結婚は分別のつかないうちに
先日、俳優の樹木希林さんが亡くなりました。75歳、またひとり、名優と呼ばれる人が逝ってしまった。
死を伝えるワイドショーでやっていたのだけど、結婚もしたい、でも、学校へも行きたいと悩む娘の也哉子さんに、「学校はいつでも行ける。でも、結婚は分別のつかないうちにしておいた方がいい」と答えたそうです。
たぶん、分別がついてから、というのが普通のお母さん。でも樹木さんは、そうではなかったところに、彼女の非凡なものを感じます。
分別というのは、頭の中で計算をして、というほどの意味かな。結婚のいわゆる条件もそうだけど、性格の良さや、頭の良さなんかも含んでいると思う。これに対して、分別なくというのは、たぶん第一印象に従う、という意味。
ブライズへ来る人たちは、きっともう、分別がついている人たち。でも逆に、分別が自分を苦しめることがある。そういう人へのアドバイスとしては、まだ分別がつかない自分に戻って、第一印象に従ってみてはどうだろうと思います。