【Best Times 2016年11月9日より抜粋引用】
新潟大学名誉教授、水野介護老人保健施設長、水野記念病院常務理事。
新潟大学医学部卒。1990年に同大学教授となり、動脈硬化症、予防医療学などの研究に従事。2012年より現職。『死ぬときに後悔しない医者とクスリの選び方』(アスコム)など著書多数。
ジェネリック・・・“安いから飲む”はNG 服用は慎重にすべき
病院で処方される薬には先発医薬品と、後発医薬品(ジェネリック)がある。新薬は、その薬を開発して特許を取得した会社が独占的に販売できる。その特許期間が終了すると、他の企業が新薬に使われた有効成分や製法などを利用して製造・販売できる。これがジェネリックで、開発費用がかかっていないため、値段が安い。薬価が下がると財政負担が軽くなるので、国もジェネリックを推奨している。
しかし、「新薬と主成分は同じでも添加物などが異なるため、効き方が違う場合があります。まったく同じ薬ではないので、体への影響も異なります。安いからといって、気軽に飲むべきではありません」と、岡田さんは注意を促す。
【引用ここまで】
歯科医院でも徐々にジェネリック医薬品を処方する医院が増えているようですが、多くの医師がジェネリック医薬品の処方に消極的なのは、「どの程度の薬効があるかが不確実であるから」という理由が保険医協会のアンケートでの医師がジェネリックを使いたがらない理由の第1位となっております。![]()
ある研究によると、製薬会社によりバラつきがあるがジェネリック医薬品の薬効は新薬の80~120%前後が目安となっています。![]()
実際には、新薬とジェネリックでは添加物だけでなく表面のコーティング層の材質や厚みなどが異なる為にジェネリックの一部は、本来胃で溶けて欲しいものが食道の途中で溶けてしまうなど明らかな不良品も確認されています。![]()
そもそもジェネリック医薬品を製造している製薬会社というのは、新薬を開発するだけの技術やノウハウがない会社な訳ですから、それなりのお薬しか製造できないという事は当然なのかも知れません。
私見ですが、降圧剤や糖尿病治療薬など長期間(または一生)服用するお薬であれば、ジェネリックを考えても良いかと思いますが、歯科で処方する急性期に短期間服用するようなお薬では多少価格差があっても、確実に薬効が推測できる新薬を用いるべきだと思っております。![]()
以上、「後発医薬品(ジェネリック)の本当のところ」のお話でした。




















