ブレスト部のブログ -4ページ目

行動する

どんなに素晴らしいビジネスプランを書いたところで実行しなければ、形にならない。

頭の中で完璧にシナリオを構築しても実行しなければ完成しない。

経営のノウハウや理論を頭に積み込んでもコミットして動かなければビジネスにならない。


多くのビジネスプランを見てきて、そしてそこに小額であれ投資や助言をして言えること。どうして、大きな金額をゴール設定しているのに、小額のお金も自分から集めて出せないのか?


近年の起業の携行しての勘違いではないか?と追う部分が、いきなり10億、100億のビジネスを考えていること。だから出資してもらいたい金額も桁が大きい。しかし出資はあくまでも投資なのでボランティアやドネーションとは違う。


出した金額以上のリターンを求めるもの。


形の無い、大きなビジネスよりも。実際に形のある小さなビジネスが投資しやすいし、将来が読める。そのための起業のスタイルとしても、先ずは1人、2人が食えるビジネスを実際に行いながら、将来のことを話に来てもいいと思う。すくなくとも、自分で小額のお金を出して仕事を創るという発想はとても大切だと思う。


ブレスト部では、このような新しい起業のスタイルとして、先ずは自分達、次に自分達の周りやWebを使った固定費がかからない仕組みで稼ぐなど、今のスタイルによりフィットしたブレストを提案します。もちろん、いいね!という内容には、出資をします。


やりたいことを全部やるために考えよ

「やりたいことは全部やれ」

これはBBT大学院で経営の何たるかを叩き込んでいただいた大前研一学長の言葉です。


そして「やりたいことを全部やりたい」という人も増えてきました。そして「人のためになりたい」という人も本当に増えてきました。その気持ちは本当に大切です。

問題はやりたいこととできることにGAPがあることなんです。短期的にはそれほど大きな問題になりませんが、お金の問題はさけて通れません。お金がなければ被災地に物資を届けることもできませんし、ボランティアの方の実費を負担することもできません。

お金ってどうすればもらえるんだっけ?という素朴な質問にかえります。多くの方は会社から給料としてもらいます。

しかし、もしあなたのやりたいことが自分でビジネスをする、ということであれば180度転換します。お金はお客さまからいただくしかありません。儲けがなければ生活費を削るしかありません。将来的に儲かるかもしれないという期待値がなければ資金提供されることはありません。儲けのためには自分のできることをすべてやらなければなりません。営業も資金回収も人事も広告も謝罪もITも何もかも。

自分ごととしてすべてをとらえる必要があります。もちろんリターンも自分に帰ってきます。いつ皆さんが起業しなければならない時がくるかは分かりません。皆さんにその気がなくとも会社から辞めてくれ、といつ言われるか分からない時代です。それに備え、何事も自分ごととしてとらえ、考え、行動することが結局は自分の身を守ることにつながると思います。

「やりたいことは全部やれ」
ただし、
「やりたいことを全部やるために必要なことをよく考えろ」
「やりたいことを全部やるにはきれいごとでなく資金がいる」
「どうやってその資金を得るか、考えて、実行せよ」

Web Paradigm shift

最近強く思う事。
それは、Webの業界について。
仕事柄いくつものweb会社、いくつものwebのプロデュースをしてきた経験上、強く思うことである。
どこの会社も、web戦略とか、webマーケティング、webコンサルティングという看板を掲げています。

私見かもしれませんが、webはやっぱりリアルがあって初めて存在するものであると思っている。リアルとはモルタルという意味ではない。
実際リアルな会社、つまりwebを発注する会社のリアルな戦略という意味である。
リアルな戦略とリアルでの成功モデル、ビジネス・モデルがあって初めてwebがあると思う。

webを成功させるためには、成功というか、webで何を実現するのかということは、まず、リアルでの戦略があり、その戦略の具現化としての戦術ツールとしてあるのがweb。

つまり、
web発注側には、確固たる戦略(経営/事業/マーケティング)があり、請け手であるweb制作会社は、そのリアルな戦略を構築する力、或は、理解する力がなければならないと思う。
つまり、webのテクノロジーや小手先のSEO、過剰なデザインありきではなく、顧客業界へのナレッジ、ビジネススキルのナレッジが必要であるということ。

さらに
発注側と請け手に大きな問題がある。
webを安く発注する、安く受注するという問題である。
webで何を実現したいのかにもよるが、
例えば、収益に繋げたいとする。

その会社がwebではなく、人材の補強を選択したらどうなるであろうか?
そこそこ優秀な営業マン、マーケッターを雇用したら、年間幾らかかるだろうか?
一人1000万円から1500万円くらいは必要であろう。
これと同じことを10万円や20万円のwebで実現できると思っているのだろうか?

全くナンセンスな話である。

発注側、請け手の正しいwebへの理解、そして、請け手のビジネスナレッジの知識武装。

このParadigm_Shiftに気づいた発注側、受注側のマッチングこそが今後成功するwebたり得ると思う。