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<秘伝> 歯科医院 開業の仕方と、開業してから

これから歯科医院を開業する先生、開業して間もない先生に贈る、私なりの医院繁栄のポイントとアイデア集です。
「この業界は不景気だから・・・。」と嘆く前に、やってみましょう~!

今日は、福井県で歯科医院を開業準備中水谷先生見学に来られました。

巻尺で室内各所の寸法を計測したり、裏回り(消毒室・技工室など)の設備をスタッフに質問する等、大変積極的で一生懸命な先生で、私は大変好感を持ちました。

この様な行動力のある先生は、きっと院長としても成功されると思います。

水谷先生


また、分からない事をきちんと「分からないので、質問させて下さい。」という姿勢からは、いわゆる「指導される力」が旺盛な先生であり、素晴らしい素質を感じました。

「指導力」という言葉は一般的でありよく耳にするかと思いますが、これから開業しようという若いドクターにとって大切なのは、「指導力」よりむしろ「指導される力」だと私は思っております。

なお、この様なエネルギーに溢れる先生が見学においでに成ることは、当院のスタッフに対しても良き刺激となりますので、大変ありがたく嬉しい限りで御座いました。

以上、「開業準備中の水谷先生が来訪」のお話でした。



多くの歯科医院において、12月は比較的患者さんの予約が少なくなる時期ではないでしょうか

当院の場合ですと、日々のアポイントメントは埋まるのですが比較的予約がとりやすく成りますので、ちょっと疎遠になっている患者さんに来ていただくのにピッタリの時期だと思っております。

もし当院と同じような傾向でしたら、12月の初旬頃リピートに来られていない患者さんや、治療が途中で中座してしまっている患者さん等に、クリスマスカードを郵送しては如何でしょうか?

特に、歯科治療が苦手な患者さんは、ちょっと背中を押してもらいたい方もおいででしょうから、大変良いきっかけになるかと思います押す

↓これは、実際に当院が患者さんに郵送したものです。

クリスマスカード

なお、本当にクリスマス時期に出しますと医院のお休みと重なってしまいますので、クリスマスカードですが、ちょっと早目にお出しするのが良いかと思います。

以上、「ちょっと早目のクリスマスカード」のお話でした。

歯科における、ディスポーザブル(使い捨て)製品の不当な再利用や、滅菌の不徹底等が各種新聞・雑誌等のメディアを賑わしたのは記憶に新しい事かと思いますが、愛知県歯科医師会が医療安全に係るコストの概算を算出致しました。

それによりますと、患者さん一人あたりのコストは、以下のような試算となっております。

<ディスポーザブル製品>
*紙コップ  1.3
*紙エプロン 3.2
*グローブ 25.4
*マスク    3.3
*紙タオル 20.8 (円)


<その他>
*アルコールワッテ 11.1
*ごみ収集費     4.3 (円)

オペ着


税込で、約75円程度であり、一人あたりの一日平均点数から計算すると1~1.5%程度に過ぎないという試算が出ました

もちろん、実際にはオートクレーブの電気代や精製水費、パッキンや滅菌パックなどの消耗品費。スタッフが作業に従事することによる、人件費の損失なども計算すべきでしょうが、試算を見ますと頑張れば出来るかな・・・という数字ではないでしょうか

我が国の健康保険制度では滅菌・消毒に掛かる費用はカバー出来ておりませんが、この程度の出費であれば医療モラル、医療人としてのプライドでもって補完できるかと思います。

