佐伯泰英:芋洗河岸 3 未だ謎 | 無頼庵の独り言

無頼庵の独り言

無法でないが頼りない。気まぐれに思いつくまま綴ります。ボディジャム、時代小説、囲碁、川柳、家族、仕事、・・・

 (前略)

と思い返した。未だ善次郎が知らなぬ謎が一口長屋には隠されているのだ。    

 (28頁より抜粋)

※神田明神の不可思議な賽銭泥棒のことが、延々と続くのかと思いきや、あっさりと解決してしまった。そして、次々と対決の場面が繰り広げられる。道場破りから真田藩に招かれての対戦まで佐伯氏の作品としてはやたらに多かった。その為か読破時間は最短を更新したかもしれない。