◆花嫁の八割までは貸し衣装利用
式服を打掛にするか、ウエディングドレスにするかは女性にとっては心楽しい迷いです。

周囲の人のあたたかい助言や協力にたよるのもよいが、結婚する本人同士の意見がたいせつです。

華やかな結婚衣装は女性の夢ですが、ぜいたくを望めばきりはありません。

一生に一度のことだからできるだけ豪華な衣装で挙式したいと願う人もいれば、反対に一生に一度しか着ないものに巨額の金をかける必要はないという人もいて、それぞれに考えがちがうものです。

最近は花嫁の80%は貸し衣装の式服ですが、式場がきまったら一日も早く予約をしておくほうが、好みも柄も気にいった品を選ぶことができます。

式場の衣装部以外にも貸し衣装の専門店もあり、デパートでも扱っています。

衣装を選ぶのは挙式の二カ月ぐらい前から、遅くも一カ月前まで行ってきめます。

式場では、なるべく自分のところの衣装を利用してもらいたいので、なかには「他店貸し衣装の持込みお断わり」という式場もありますからその点をよく打ち合わせておく必要があります。

契約のときにふつう30%ぐらいの代金を支払い、返却のとき、または商品を届けたときに残額を支払います。

キャンセルの場合は、三週間前までが2~3割、当日になれば使用しなくても予約したものは全額を払わねばなりません。

 

結婚相談所

◆大安吉日にこだわらないパターン
仏滅には勇敢なカップルもいます。

「私たちは最低とされている仏滅の日を新しい人生のスタートにしたのだから、これからは、ただ上昇以外にないと信じています。

だからむしろ縁起のいい日に挙式したと喜んでいるくらいです。」

こうした合理的な精神の持ち主たちのために、ある結婚式場では「仏滅マリッジ」と称して仏滅の日に挙式・披露宴をするカップルには、とくに披露宴の飲食料金20%割引という特典を打ち出しています。

◆安上がりな夏の結婚式
結婚式は、必ず春・秋の結婚シーズンに挙げるものときまってはいません。

極端な例に大晦日の夜に挙式した人もいます。

「おめでとう」が、結婚と新年と両方に使えるわけです。

一般に夏の結婚式は、暑い時期の上に、夏の礼装を持っていない人が多いこともあって、きわめて少なく、結婚式場も閑古鳥のなく淋しさです。

そこで「サマー・マリッジ」と称して、夏の結婚式を飲食料金3割引のサービスをしている式場もあります。

このごろは、冷房も十分なので参列者にご迷惑はかけません。と式場側はいっていますが、式場へ行くまでの暑さも考えねばなりません。

夏の結婚式もヒマな式場を利用すればかえってサービスもよく、時間もゆっくりとできますが、やはり招待客の服装への配慮も必要で、必ず平服で集まってもらうようにしたいものです。

また時間も夕方から夜の涼しいときを選ぶのがよいでしょう。

 

熟年結婚

一般に結婚式・披露宴の多い日は土曜日の午後、日曜日、祝日で、大安の日曜日となると最高の混雑となります。

それに反して月曜と金曜は予約も少ないようです。

また、火曜日は美容院の休業日となっているために招待された女性客は美容、着つけに不自由で困ります。

しかし、結婚シーズン中は、火曜日でも大安の日は休業を振替える美容院が多いようです。

また、土曜、日曜は観光地が一般の旅行客で賑わうので、新婚旅行は週末を避けたほうがよく、日曜の挙式、月曜からの旅行のほうがスムーズにいきます。

挙式の時間は、新婚旅行の出発時間との関係、招待客が出席しやすい時間、式場の都合のよい時間を考え合わせてきめます。

最近は夜間よりも、土、日曜の昼から夕方までが理想的な時間とされています。

挙式当日に旅行に出発するときは、式を午前中にすませて、披露宴を夜にする場合には、当日はホテルなどに宿泊するほうがよいでしょう。

しかし、結婚シーズンは日曜・祝日の昼食時は早めにきまってしまうことが多く、予約ができないときには2~3時のティー・タイムが比較的空いていますし、休日であれば食事時間が多少変動しても差しつかえないでしょう。

理想的な挙式、披露宴の時間は、午前11時から挙式、記念写真撮影などののちに午後零時半開宴、2時に閉宴となるのがよいということになりますが、これはやはり土曜、日曜、祝日でないと一般の招待客は出席しにくいでしょう。

 