以前の記事「最強の口コミ・増患ツール」でも書きましたが、滅菌・消毒をすることは決して経営的にもマイナスなことではありません

この記事をきっかけに、一人でも多くの先生が滅菌・消毒に注力して頂けるように成られましたら、この上ない喜びで御座います。

以上、「感染予防に掛かるコスト」のお話しでした。
この事は、ヒトとして最も基本的かつ大切なことであります。

従って、足し算や平仮名を習う前に幼稚園や保育園で教わっています

ただ、不思議と大人になるとあまり出来ていない方がいます。大変残念なことです。

実践するのに難しい事は全くありません、良い事ばかりが起こりとても気持ちが良いものです。必要なのは、ほんの少しの勇気心掛けのみです。副作用はゼロ。

さて、それはいったい何かといいますと「気持ちの良いあいさつと返事です。

出来ていない方は、幼稚園・保育園からやり直したほうが良いかも知れません。なぜなら、その位めちゃくちゃ簡単でとても大切だからです。

わらい


私は、これを大変重要視しますし、普段から実践するように心がけても居ります。

また、私はあいさつも返事も相手に聞こえていなければ、何もしていないのと同じだと考えております。

あいさつは、相手より先に元気良くした方が良いでしょう。また、迷った場合は必ずした方が良いと思います。

一方の、返事は「は~い」とのばさずに、明るい声で「ハイッ!」と発声した方が好感度アップです。

どちらも、表情は明るく元気に行いましょう。

笑う


もしあなたが実践してこなかったならば、今日から実践して下さい。人生が劇的に変わるはずです。

あなたが、自分は出来ていると思うならば自分のあいさつと返事について、家族や親しい友人に評価を聞いてみて下さい。

仕事を覚えるとか、スキルアップに励む前にきちんと「気持ちの良いあいさつと返事」が出来ているか確認してください。

この事は、歯科医に限りません。老若男女に関わらず、すべての人間にとって何よりも優先的に習得するべき習慣であり、あなたの人生にもきっと役立つものだと思っております。

以上、「人生が劇的に変わるカンタンで大切なこと」のお話でした。






仕事に対するモチベーションを維持できているか否かは、歯科医のみならず全てのビジネスパーソンにとって非常に大きな問題だと思います。

モチベーションを維持するテクニックについては、これまでも色々な方法が紹介されております。

ただし、その多くが脳科学から導き出された「思考方法」や「能力開発」など、ある程度の訓練や努力、時間が必要なものであります。

今回は、私が考えるお手軽でインスタントなモチベーションを上げる方法を2つご紹介致します。

これらは、既にモチベーションが下がっていて訓練や努力を継続的に行うことが困難な方でも、比較的容易に実践できるものだと思います。

ただし、その分効力も一時的でありますので、長期的にモチベーションを維持するためのものではない事をあらかじめご了承下さい。これらの方法で、モチベーションを上げてから、長期的かつ本格的な方法に取り組むのが良いと思います。

一つ目は、「ユニフォームを変える」です。ここでいうユニフォームというのは、仕事時の服装だけではありません。身に着ける、時計や文房具・治療器具などの小物類も含みます。

ゴーグル

これらを変えることで自己を客観視することが出来、良い気分転換になるかと思います。場合によっては、新しい考えや創造の元となるかもしれません

二つ目は、「セミナーや学会などに参加する」ことです。

これは、短時間ではありますが確実に刺激を受け、モチベーションをアップさせてくれるツールになり得ます。ただし、聞いて納得するだけで無く一つでも良いから必ず何かを取り入れ、実行するという姿勢が大切だと思います。

当院では、従業員に対しましては積極的にこれらへの参加を促し、援助しております。

また、セミナーなどを受講した後には、他のスタッフにその内容をシェアしてもらうために、院内勉強会で発表してもらっています。

歯ブラシ1歯ブラシ2


もちろん、他にも様々な方法があるかと思いますが、上記二つの方法は誰でも簡単に実行できるものですから、もしスランプに陥っていたり今後の進路に迷いがある先生やスタッフのみなさんがおられましたら、迷っていても仕方ありません

とりあえず、行動してみるのが一番だと思います。

以上、「インスタントにモチベーションを上げる方法」のお話でした。




今回は、以前記事にしました「目を守る!!」の続編だと思ってください。

最近は、その明るさ省エネ性能から歯科用器具にもLEDが頻用されており、その価格や性能も様々であります。

なお、ブルーLED光に多く含まれる波長が、目や自律神経に悪影響を及ぼすことは皆さんご存知のことと思います。(ブルーリスク)


ただし、意識の高いメーカーはブルーLEDの欠点を補うために、有機ELを使用し柔らかい光でギラツキを抑えたり、色調変更モードを搭載し暖色系の色と昼光色を切り替えられる無影灯など、ブルーリスクに対応してきております。

カボライト

一方で、安価な中国製の製品やLED黎明期の古いモデルでは、通常のブルーLEDを使った歯科用器具・機械も散見され、ブルーリスクに無頓着な製品と言わざる負えません。

もちろん、私見ではございますが安価な(目に悪い)ブルーLED無影灯を導入するくらいであれば、従来型のハロゲンランプ式の無影灯を使われる方が、賢明ではないかと思い記事にさせて頂きました。

osada


どなたかのお役に立ちましたら、幸いでございます。

以上、「続・目を守る!!」のお話でした。
お陰様で、当院も9年目に突入致しました。

開業当初は、チェアー3台・常勤歯科医2名・スタッフ3名でこじんまりと始め、こじんまりと続けようと思っておりましたが、現在はチェアー5台・常勤歯科医3名・スタッフ6名と結構な大所帯となりました。

