小杉健治:独り身同心(六) 逃亡 「その代わり、そなたが逃亡していた件は目を瞑ろう」(276頁より抜粋)※珍しくと言っては申し訳ないが、全編にわたって緊迫したストーリーだった。主人公の同心が殺人を疑われ、追われる身になったのだから当然と言えるのだが、いつものノンビリした雰囲気はまったく感じられなかった。