幸せの方向性 | 長井春美の婚活ブログ

幸せの方向性

 幸せの方向性というものが、いまはどんどん多様化しているような気がします。それもあって、結婚する人が最近は減っているということがあるのでしょう。
 そして結婚するといっても、そのタイミングが遅くなってきた。これも、問題といえば問題です。

 女性は何より妊娠の時期の問題があります。結婚してたって出来る出来ない、早い遅いは当然あることでしょうが、結婚が遅れると、それがいっぺんにやってきてしまう。それが嫌だと、一定の年齢になったら諦める人も出てしまうのかな。

 男性は、遅れた間にお金を貯めて、というふうにいければいいのだけど、貯められそうもないから諦める人も出てくる。そしてそれもまた、別の意味で問題。

 というふうに、遅れれば遅れたで、若い頃だからできる〈エイヤ!〉がきかない。ミカン箱ひとつで、という計算なしの力が働きません。

 幸せはいくらあってもいい。方向性がいくつもあることは別に問題でもない。ただ、いつも〈私は〉〈これでよいのか〉という保険をかけて生きていくことは必要です。
 それも、〈私は〉と〈これでよいのか〉というふたつが絶対にいる、と私は思うのだけど、はたしてどうなのかなあ。