居心地のいい人 | 長井春美の婚活ブログ

居心地のいい人

 年末の日々が慌ただしく過ぎようとしています。例年のことではありますが、なぜか11月、12月は成婚していく方々が多い。もちろん、いろいろな要因があるでしょうけれども、その中には、今年中に決めて新年を迎えたい、という気持ちもはたらくにちがいありません。

 さて、その成婚を決めた方々にしても、当初ブライズに入られたときには、彼女、彼なりの結婚についての条件というものがあったはずです。いやむしろ自分の結婚相手はこういう人であってほしい、という願いかな。

 でもお相手が決まったいまは、表現はまちまちであるとしても、たいていの方が、自分にとって〈居心地のよい人〉といわれる。それは、願いのとおりだった、だから一緒にいて心地よい、と思われる場合もあれば、願いとはまったく違うけれども、そばにいて、妙に居心地がいいと感じる人だ、という人もいる。入り口はバラバラでも、出口は一緒。

 〈居心地のよい〉と思うのは、実は流動的なことば。相手によって変わる言葉。
 あなたにとって彼(彼女)は、居心地がよくても、また別の彼や彼女には、そうでもないのかもしれません。または、多くの人にそれを感じさせるが、限られた人には、それを感じられないということかもしれません。そしてこの〈流動性〉こそが、結婚へとつながるヒントなのでしょう。

 だからはじめはあまり予断や期待を持たずに会ってみるのも、ひとつの正解。会うほどに心地がいい、と思える時間が過ごせるかが大切だから。

 皆さんがよい年を迎えられるよう祈っています。