牧場は背の高い建物はあまりありません、なので夏になると
良く雷が落ちて停電します、
目の前に落ちるとそれはそれは凄まじく
恐怖すら感じます実際はかなり離れていても田舎あるあるで
周りには遮るものは無いため以外に近くに感じたりします
(2~300mは離れているとは思います)
電気が止まると沢の水をくみ上げていたポンプも止まるので
牛たちの飲み水も出なくなってしまうのと
アイスクリームの冷凍貯蔵庫もあり
早急に電気を復旧させなくてはなりません、
なので何時も直ぐにどこが停電の原因か
突き止めなければいけないので
昼夜関係なく緊急出動する事になります
大体場内に引き込む電柱(数十本ある)
に雷が落ちている場合が多いので
どの辺りの電柱で電気が止まっているか
捜索し中電さんに連絡、復旧を依頼してから中電さんが到着するまでにブレーカ落ちたと思われる電柱に見当をつけて付近で待機
中電さんの到着後どの電柱が怪しいかを報告して通電を待ちます
こうすることでなるべく早い復旧が可能になります
通電が確認されたら直ぐにポンプ室のブレーカーが落ちているので手動で復旧しなければならずしかもポンプ室のあるある沢までは林道を軽トラで数分下らないとたどり着けません、
夏はまだ車が使えるのでまだ良いのですが
冬になると林道は雪で車は使えなくなりクロスカントリースキーを履いて林道を走破しポンプ室に行かなばならず、なかなか大変でした
牛達とアイスクリームの為手を手を拱いているわけにもいかず
右往左往するわけなのです。