見合いの席とはいえ、形式ばった儀式ではありませんので、礼装で出かけたりすると大げさで滑稽な印象になりかねません。
初対面の人に対して失礼でない程度の装いを、すっきりと清潔に着こなすことが一番大切です。
◆男性は、プレスのきいた普段のビジネス・スーツに清潔なワイシャツと靴下、手入れの行きとどいた靴で、すっきりとまとめればじゅうぶんです。
頭髪と指先の手入れも忘れないこと。
ミスター・ハンサムやミスター・ダンディーよりは、ミスター・クリーンを心がけるほうが女性の受けはいいものと心得ましょう。
◆女性の場合は和服でも洋服でもかまいませんが、日頃着慣れていないことがひと目でわかるような装いだけはやめましょう。
和服も、とっておきの訪問着がどんなにすてきでも、もし着こなす自信がなければやめたほうが無難です。
服装は表情や言葉と同じように、その人自身を表わします。
見せるための虚栄より、自分らしさを大事にして装うことがおしゃれこころでもあるのです。
装い全体から感じられる、その人らしいしっくりしたイメージと清潔感が、服装の最大のポイントといえるでしょう。