しかし、読むのが大変難しそうなので、入門書で代替してみた。

 

超入門資本論 木暮太一著 ダイヤモンド社

 

原書はマルクス、社会主義マックスな内容かと思いきや

資本主義経済の緻密な観察により、その限界を論破するような内容でした。

(繰り返しながら、原書は読んでおりません)

 

マルクスの説く仕組みの上では、

労働者の賃金とは、生活コストを賄うギリギリの金額で設定されている。

手取り収入が多くとも、携わる業務が過酷だったり、ストレスフルだったり、

或いは社歴が長いと扶養家族が増えてくる年頃だったりと、結局はカツカツになる運命。

 
働けど、働けど・・・これが資本主義の宿命。
また、利益を追求していく企業の性質上、労働環境は苛烈になり、
マーケティング市場も苛烈になり、一般的な労働市場は正社員さえ危うくなる。
 
合理性を追求する企業努力の行く末は、このような残酷な競争しかのこらない。
そして、それをリセットする不況や恐慌すら税収でどうにかコントロールしようとする国家。
 
ろくな未来が待っていない・・・(としか思えない状況)
 
それを乗り越えるには、フリーランスのマインドを持った労働者になる。
一朝一夕には逆転、コピーされない持ち味(ウリ)を持った労働者になる。
テクノロジーに負ける労働者ではなく、それを使いこなすオペレーターになる。
 
あるいは、本書には載っていない手段。
 
つまりは、雇う側(使用者、資本家)になる。
 
新年一発目から、なかなか刺激的な読書体験でした。