再婚

◆大安吉日でなければいけないのか
結婚シーズンの式場は大安吉日となると、まるで戦場のような大騒ぎになります。

そんなに混雑しても、大安吉日は半年前から予約がいっぱい 。なぜ、こんなに大安吉日に殺到するのでしょうか。

大安というのは暦の六輝のうちの吉日のひとつで、そのほか結婚には先勝、友引が吉日、仏滅、赤口、先負が凶日とされています。

この六輝というのは、日本では旧暦元日を先勝、2月1日を友引、3月1日を先負ときめ、以下順番に日を割振っただけで別に何の根拠もありません。

大安吉日に結婚式を挙げれば、その夫婦は生涯幸福に暮らせるかというと、そんな保証はどこにもありません。

一九六六年秋の大安吉日の日曜日に挙式した数組の新夫婦は新婚旅行の途中、乗っていた全日空機が松山沖に墜落して全員死亡という悲しい事実はそれを物語っています。

それにもかかわらず、若い人たちが結婚式の日を選んだ理由を調査したら、
日曜日 ? 33% 大安吉日 ? 26%で、やはり「結婚式は大安吉日に・・・」という思想が依然として根をおろしていることが示されています。

これは、自信の欠如とともに、世間並みの挙式にしたがいやすい今日の若い人の心理のあらわれともいえましょう。

 

シニア結婚

レイの贈呈、キス、お祝いのコーラス、ギターやウクレレの演奏でパーティーが開かれ、ヨットで相模湾を二時間で一周しておひらきというわけです。

電車やバスを利用した結婚式は同時に楽しい《動く披露宴》の味が満喫できます。

小田急新宿駅からのロマンスカー箱根行きを利用すれば、一時間半のコースがたっぷり楽しめます。

バスは一台専用に借切って、200km走行距離内の海岸や高原の目的地点に行き、持参のお弁当で野外披露宴を、行きの車内では結婚式と祝辞スピーチを、帰りの車内では招待客ののど自慢とレジャー気分横盗の披露宴ができます。

東京では、はとバス、東武バス、西武自動車が交渉に応じてくれます。

その他、日本国内で結婚式・披露宴をするよりは、海外でハネムーンをかねた二人だけの結婚式を挙げたほうが自由で気らくにでき、しかも経済的というカップルもだんだん多くなってきました。

グアム、ハワイなどの観光地の教会で挙式してから、たっぷりハネムーンを楽しむケースや、ヨーロッパ旅行のコース中にパリで挙式するというケースです。

 

結婚

 

◆媒酌人宅へお礼

新婚旅行から帰ったら、二、三日中に新郎・新婦はそろって媒酌人宅へ、帰って来た報告と、式・披露宴のお礼に出向きます。

もし、謝礼がまだ済んでいない時は、旅行のお土産と一緒に、謝礼も持参します。

媒酌人には、その後も、中元・歳暮を結婚後、三年間は届けるのが、一般的な習慣です。

ただ品物を送るだけでなく、時には夫婦そろって媒酌人宅を訪れて近況報告をしたり、新年のあいさつに訪れたり、妊娠や出産などを知らせる手紙も忘れずに出すようにし、お付き合いを大切にします。


◆世話役などへのお礼
披露宴でお世話になった司会役・受付係・写真撮影係などの世話役にも、旅行から帰宅後、なるべく早くお礼をします。

金額は世話役を引き受けてくれた人との付き合いの深さによって決めますが、司会者には当然一番多額にお礼をすることになります

「御礼」または「寿」ののし袋に現金を包みますが、親友などが好意で引き受けてくれた場合は、代わりに何か記念品を贈ってもいいでしよう。

フィルム代など、細々とした雑費を世話役が立て替えていることがあります。

本人からは言い出しにくいものですから、お世話になったほうが気をきかせて尋ね、支払いを忘れないような注意が必要です。

 

