<秘伝> 歯科医院 開業の仕方と、開業してから -27ページ目

<秘伝> 歯科医院 開業の仕方と、開業してから

これから歯科医院を開業する先生、開業して間もない先生に贈る、私なりの医院繁栄のポイントとアイデア集です。
「この業界は不景気だから・・・。」と嘆く前に、やってみましょう~!

歯科治療において、そのほとんどは保険診療で行われております。(3割負担etc...)

しかし、近年の歯科保険点数の配分では、歯を削って詰める、あるいは削って冠を被せるといった分野以外の多くが、不採算部門となっております。

br


とりわけ、歯周病治療根管治療(歯の神経を取る)・口腔外科治療(インプラントを除く)は不採算の3冠王と言える状況であり、保険で真面目にやればやるほど赤字になるのが現状でありましょう。

結果的に、上記3部門を保険で行う場合、歯周病治療は程々にしておく(歯肉縁上スケーリングまで)、根管治療は補綴(冠を被せる事)でペイする口腔外科治療は大学病院などに紹介する、といった方法で何とか多くの歯科医院は生き残っている状態です。

一方で、それらの治療を保険できっちり治療しようとした結果、歯科大学病院は年間数億円の赤字を垂れ流しているというのが事実であります。

崩壊


では、一般歯科医院が不採算3部門をきちんと誠実に、かつ永く治療し続けるにはどうすればよいのでしょうか

それは、しっかりと利益を生み出す仕組みを構築することに尽きると、考えております。

自ら利益を生み出さなくても許されるのはボランティア活動なものであり、これでは基本的に寄付金が途絶えたら継続できなくなってしまいます歯科医院だと、潰れるということであります。

事実、世界中で「その場限り」や「短期間で終了」してしまったボランティア活動やODAが、これまでに多数存在してきました。

利益を犠牲にしたボランティア活動(ボランティア治療)は喜ばれる。これは確かでしょう。ボランティアする側も、一時期ある程度の満足感を得られる。これも事実でしょう。問題はその先です。

保険できちんと歯周病を直したい。保険で精密な根管治療をしたい。この様な考え自体はとても立派な考えです。医療者を聖職者扱いしたくなる気持ちも、わからないではありません。しかし、医療者を聖職者だと考え、医療を国営ボランティアの様な「施し」にしてしまった結果が、現在の医療崩壊であるのもまた事実です。

では、どうすれば良いのか?・・・利益を出すしかないのです

自らの志は、適正なる利益を得てこそ継続し、実現することができます

実現したい医療や譲れない志があるならば、それをどのように継続可能な形に出来るのかを考えるのです。すなわち、どのように行えばしっかりと利益を生み出す仕組みを構築出来るのかを考える必要があるのです。

残念ながら、ボランティア治療は永続性に欠けます。我々民間の医療機関は歯科に限らず、利益を出さなければ良質な治療を提供する事が出来ません

よぼうさん

来年の4月には、保険点数が大きく改訂されます。そしてこの時期に、現職の日本歯科医師会会長が逮捕されました。今後、起訴されれば裁判へと向かってゆきます。

この時期の逮捕が歯科点数の引き下げの口実に利用されるか否かはわかりませんが、いずれにせよ保険点数は実質的に引き下げられる事でしょう。

この現状で、適正な利益を確保し良質な医療を提供し続けてゆくためには、不採算部門を患者さんが納得出来る形(治療品質・治療説明・治療結果etc...)に整え、自費で治療費をチャージできるように整備してゆく覚悟と準備が必要であると考えております。

私も、小さな脳みそに汗をかきながら、知恵を絞っているところです。

以上、「正しい治療を永く続ける為に必要な事」でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか
運命になるから。

 
マザー・テレサ


これは、マザー・テレサの有名な言葉ですが、改めて思考と言葉は、相互に密接にリンクをしているのだと考えさせられます。


そして、その積み重ねが、人生(運命)を如何様にも変えてしまうのだと


初心に立ち返り、一歩一歩大地を踏みしめて、丁寧に行動して行きたいと思います。


(これがなかなか難しいのですが・・・





皆さんご存じの通り、10月に全国民にマイナンバーが記載された通知カードが郵送され、来年1月より運用が開始されます。

もちろん歯科医院も無関係ではありませんので、9月中に全スタッフに対しまして以下の事がらを掲示により告知致しました。

提示

*住民票の住所と現在住んでいるところが異なる場合には、住民票の移動手続きを速やかにして下さい。
*上記手続きを行わないと、後になって煩雑な手続きが必要になります。
*10月以降に通知カードが簡易書留で郵送されますが、非常に大切なものであり破棄すること無く、厳重に保管をすること。
*マイナンバーは今後の社会保険の手続きや災害対策、年末調整などで活用されるものであり、後日、通知カードの写しを医院へ提出して下さい。

