昨年、スルーしたナイツの塙さん率いる劇団スティックの初舞台。

終了後のラジオのやり取りに、「これは?」と思い、今年は早々にチケットゲット。

と言っても、小規模の箱の2回公演のみ、ギリギリにゲット。

 

ラジオでも稽古風景はうかがえるけど、事前の情報はミュージカルであることと、

殺陣あること(あったけど)、くらい。塙さんが讃える小川康弘さんの脚本は大変気になる。

『グッドナイトハイスクール』

結論から言って、学園祭を丸ごと劇にしたような。舞台上だけではなく、

見ている私たちも含めて。舞台に立っている人たちへの喝采とリスペクトと笑いと一抹の嫉妬。

 

角筈区民ホールを検索して、大江戸線都庁前で下車。

嵐の後も残った桜を楽しむ人々で賑わう新宿中央公園を突っ切って、

(この界隈の話を4月10日の高田先生がビバリーで話していてこれも興味深い)

 



いつ見ても立派な都庁の建物を左手に見て進む、

(ドラマ『仮想儀礼』のズッキーの気持ちを噛み締めながら)



個性的な看板のはす向かい。

区民ホールらしく、上階には図書館。早く着いたので図書館で2冊本を読む。

 

開場時間。階段を上に登る形で行列。これが結構、きつかった。

どんどん列が長くなるので、早めに来てよかった。開場後に来れば問題なかったか。

 

ステキなお花がお出迎え。

 



カミカミのアナウンスに事情に精通しているげな観客席の一体感高まる。

リスナーさん多そう。前の方、佐久間さんの本読んどったし。

 

開始。ちらしが匂わせるメインの3人登場。

このお三方はさすがのセンター、中でも岩井洞子さんには誰もが恋するのではないだろうか。

(あと、金色の栗のような髪の方も上手だった。スティック的にはマイナスか?)

ミュージカルならではのオープニング近くの全員の歌・ダンスで塙さん登場。テンション爆上がり。

インタレスティングたけしさんの演技と演奏の間に起こる変身にびっくりしたり、

初めて見た生スガモ智之と塙さんの師匠と弟子のやり取りを目の当たりにしたり...

小川さんが一人一人に寄り添って、一人一人が持ち寄って、作った時間が、

いとおしくなる時間の連続。決して長くない時間を惜しむように劇は進む。

 

耳に残るメインテーマを口ずさみながら帰るお客さん。

 



ラジオとのコラボレーションも劇団スティックの大きな楽しみ。

聞き逃したビバリー、ラジオショーで復習。

土屋さんの「終始、かわいいものを見せてもらった」というコメントがぴったりくる。