『内臓とこころ』/三木成夫 | 澤宗紀の『やりすぎくらいがちょうどイイ!』ブログ

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頭の中身は小学3年生。
明日にサラマポ!
中身はからっぽ。
来世はまじめに頑張ります。


もう40年くらい前の古い本なんですが、シンプルなタイトルと表紙のインパクトにやられて購入。


三木成夫さんという東京医科歯科大学て解剖学を教えてから色んな大学で講義されていた先生で授業が終わるとその独特な話術や内容から拍手が起こっていたという逸話を残すレジェンド。

もう亡くなられてますが、この本は保育園で行った講義を文章化した内容になっています。

難しい内容と昔ながらの言い回しで中々、頭に入ってこず…(私だけ!?)わからない所は飛ばし、また読み、また飛ばし…(すみません!)

読むのには時間かかるものの、とにかく驚いたのはこの話!


5億年の生命史。
…って文字にするだけでスケール壮大!


海から生命が生まれ、やがてその中の種が陸に上がり、酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出し始めて、それがやがてオゾン層となり、爬虫類から哺乳類、やがて今の人間になっていくこのとてつとない5億年のプログラムが…

なんと!!

ツワリが始まる頃の小さな生命
受胎1ヶ月後の
わすが1週間の間にこの凝縮したプログラムが母体の中で再生する…

どういうことかというと、お腹の中で小さい小さい生命体から人の形になる前の、わずか1週間の頭部を追いかけていくと、最初は軟骨魚類のそれでだったものが、そこから、爬虫類の形状になり、やがて手足ができて哺乳類になっていく過程が羊水を海とすると、そのまま海から人類が出来るまでの生命のリズムがお母さんのお腹のなかで再生しているらしいんです。

これ凄くないですか!


正に神秘!!


その、赤ちゃんの魚から爬虫類になっていく様を撮影したのが、自分が心を掴まれたこの本の表紙。



人間の身体の中にもう一つの地球があるかのように。生命史を再現しながら生まれてくる赤ちゃん。



そのスケールの大きい大河ドラマを是非、三木先生の独特な口調を想像しながら読んでいただければと思います。

ビバ生命のリズム!