 以上が告知内容となります。


一方、歯科医院側もスタッフのマイナンバーを7年間保存しなくてはいけませんので、スタッフに対してはマイナンバーの利用目的の通知にかかる就業規則の規定と情報漏えい対策の為の管理の徹底が不可欠となります。

まずは、住民票の住所と現在住んでいるところの一致を確認する事が第一歩かと思います。まだ、スタッフに告知をされていない院長先生は今月中にアナウンスされると良いかと思います。

以上、「マイナンバー制度対策」でした。


人間だれでも、よほど気をつけないと自分の得意分野で勝負をしたがります

例えば歯科医の場合、卒業後にどこの医局(矯正歯科・小児歯科・口腔外科・歯周病科etc...)に残ったのか、どの分野を中心に学んだのか・・・等、自分のしたい治療や得意な治療に患者さんを無意識のうちに無理矢理引き込んでしまうことがまま有ります

これは、患者さんを減らす最高の方法であり、即効性があります

まさに、ズボンを買いに来たお客さんに、クツを売りつけている(お勧めしている)状態であります。足。

例えば、「男性の身なりのポイントは、時計ベルトクツですよ。あなたは気が付いていないかもしれませんが、どこかのお店に入ったときには必ず見られていて、どの程度のお客さんか値踏みされているんですよ等と言って、本来欲しかったズボンではなくクツを一生懸命に勧められたら、如何でしょうか

くつ


正論かも知れません。当たっているのかも知れません・・・。
ただ、ハッキリ言ってお客さんにとってはうっとうしくて、早く出たいだけのお店でありましょう。

気の弱い方は買ってしまうかも知れません。しかし、二度とそのお店には入らないでしょう。

一生懸命に正しい(とされている)事、基本に忠実な事をやっているのに、どうも患者さんが増えないとしたら、一度この事を考えてみて下さい。

ズボンを買いに来たお客さんに、クツを売りつけていないか

私も、気をつけます。






<Asagei+ 2014.7.16より抜粋引用>

 読売巨人軍の原辰徳監督の偉大なる父であり、そして厳格な指導者

 原監督にとって父の貢さんは、そんな二面性を持った人物であった。
 「もし親父がいなかったら、今の自分はない」と言い切ったこともあるほどだ

 原監督が東海大相模高校野球部に所属していた74~76年、チームの監督を務めていたのが父の貢氏である。

 当時は各メディアによって「父子鷹」として取り上げられて大きな話題を呼んだが、実際は文字どおりの“地獄絵図”でしかなかった環境に身を置いていたというのだ。

原


 以下は、原監督が口にした回想録である。


 「そりゃあ、もうあの時の俺は生きるか死ぬかよ。チームメイトの前で父親にバッコン、バッコンと拳骨で殴られるんだからね。この人は本当に俺の親父なんだろうかと悩んだこともしょっちゅうあったよ」

 このように振り返ったのも決してオーバーではない。親子だからといって甘やかす姿勢を見せてしまっては他のチームメイトに示しがつかないと考え、貢さんは息子にあえて厳しく接する覚悟を固めていた。時には余りに激しい殴打によって悶絶する我が子の顔をさらにスパイクで踏みつけたこともあったそうだ。

野球場

 「実際、ツラすぎて自分の心に限界が来てしまって、『あのクソ親父、殺してやろうか』と思ってしまった時もあった。もちろん、そんなことなんてできるわけがなかったんだけれどね」

 実父から与えられる、それほどまでの地獄に自分は耐え続けたというのだ。

 一時は殺意まで覚えかけた父親にふと愛情を感じるのは、オフシーズンの毎年末に寮生活を離れて実家へ一時帰宅した時であった。

 「家に戻ってくると親父は野球の話を一切しないんだ。食卓で一緒に座ると『おい、これも食べろよ』と言って笑いながら、目の前に並んだおかずを勧めてくれる

 この人はジキルとハイドなんじゃないのかなと首をかしげたこともあったけど、最後はこう思ったよね。ああ、やっぱり俺のことをいちばん思ってくれる大切な親父なんだなってさ」

鬼のような厳しさを貫く一方、時に不器用ながらかいま見せる父親としての優しさ父親の独特の教育法によって心身ともに磨かれ、そしてたくましく成長していった。

 高校1年生からレギュラーの座を獲得。夏の甲子園に3年連続で出場し、2年時の75年春のセンバツ大会ではチームを準優勝に導いて全国に“原フィーバー”を巻き起こした。

 「巨人へ入団しても練習が厳しいなんて俺は全然感じなかったよ。あの地獄のような高校時代に比べれば、たとえプロの練習でも“屁の河童”って、いつも俺は思っていたからね」