そこで代診の先生新しいスタッフを採用した場合に、これだけは絶対押さえておきたいポイントについて書きたいと思います。

私が思う最も大切なポイント、それは・・・「理念の統一」です。

理念と言っても多岐にわたりますが、治療理念(どのような治療を目指し)や経営理念(どのような医院運営をするのか)・・・そして最終的には、自己理念(どのように生きるか)etc...であります

これらの理念が、少なくとも大体7割以上は共通認識されていなければ、医院は間違いなく衰退してゆく事でしょう。

例えば、患者さんが、3人の歯科医師に同じ疑問や質問を投げかけた時に、皆がバラバラで異なった意見をいうような医院になってしまう

さて、その様な医院に、いったい誰が通うのでしょうかこれは、スタッフも同様です。

やはり、医院の揺るぎ無い理念を全員が共有できたとき、単なる仕事からチームとしての信頼感や達成感が生まれ、医院が上手く回り出すのではないでしょうか。


ひなたや


その為には、院長は考えや思想、理念といったものを言葉文章(手紙・ブログなど)、治療姿勢等から全従業員に伝え、一度従業員全員がそれを消化し、その上で少しずつ従業員のアイデアや意見を取り入れ、改善してゆけば良いかと思います。

いずれにせよ、最初は「理念の統一」が第一ステップであって、それから改善の順番です

この第一ステップを飛ばしてしまうと、見事にチームはバラバラになってしまうものだと考えております。

以上、「代診・スタッフが増えたら気をつけること」のお話でした。
<田中角栄の金言(ダイアプレス)より抜粋引用>

「相手の目を見て 大きな声できちんと話せ
 声が小さいのは信用されない。」


新幹線・高速道路・ニュータウン・・・今日の日本の風景をスケッチしたのは、戦後最高峰のリーダーと言われる、田中角栄によるものであるといっても過言ではない。

それは、通産大臣の時代に構想、発表した「日本列島改造論」に凝縮されている。「決断と実行」を掲げて首相になった角栄は、何より仕事の早い、実行力のある人だった。

建設会社の経営者を経て29歳で代議士になって以来、自ら提案者となった法案は46件、うち33件が成立した。

前例がなく、その実績の上に積み上げられたのが国土総合開発政策「日本列島改造論」である

今では大風呂敷と行き過ぎた近代化と思われがちな角栄のプランには綻びもあるが、誰もが責任をとらない政治とは違う道筋があった。

「政治家は政策を実行しなければ、存在価値はゼロなんだよ」角栄は、つねづねそう言っていた。

日本列島


自分の仕事上の成果は、できるだけ数字で明確にした方がいい。

自分のした仕事は金額にしていくらの利益を会社にもたらしたのか。いくらの経費削減になったのか。

また、これから提案したい仕事があるときも、ただ「こうすればよくなります」では曖昧過ぎてつかみどころがない

提案を実行することでいくらの利益が上がるのか試算しておくべきだ。自信を持ってその数字を言えるなら、提案はすんなり通るだろう。

田中角栄


また、角栄はとにかく声が大きかったことで有名だ

しかもダミ声。迫力と、独特のユーモアも感じさせた。

上司と話すときも、部下と話すときも、そして取引先と話すときも。ひとつひとつの会話が、相手からの信頼を築く場であり、自分という人間が試されている時間だと心すべきだ。

声が小さい、というのは決定的に不利だ!!
ハッキリ喋れて初めて一人前。


声が小さいのは、話す内容への自信のなさの表れなのである。

<抜粋引用 ここまで>

田中角栄という政治家は、豪快かつ強引なリーダーシップをもって、周囲との摩擦や衝突をものともせずに成り上がった、品格の無い喧嘩屋のようなイメージで語られる事があります。

しかし、彼の周囲にいた官僚や政治家、そして当時の国民の支持が無ければ多くのビッグプロジェクトを実現することは不可能であったに違いありません。

私は、田中角栄について調べれば調べるほどに、その義理がたく柔軟な発想に驚かされ、彼が人心掌握術のプロであったという事実に気付かされました。

田中角栄・・・彼の考え方行動は、政治家のみならず全ての仕事をする人々。すなわち、全ての大人にとって大変参考に成り得るものだと思います。


以上、「田中角栄の名言」でした。

最後までお読みいただき、誠に有難うございました。

今回は、患者さんとの信頼関係の構築の仕方についてのお話です。もちろん、1回や2回の処置では無理ですから、長期的に続ける必要があります。

例えば、歯科衛生士さんの定期健診によるスケーリング時、30分アポなら最低5分、60分アポなら最低10分は雑談や世間話をしてもらいたいと思っています。(もちろん、時間的に余裕がある時の話ですよ!)

