時の歴史背景、宗教背景を知り、人体や水の模写をしてみる必要がある。


0157理解を告げる

全ての理解は聞くことからはじまる。だが理解ができたら理解を告げる。インプットからはじめ、アウトプットをする。自分が理解していることが相手の理解と一致することを確認する。その量が増えれば増えるほど、人にとって自分がかけがえのない人になる。

・自分にとって相手がかけがえのない人であるかどうかは、相手の自分に対する理解に比例する。自分が相手を理解しても、相手が理解欠落であれば不十分な関係にしかならない。

・素晴らしい関係は相互理解の下に成り立つ。その第一歩は理解を伝えることにある。でなければ誰も自分が相手を理解していることがわからない。


0158分からないまま終わらせる者

さて、ここまでの「理解」に関するエトセトラで、どれだけの人がこれをやるか。どれだけの人がすでにやっているか。相手への飽くなき理解を続けているのか。

・やっている者とやっていない者、結局やらない者は決して分かり合えない。やっている者が一方的にわかっている。分かり合えないとわかっている。やっていないものは分かり合えるか合えないかではなく、理解が何か?すらわからない。

・わからないで終わらせる者は、結局そういうことだ。わかったつもり、わかってると思いたい者も同じ。救いようはひとつもない。


0159理解しない者に用はない

人の関係が全て完璧な理解で成り立っているわけではない。その必要もない。だが誰にとっても無意識で、理解しない者と関わろうとするものはいない。オレもオレのことを正しく、ひとつひとつ理解しようとしない者に用はない。

・自分の理解を押し付ける者にも用はない。

・複雑な者は理解を諦めやすい。諦めれば終わる複雑なものは複雑なものを理解してもらえるように工夫しなければならない。例えばこんな風にコラムに書いて「全部やれ」と言わなければならない。

・何万人かに1人は理解しようと試み、複雑を解明するものが出てくる。そのチャンスを逃してはならない。


0160愚行は無理解から生まれる

理解なき精神は自己満を生み、理解なき気の扱いは自己中を生む。相手への理解のなさは争いや諍いさえ生み出す。理解あるもの同士の集団は、他の集団を理解しようとしなくなる。全ての条件が揃うと、志の高い十字軍は異民族を殺すようなことが起こる。

・理解が全てを解決しない。できない。だが、正しい理解は人が人と生きるための最も大事な基礎であり、理解がなければ愚行が増える。理解というものを身につける必要がある。

・まず、ここまでに書いた40コラムの「理解するということ」について理解しなければならない。理解できたら実践する。手順を踏めば誰でも理解を高めることはできる。