<引用ここまで>

この例はあまりにも激しく、現代の教育論からいうと過剰な体罰(暴力)であり、私もこのようにしましょうなどとは全く思いません。


ただ、
歯科医院の中でも親子や兄弟など血縁者が同じ職場で働いている場合、身内だからといって甘やかしたり、特別扱いをするのは、本人にも一緒に働くスタッフにも良くないことだという事実だけはハッキリ認識しておくべきだと考えております

例えば、あなたが理事長や院長、事務長などの役職に就いていると仮定した場合、もし
身内を特別扱いし甘やかしているとすれば、あなたをプロとは呼べないでしょう。

辰徳


公私混同することなく、職場では他の従業員と同等かより厳しく指導すべきだと考えています。なぜなら、何も意識せずに居た場合、おそらく10人中9人は身内に甘くなるからです。

皆さんも、もし院内に身内がおられるなら、一度このことに気を付けてみてください。私も気をつけます。


以上、「身内にこそ厳しく出来るのがプロ」のお話でした。

Floss or Die  「デンタルフロスをするか、死か!」

 

という脅しのようなキャッチコピーが米国に存在します。
 

フロス
 

 

米国では、お口が健康な人でも年に数回、歯科医院でクリーニングをしてもらうのが常識です。

なぜなら、日本の様に公的健康保険が整備されていないため、歯の治療も多くは民間保険です。(アフラック・AIU・スター保険など)

民間保険の加入条件に年に数回の歯科医院でのメインテナンスが義務づけられており、それを守らなければ、保険給付されないのです。
 

これも裏を返せば、保険会社の統計データーから、健康な人が年に数回歯科医院でクリーニングしていれば、保険会社は損をしない、つまり、加入者にとっては歯の病気のリスクはかなり減らせるということであります。

半分脅しのようなアメリカのキャッチコピーですが、このことがアメリカ人の歯の健康を維持しているともいえなくはありません。
 

笑顔なう
 

そして、いよいよ日本の国民皆保険も崩壊(大改革)に向かいだしました

実際には、ある程度の時間をかけて、混合診療解禁範囲の拡大→社会的弱者のみの公的保険は残す・・・というソフトランディングであり、ある日突然公的保険が消えて無くなる事は無いとは思いますが、実際問題として既に国はその方向で動いております。

私は、多くの国民が民間保険に加入し、自費で歯科治療を受ける様になるのも決して遠い未来の話では無いと考えております。

従って、今から患者さんが定期メインテナンス(予防歯科)歯科医院を訪れる仕組み作りをすべきであると考え、現在試行錯誤を繰り返しながらその仕組みを構築中であります。

以上、「これから日本が進む国民皆保険後の世界」のお話でした。

一般的に歯科医院のほとんどは、オルゴールやクラシック等のスローテンポなBGMを院内に流していますが、当院はロックやレゲイなどアップテンポな曲を流しています。

この事は、過去にも書きましたが基本的に歯科医の好みの問題です。また、歯医者臭さを出来るだけ消す為でもありました。

そんな中、脳科学と音楽の研究に関する文献の中に興味深い研究を見つけました。

脳


その理論によると、どうやら医院内にアップテンポの曲を流すのもどうやら悪くないみたいだと、意外な効用に気付きましたのでお知らせいたします

人は、スローな曲を聴くと時間を長く感じ、アップテンポな曲を聴くと時間を短く感じる性質があるそうです。

従って、歯科医院において待合室にスローな曲を流した場合、長く待たされている錯覚に陥りやすいということに成ります。逆に、アップテンポな曲であれば、実際よりも待ち時間が短く感じられる可能性が高いわけです。

また、現在話題となっているハイレゾ音源の高音質システムと音楽データで、人間の耳で聞こえる範囲以上の広範囲の音域を聞いたとき、人はこれまでの人間の耳で聞こえる範囲の音域に圧縮されたCDスペックの音楽を聞いた場合より、大きな安心感(4倍)・快感(1.2倍)を得て、逆に不安感(3割減)・不快感(4割減)が減ずることも解っています。

これらを上手く利用することを考えると、BGMにより歯科医院をもっと快適な空間にすることも可能かと思います。


以上、「BGMと科学」のお話でした。

日本臨床矯正歯科学会の調べによると、転院や再治療で矯正医のもとを訪れる小児患者さんの、約56%が前医院で不適切な治療を受けており、そのうち約77%が治療内容そのものに不満やトラブルを抱えている事がわかりました

