生命を繋ぐもの | 長井春美の婚活ブログ

生命を繋ぐもの

 最近よく聞くのが、独身の、どちらかといえばやはり男性が多いかな、その訃報。
 火事で、事故で、そして病気で、ときには自死。普通には、若くもないのだけど、だけど50代、60代といえば、死ぬには少し若い、そういう報に接することが少なくありません。ああ、多いなあ、と思うのは、やはり近年の傾向なのでしょう。

 こうした報にあうたびに、仕事柄なのでしょうか、これで、生命を繋ぐものが無くなってしまったと思います。もちろん、実態は分からない。そんなことを彼らが望んでいたかさえ分からない。だから、これはただの思いなんだけど。

 先の統計によると、男性の5人にひとりが独身のまま生涯を終えるらしい。あれからも、だいぶ時間が経っているから、もう4人にひとりくらいになっているでしょうか。

 私は結婚は、けっしてひとりの男と女だけの結びつきではないと思っています。
 どちらにも両親がいて(生まれたときの話)、その両親にも、やはり両親がいて、つまりたくさんの生命の繋ぎ目として、ひとつひとつの結婚がある。そういう意味での男女の結びつき。だからこそ、結婚は大事なんだと思っています。

 こういう時代を迎えて、ますますなお、当たり前のはなしなんだけどね。

 私の生命はどのような場所から来て、どのような場所へ向かっていくのか。そのことを少し考えてほしい。それを考えることによって、あなたの〈好み〉というものに少しの変化というものが現れてくるにちがいないと思っています。