逆に、歯石やプラークの付着が少なく早めにSc・PMTCなどが終わった場合、そのまま「はい、キレイになりました。終わりです。」で帰してしまう・・・これは、最低のパターンだと思います。

pmtc


歯科医も同じです、治療の開始時や合い間に短い世間話をすべきだと考えております。

理由は簡単、コミュニケーションを多くとることで信頼関係が生まれやすくなるからです。

従って、やむを得ない場合を除いて、歯科医も歯科衛生士も患者担当制として、毎回コロコロと変わらない方がベストかと思います。非常勤の方がいる場合、なおさらそうすべきでしょう。

そして、信頼関係が生まれると多少の事でトラブルにもなりませんし、ホワイトニングやインプラント、自費補綴も自然に増えていきます

もちろん、押し売りはいけません。我々は医療機関であることを忘れない事です。
特に、代診医やスタッフに「自費成約の○○%を支給」と出来高制にすると良く起きることですが、強引な自費の押し売り(お勧め)、過剰な期待を持たせる説明やデメリットを説明しない自費誘導になりがちです。

しかし、患者さんは自費を売り込んでいる空気を敏感に察知します
従って、本来自費の治療について患者さんに説明するのは、信頼関係が構築出来ている担当歯科衛生士の役割だと私は考えております。そして、患者さんからの質問などで解らないときだけ、担当医を呼んで説明してもらえばよいのです。

院長をはじめとした歯科医からはホドホドにしておかないと、「自費の売り込み感 が出てしまいます。こちらがその気でなくても、その様に取られがちだということです。負の口コミは物凄い勢いで拡散することが分かっております。

その結果得られるのは、少しの自費治療の成約と多くの患者さんの喪失という現実のみです。程度によりますが、負の口コミで激減した患者さんの数を元に戻すのには一般的に2~3年掛かるとされています。

雑談や世間話が出来る様に心掛ける事は、歯科以外でも大変重要なことだと思います。ただ、そのスタイルは100人いれば100通りですから、自分流を作れば良いのです。

歯科衛生士さんも、「私は口下手だから無理」・・・では無くて、その場合は最高の聞き上手になれるチャンスだと考えて下さい。
すなわち、空気を読んで患者さんが話したい内容を察知し、傾聴し抑揚のあるうなずきをすることです。実は、これこそが最高の雑談力だと思っております。

後は、自費治療について少々勉強するだけで、歯科衛生士が「歯石を取る係り」から、医院に欠かせない、「患者さんから信頼される治療相談窓口(トリートメントコーディネーター)に変身するのだと考えております

それはね・・・


また、歯科医も患者さんに歯科衛生士を紹介するときに、歯周病のプロフェッショナルであり国家資格をもったスタッフであること。歯科助手とは違うことを、待合室の掲示物や言葉でよく説明してあげることで、歯科医から歯科衛生士にスムーズにバトンタッチできるかと思います。


以上、「雑談力で信頼関係を構築」のお話でした。
これは、歯科医院に限らない話であります。

私は社会人として、是非身につけておくべき事柄だと思っているんですが、例えば「感謝」の気持ちを伝えたい場合、何かしらその恩人に対して行動を起こし恩返しをするのはとても大切なことだと思います。

ただ、日本人が昔から培ってきた、「あえて言わない美意識」とか、「無言実行」等と言うのんきなことを言っていると、相手に何も伝わっていない事が非常に多い様に感じています。

この事は、日本人の感性の鈍化が原因なのか、社会全体が求めるスピード感が変わった(欧米化)からなのかは分かりませんが、日本人もこれからは行動と言葉の両面から伝えないと、無用な誤解や摩擦を生み双方にとって大きな損失だと思っております。

あっちいけ


すなわち、感謝の気持ちを伝える為には、『恩返しの行動』と『「ありがとうございました!」の言葉』がセットで要るということです。

言わなくても、伝わるだろう・・・という考えは捨てて、恥ずかしがらずに「ありがとうございました」と、ビシッといえることが、仕事のうえでも夫婦間でも、全ての人間関係を円滑に進めるうえでポイントになると、考える次第で御座います。

もちろん、「感謝」の気持ち以外の、「謝罪」や「心配」など全ての気持ちを伝える上でこのことは共通だと思っております。


以上「言わな分からんで~」のお話でした。