他人の無線LANを“ただ乗り”したなどとして、警視庁と愛媛県警が6月、電波法違反容疑で、松山市和泉南の無職、藤田浩史被告(30)=不正アクセス禁止法違反罪などで公判中=を再逮捕した。
多くの無線LANは通信が暗号化されパスワードを入力しないと接続できない。同課によると、藤田容疑者は
解析ソフトを利用してパスワードを突破。自宅から数十メートル離れた家に住む無関係な男性方のLANをただ乗りしインターネットに接続していた。
ただ乗りすると接続者の身元がわかりにくくなる。藤田容疑者は昨年2~6月、男性方のLANに90回以上接続し、発信元を隠蔽して
インターネットバンキングの不正送金などを行っていた。
情報処理推進機構によると、暗号化の方式のひとつに世界で最初に登場した
「WEP」という規格があるが、
暗号化技術が単純などといった欠点が指摘されていた。

藤田容疑者は、このWEPを利用していた無関係の男性方のLANに目を付け、ただ乗りを実行。
同課によると、藤田容疑者が使った
高出力のアダプターは台湾製で、ネットオークションで3500円程度で購入したものだった。
パスワードを解析するソフトは、すでに廃刊になったコンピューター雑誌の付録だったとみられる。
現在、暗号化の規格にはWEPより暗号技術の高い
「WPA」「WPA2」などがある。同機構は、メーカーのサポート窓口で手順を確認し、ルーターとパソコンなどの機器の設定を変更してより強度の高い暗号方式を採用することを薦めている。

同機構は事件を機に改めて注意を呼びかけ、
「ノートパソコンや携帯型ゲーム機、スマートフォンなど、ネットに接続できる機器を持ち歩く人が増え、知らないうちにただ乗りされる可能性は高まっている。危険性を認識してほしい」と話している。
以上、<産経新聞7月1日>より抜粋引用

この記事を読んで頂き、皆さんはどう思われましたか

当然だと思う方もいれば、驚かれた方もおいででしょう。

ただ
最も危険なのは、「よく分からない苦手分野だから、放置しておこう・・・」という
思考停止だと思います。
私もどちらかというと、コンピューター関連の事には疎い方で面倒だと考えてしまいがちです。
ただ、コンピューターのプログラムに詳しい人間が
ある手法を用いると、他人のIPカメラはほぼ確実に無断閲覧出来ることや、セキュリティー設定の甘いスマホ内に侵入してデータの改ざん等が可能なこと位は認識しております。

例えば当院のレセプトコンピューターは
Windowsではなく、
LinuxをOSに使用しておりセキュリティー面において、Windowsを使用したものには勝っているかと思います。
だからと言って、、
レセプトコンピューターやレントゲンコンピューターの親機(サーバー機)と子機(クライアント機)を無線LANで繋ぐのは、ある程度の危険をはらんでいるいると認識すべきだし、私は絶対にしません
例えば、子機を後から増やす場合、
手間と見た目を優先して販売業者さんは、配線の処理が面倒な有線LANではなく、無線LANでの接続を勧めることが多いでしょう。

しかし、結果得られるのは
動きの遅い子機と
セキュリティーの脆弱性だと考えて居ります。
我々は、
多数の個人情報をコンピューター上で取り扱っています。
「自分はパソコンに詳しくないから・・・業者さん、よろしくっ!」という姿勢は許されないし、最終的には院長が責任者であるということを、今回の新聞記事を読んで改めて痛感致しました。

以上、「無線通信を過信しちゃ駄目」のお話でした。