同会の調査では、最も多い原因がセファロレントゲンの撮影・分析などの精密検査や、それに基づく診断・説明が行われていないことだとなっています。

セファロ

さらに、矯正アルバイト医への治療の丸投げetc...診療体制が整っていないことも多い様です。

具体的には、転院・再治療の小児患者さんのうち40%以上でセファロレントゲンの撮影・分析が行われて居ませんでした。

また、治療方法の説明について説明が無かったケースが約50%、説明があったかわからないケース(患者さんが理解できていない説明)が、約23%となっています。

また、矯正を専門としていない一般歯科医による矯正が約55%、アルバイト矯正医に丸投げが約20%となっています。

これらの統計を見てまず驚いたのは、セファロレントゲンも撮らずに矯正治療をしている歯科医が大変多い事です。また、矯正を専門とする歯科医の手を借りずに我流あるいは、数回のセミナーを受講して矯正治療を行う一般歯科医の姿が目に浮かびます。

セファロ分析


せめて、アルバイトでも良いですから矯正歯科医のもとで治療をすべきでしょうし、出来る限り常勤医で最低一名は矯正専門医に準じた知識や技術を身につける様に努力する事が必要であると考えます。

また、学会認定などを取得していても、学術的・技術的な格差が想像以上にあることも認識すべきだと思います。

まずは、矯正治療を始める前に、ソフト(矯正医等)・ハード(セファロレントゲン装置と分析ソフト、矯正治療器具や機械等)共に整備し、その上で治療を開始することが歯科医師、患者さん共にハッピーに治療を進める為にも、また最低限の医療モラルとして重要な事だと考えております。

以上、「矯正の転院・再治療のデータより」のお話でした。
歯科治療で大切なことの一つに、患者さんへ解りやすい説明をするということがあります。

特に重要なことや、いつもと違う処置をした場合には、スタッフに任せないで担当医がしっかりと説明するべきだと思います。

歯科医説明


しかし、その様な場合以外の通常処置(CRやPMTC等)では、スタッフが説明を任される事もあるかと思います。

その時の説明の質(説明内容・声のトーン・表情等)が、患者さんの心理面に大変大きな影響を及ぼすことが研究で解っています。

すなわち、説明の質の良し悪しによって医療トラブルになったり、逆に患者さんに安心感を与えたりするという事であります。


これは、大人の患者さんでもそうなのですが、最も注意すべきは小児の治療やクリーニング、フッ素塗布などを行い保護者の方へ説明をする場合でありましょう。

特に配慮が必要なのは、説明を受ける保護者の方が別室(待合室etc...)で待っているケース。処置を受けた本人(小児)は処置内容を充分に理解していない事が多いでしょうから、充分に気をつけてより丁寧な説明が求められると考えております。

「お待たせしました~。」「終わりました~。」では不十分であり、どの様な状態で、以前との変化はどうなのか。また、どの様な処置をして、注意事項は何なのかを、解りやすく丁寧に説明しなくてはならないという事になります。

歯科衛生士説明

また、小児の患者さんを連れて、待合室で待っている保護者の方に説明する場合、他の患者さんもその説明を聞いていますので、医院の評判を左右しかねない非常に重要な業務だと認識すべきだとも思います。

もちろん、説明なしに保護者の元につれて行くだけというのは、問題外でしょう。

あくまで私見ではありますが、治療内容治療説明は同じくらい重要であると考えております


以上、「治療内容の説明を補助するのも大切な仕事」のお話でした。




当院も開院してから約8年が経過し、少しづつ医院内外の細部が傷んで参りました。

もちろん見えるところも大事ですが、見えない所も大事ですので、先日エアコンの洗浄をお願い致しました。

エアコン掃除

大手電機メーカーの関連企業「(株)シャープエンジニ○リング」さんにお願いをしたのですが、さすが機械屋さん

エアコンのバラしかたが半端でなく、モーターが丸裸になるまでバラバラにバラし徹底的に洗浄して下さいました。

お陰様で、数年分の汚れが・・・どっさり。

おーっと

お陰様で、いつもよりエアコンの風が爽やかな感じです。もちろん、臭いなんか全然しません

よかった・よかった

もちろんエアコンのクリーニングに限った話ではありませんが、見えない所も清潔にすると気分が良いもんですね

ただし、見えるところの傷みが放置されている場合は、ちょっとヤバいですからそちらを優先して修理して下さいませ。


以上、「見えない所もメインテナンス」のお話でした。