結婚相談所

結婚後、新夫妻が初めて妻の実家を訪ねることを「里帰り」といいます。

地方によっては、帰るという言葉を嫌って、「里開き」と呼んでいるところもあります。

昔からのしきたりでは、結婚式後、三日目か、あるいは五日目に二人でそろって訪問し、妻だけ実家に泊まり、翌日婚家に帰ることになっていました。

また、里帰りの時には、婚家で新調した、婚家の家紋のついた小袖を着せて帰すならわしもあります。

これは、嫁が婚家で快く受け入れられていることを示す意味が含まれていました。

しかし最近では、里帰りという名前は残っていますが、形式にはこだわらず、訪問の時期も、新婚旅行から帰って来てからにし、服装もあまり気にしないようになっています。

新婚旅行から帰宅後、とりあえず電話で報告だけしておき、最初の土曜日か日曜日など、都合の良い日に行うことが多いようです。

嫁方では、新夫婦を迎え、食事の用意をして歓迎します。

近ごろでは、夫婦そろって泊まることもありますが、できれば、妻だけを泊めて、久し振りに親子水いらずの団らんの時を過ごしてもらうように夫も配慮しましょう。

里帰りの時は、新婚旅行のお土産のほか、夫から妻の両親・兄弟姉妹や主だった親類に、お土産を持参するのが一般的な例です。

地方によっては、里帰りを結婚式に次ぐ重要な行事と考えているところもあります。

 

看護師 結婚

旅行から帰った妻は、夫の両親に帰宅のあいさつをし、「末長く、よろしくお願いします」

「いろいろ行き届かないと存じます。よろしくお導きください」などと、今後についてもあいさつを加えます。

夫の両親と同居の時は、ただあいさつだけでなく、疲れていても、旅行中の話をするなど、両親の気持ちを思いやり、早く家族の一員として、なじむように心掛けましょう。

別居の場合は、最初に二人そろって夫の両親を訪ねます。

旅行からの帰宅が夜間であったら、あいさつに出向くのは翌日にし、とりあえず電話で帰宅の報告だけはしておきます。

夫の両親を訪ねる時は、新婚旅行のお土産とともに、嫁入り道具と一緒に送っておいた、両親や兄弟姉妹へのお土産なども、持って行きます。

夫が翌日からすぐ会社に出るような場合は、帰宅後、最初の休日に必ず両親を訪問するようにします。

同居にしろ、別居にしろ、両親や家族とは一生付き合い、折りにふれ、二人の生活に関わりを持つことになります。

ですから、二人が幸せで順調な生活を送るためには、両親や家族ともスムーズな人間関係を保つことが重要です。

必要なあいさつは、折り目正しい態度で、好感を持たれるようにしましよう。

 

再婚

◆旅先から両親への寄せ書 例1

このたびはひと方ならぬお世話にな誠にありがとうございました。

おかげ様にて、式もとどこおりなく済み、私ども両人はもちろんのこと、両家の両親たちにも大変喜んでもらうことカできました。

厚く御礼申しあげます。

私たちは、幸いお天気にも恵まれ、楽しい旅を続けております。

今日はこれから市内観光に回り、明日は○○へ行く予定でおります。

乱筆ではございますが、ひとこと御礼を申しあげます。

○○男△△子

◆旅先から両親への寄せ書 例2

お義父さま、お義母さま、お式から旅行にでるまで、何かとありがとうございました。

おかげさまで、とても素晴らしい旅を続けています。

二人で見る風景は一段と印象的で、旅ってこんなに楽しいものだったかしらなどと思ってしまいます。

明日はロマンチックなマリモの伝説を持つ阿寒湖。

今から楽しみです。

二人の素敵な旅の思い出と、おみやげを持って帰ります
○○の伯父さま、伯母さまにも、よろしくお伝え下さい。

 

シニア 結婚

◆新婚旅行の携帯品例             
<女性>
・衣類:着がえ用上着・スカート・下着・ブラウス・ストッキング・ネグリジェ・帽子・コートなど
・小物類:ハンカチ・ティッシュペーパー・アクセサリー・スカーフ・裁縫セット・折りたたみ傘・ふろしき・住所録・筆記用具など
・化粧洗面用具:歯ブラシ歯みがき・化粧用品・ヘアブラシ・香水・石けん・ヘアドライヤー・バスキヤップ・タオルなど
・その他:常備薬品・ビニール袋・健康保険証・祝儀袋(チップ用)など

◆旅行先からの便り
両家の両親にはもちろん、挙式に関してお世話になった媒酌人、披露宴で司会役や受付係などの世話役を務めてくれた人たちには、旅先からお礼状を出すのが礼儀です。

この際は、改まった形式的なお礼状である必要はなく、二人が無事に旅行を続けていることを、告げるだけでかまいません。

旅行先からの便りですから、文面は手短でも、簡単なものでも失礼ではありません。

二人の寄せ書にしてもいいですし、あるいは、連名で出してもいいでしよう。

便りはなるべく早い時期に、できれば宿についた晩か、翌日の朝にでも出すようにすれば、一番良いでしよう。

 

結婚