ネット全盛のこの頃でありますが、歯科広告業界では黄色い顔出し看板が全国で増殖しております。
確かにインパクトは大きいのですが、費用対効果は如何なのでしょうか
TBS系列のテレビ番組「がっちり!!マンデー」の2022年12月18日の放送で「きぬた歯科」の看板が取り上げられました。
この看板の元祖である「きぬた歯科」のきぬた久和先生によりますと、それまでネット広告に1200万円も使っていたのが、看板広告年間75万円と効果が変わらないことに気づいた為、広告宣伝費を全面的に看板に切り替えたそうです。
その結果、医院一軒当たりの売り上げが30倍!になるという大成功、そして、全国の歯科医院が同じ手法を真似るようになったそうです。
ヒントになったのは、アル・ライズ著「フォーカス!」という書籍であり、その本との出会いによって人生が変わったとも仰っています。
ポイント
スッキリ・綺麗では駄目で、知らないオッサンの笑顔と看板の配色で違和感(うさん臭さ)をあえて出し強烈なインパクトを与える
顔を大きく出すことで通行人に視線を感じてもらい、看板を見させる
万人受けを狙わず、炎上を気にしないでネガティブに受け取る人が多いという事は、超ポジティブに受け取る人もいると割り切る
文字は少なくメッセージはシンプルにして見た者に深くインプットさせること
etc...だそうです。
勉強になります
以上、「黄色い顔出し看板増殖中」のお話しでした。